探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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スマトラ島沖地震の救援活動


大リーグ・ヤンキース松井秀喜選手が、スマトラ沖大地震被災地支援のために5000万円を日本赤十字社へ寄付したそうです。
でも、インドネシアとかは、役人のワイロとかの不正が多いから、ちゃんとしかるべき人々にお金が渡るのかどうか、ちょっと心配ですね。
インドネシアで役人へのワイロが多いのは、公務員の給料がウソみたいに安いということもあるんですね。
でも、それだからといって不正を正当化していい理由にはならないけれど、給料だけでは食っていけないという事情があるんですね。

国連では、妊婦と子供に支援の手を差し伸べようと協力を呼びかけているとのこと。
妊婦に少しでも清潔な出産環境を確保するための緊急出産キットを配布しているそうです。
また、被災地の混乱に乗じて子供の人身売買が横行し始めていて、「子供を守れ」が急務と言っています。
今回のスマトラ島沖地震では、子供の犠牲者は全死者の三分の一を占めるとみられ、かろうじて生き残っても、生命の危機に瀕している場合が少なくないそうです。
インドネシアアチェ州では、津波被害の混乱を受けて数多くの孤児が生まれたことを悪用して、人身売買のブローカーが暗躍し始めたといいます。

アチェだけで少なく見積もっても3000〜4000人の孤児が発生したと推定されるそうで、インドネシア政府は「両親を失うか両親とはぐれた子どもは35000人に上る」と推計しているとのこと。

その一方で、インドの慈愛の聖母アマチ(マータ・アムリターナンダマイ・デヴィ)は、津波によって壊滅的な被害を受けた南インドの家屋再建に向け、日本円にして24億円を献金することを決めたそうです。
家屋は州政府の設計のもとに建てられ、アンマ(アマチの愛称)の慈善施設であるMAミッションは二部屋に台所、小さなベランダそれにトイレを付けることを提案したとか。
アンマのアシュラムはインドでも被害が大きかったケララ州のアラッパード村にあり、この地域では、何千人もの人々が家を失いました。
アシュラムでは、新しい家が完成するまでの仮設住宅をすでに建築し始めています。

困っている人たちを黙って見捨てておけないアンマらしい行動だと思います。

いま、こういう状況で、われわれにできることは何かを、よく考えてみることにします。

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