朝日新聞のもうひとつの記事は、シタールの話題だ。私はいってしまえば「楽器フェチ」で、特に民族音楽の楽器を町で見かけたりすると、何十分もその場を動けなくなる。自分がもっていない楽器は欲しくなってしまうのだ。
そういう人間がまだもっていないのが、シタールだ。こればっかりは、10万円かそこらで買えるものではないので。以前にある飲み屋で、どう見ても店の飾りにしかなっていない弦の錆びたシタールをねだってみたが、ダメだった。
シタールの魅力にとり憑かれたキッカケはといえば、ご多分にもれずというか、ビートルズだ。特にジョージ・ハリソンが好きで、インド思想やインド音楽への傾倒も思えばビートルズがキッカケだったかもしれない。
この記事の取材対象である若林忠宏さんというすごい人がいて、ありとあらゆるアジアの民族楽器を弾きこなしてしまう。吉祥寺で民族音楽センターをやっている人といえば、名前を忘れている人でも思い出すかもしれない。特にシタールの腕は高い評価を得ていて、「インド人もビックリ」状態らしい。
近いうちにシタールを生で聴ける催しが記事にあったので、書いておく。
『ディワリ・イン・横浜2004』
10/23(土)・24(日)10:00〜17:00
横浜・山下公園(石川町駅)
ヒンドゥー教の正月を祝う催しで、シタール演奏、インド舞踏、インド料理屋台など。
詳細:『横浜インド文化交流協会』
【参考サイト】