今朝の東京は雲ひとつない快晴。気温も高い。
地震雲はまったく見られない。
今朝は五島列島近海、新潟県中越、奄美大島近海で小規模の地震があったが、まだ他のところでも起きそうだ。
東日本のどこかか…。
つい先ほど(1/18 11:00頃)も耳鳴りがあったので。
乳癌に救われた(?)樹木希林さん
今朝、出かける用意をしていて、時間を知るためにつけていたTV番組で、樹木希林さんが乳癌で片方の乳房を切除したと報じていた。
去年の暮に、ちょうどスマトラ島沖地震が起きた前日から家族でプーケットへ旅行する予定だったが、その手術のためにキャンセルしたとか。
乳癌が、自分を含めた家族の命を救ったとういわけだ。
樹木さんは芸能人のご多分に漏れず、ある宗教を信仰していると聞いている。
番組のインタビューで、乳癌を切除した時の覚悟などを淡々と語っていた。
人間というものは、危機的状況に陥ったときにも信仰があれば心の平静が得られるものだなと思った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000035-nks-ent
週刊現代の記事
新聞の『週刊現代』の広告で「東海大地震」の記事に目が止まった。
普段は週刊誌なんて読まない人間だが、買ってしまった。
だいたい週刊誌なんていうものは芸能人のゴシップとかどーでもいいような記事ばかりで、たまに価値ある記事があってもサワリしか書いてなくて、知的欲求不満に陥る。
まだ読んでいる途中だが、スマトラ島沖地震の記事の中からいくつかのエピソードを。
家族が行方不明になったある日本人が、透視能力者に依頼して居場所の透視を依頼したところ、トタン屋根が見えると言われて、その後、肉体がトタン屋根の下から発見されたとか。
ある日本人夫婦が、夫が遠くの波を見て恐くなって陸の方へ逃げたが、奥さんは泳げないのであきらめた。
だが、奥さんは水に潜った後で浮き上がったときに、目の前に救命胴衣をまとった女性が浮いていて、必死につかまって漂流して、停泊していた客船に救助されて助かった。
結果的に夫婦とも助かった幸運な例だ。
ほんのわずかな違いで…
大地震のような自然災害が起きたときに、命を落とした人たちのことを想う。
助かった人の中には、確固たる信仰をもった人もいただろう。
自分を守護している存在に助けられたという人も少なくないだろう。
自分の直観に従って、命を救われたという人もいるだろう。
助かる、助からないは、ほんのわずかな違いが、明暗を分ける場合も多いだろう。
人間は大自然の中で、生きているのではなく、生かされている。
自然の中のいろんなものに頼って、恩恵を受けて生きている。
そのことに対して常に感謝の気持ちを忘れない人、自然と一体化している人は、大地震などが起きても、何らかの形で救いの手が出されるのではないだろうか。
ほんの些細な「知らせ」が、ほんとうに生存への分かれ道となるのだ。
「死もひとつの学習」ということ。
もしも「死んだらそれまでよ」だったら、学習も何もない。
生まれ変わりというものが本当にあると知っているから、死とは終わりではないから、そういうことが言えるのだ。
大地震などの自然災害が起きたときに、被害とはまったく無縁の地域にいた人たちも、尊い命を犠牲として亡くなられた人々から学ぶべきことはあるだろう。
どうすれば地震の被害から免れることができる、とか。