聖母アマチのアシュラムが被災

インドの「慈愛の聖母」とか「抱きしめる聖者」と呼ばれるアマチ（愛称：アンマ）の話です。
先月のスマトラ島沖地震の際に、インドのアムリタプリにあるアンマのアシュラムが津波によって被災されたそうです。
ちょうどその時、アマチがダルシャンをやっていて、訪れた人々一人一人をハグしていたときに、津波が襲いました。
しかし、アンマの適切な指示によって、死傷者はゼロだったそうです。
詳しくは、こちらのページにあります。↓
http://www.ammachi.gr.jp/web/tsunami/1226tunami.html

それはそれで良かったんですが、今回の被害はホームレス生活を強いられる1万人を含む5万人の人々に影響を及ぼすと推測されているそうです。
それで、アンマは南インドを始めとして何千もの家を建設することを誓ったとのこと。
そのために必要な募金を募っています。

以下に、アンマの言葉を引用します。

「過去においては、自然が私たちを保護し、養い、支えてくれました。しかし、母なる大自然に対する人間の無知な干渉と利己的な利用は、その微少なバランスを乱してしまいました。これは、世界中でネガティブな影響として現れてきています。雨も、風も、日差しも以前は各々のシーズンを通して適切な割合で施されていたのが、最近では不規則な現象を現し、時には破壊的な影響さえ及ぼしています。失われた自然の調和を取り戻すのは私たちの責任です。」

この聖者が言うように、やはり人間たちの行いによって自然災害が発生しているようです。
そして、アンマはその解決策にも言及しています。

「波動と自然の両方が汚染され、調和が乱される時があります。　そのような時にはプージャやホーマを執り行うべきです。　それらの儀式は自然を通常の状態に戻し、悪い波動を浄化します。
私たちに必要なすべてのものを与えてくれる自然に仕え、面倒を見ることは、人間の義務です。　
皆で神の御名を唱え、祈ることはとても効果的で、すべてを変える力を持っています。
心に調和を取り戻すことは、祈り、瞑想、唱名によって支えられた無私の態度によってのみ可能です。
最初に人間の心に調和が取り戻されれば、自然界の調和も取り戻されることでしょう。
集中のあるところには調和があります。」

上で言っている「プージャ」とか「ホーマ」というのは、インドの伝統的な宗教的儀式のことですが、日本人であるわれわれには別の方法があるでしょう。
アンマは、人々の心に調和が取り戻されれば自然災害も起こらなくなると言明しています。
それを信じて、「知らせる活動」をしていきたいものです。

【関連サイト】
アマチ公式サイト： http://www.ammachi.gr.jp/index.html
義援金に関して： http://www.ammachi.gr.jp/web/tsunami/gienkin.html　

聖母アマチの教え―ヴェーダの叡智