今日(2005/01/13)の朝日新聞の朝刊に、いくつか地震関係の記事があった。
●スマトラ沖地震が誘発? 四国西部の地下で微小地震
http://www.asahi.com/special/041227/TKY200501120320.html
スマトラ島沖地震が起きた直後、四国西部の地下深くで深部低周波微動と呼ばれる微小な地震が活発化していたことがわかったとか。
微動は大地震の翌日から愛媛県西部の沿岸部で活発化、北東方向の内陸部や南西方向の豊後水道側に発生域が移動したとのこと。
スマトラ沖の地震に誘発された可能性があるそうだ。
調査委の委員長は「これを引き金に何かが起きるわけではない」と話しているけれど…。
●30年以内に大地震 長野県中西部、確率最大13%
http://www.asahi.com/science/update/0113/002.html
政府の地震調査委員会は、長野県中西部の活断層帯である境峠・神谷断層帯で、30年以内に大地震が発生する確率が最大で13%とする長期評価をまとめた。
これまでに公表された77断層帯のなかで2番目に高い発生確率とのこと。
境峠・神谷断層帯は、安曇村から伊那市に至る主部と、塩尻市と諏訪市から木祖村に至る霧訪山−奈良井断層帯から構成されるものだという。
それから、いま朝日新聞朝刊で『迫る巨大地震』という連載があって、今日から第4部「阪神大震災10年」が始まった。
これによると、新潟県中越地震が発生して6分後に総務省の危機管理センターのコンピューターがはじき出した被害予測では「逝去者8人、寡欲被害153.4棟、出荷2.7件」だったとか。
どうも精度がよくなかったようで、政府の対応が遅れたのは、このへんにも原因があったのか…。
この記事によると、阪神大震災以後、地震の被害予想は格段に進歩したが、その対策は遅れているという。
仮題はまだまだ大きいようだ。
それと、次は地震とはまったく関係ない記事。
●携帯電話「8歳未満は使わせないで」 英専門機関が警告
http://www.asahi.com/international/update/0113/008.html
電磁波が体に与える影響を調べている英国の専門機関が「8歳未満は携帯電話を使わないで」という警告を出した。
頭蓋骨の発達が未熟な子どもは、聴覚や脳の神経の病気にかかりやすいとの指摘を踏まえたものだという。
ちょうど、今読んでいる自身前兆現象の本の著者も、電磁波という別の観点から、小さい子供には携帯電話を使わせないようにと警告している。
それどころか、この著者の工学博士は、上記の理由から、自分でも携帯を持たないそうだ。
大人でも頭痛がしたりする人もいるのではないか、とのこと。気をつけましょう。