大昔（2004/10/15）に書いた(1)の続編を、やっと書く。
(1)の方を先に読みたい方は、こちらを。↓
2004-10-15 - ●探求三昧 by N.Momose● 何でも探求するブログ
肉食の弊害
ビートルズの歌に『Piggies』というのがあった。ジョージ・ハリソンの曲だ。菜食主義者のジョージが、豚肉を食べる金持ちたちを「共食いだ」と皮肉った歌だ。豚の鳴き声で終わる曲。
経験的にいうと、およそ肉の中で豚肉がいちばん波動が荒くなる。また、性欲が過剰になる。
いまアメリカでは、一部の進んだ人々が飽食から脱してヴェジタリアンになりつつある。まあそれは健康志向という極めて地上的なきっかけではあるが、結果論としては「肉食人種」たちにとっては好ましいことだろう。
ヴェジタリアン志向は、たとえばイスラエルでも同じようだ。以前の会社ではイスラエル人との仕事の付き合いが多かったが、若者たちの間でヴェジタリアンがけっこういた。また、テルアヴィブあたりでは、日本食ブームでもあるようだ。
肉食過多の害をまとめると、次のようになる。
- 不要な脂肪をとりすぎる。
- 血液が酸性に傾き病気になりやすい。
- リンが過剰になって体内からカルシウムが奪われる。
- 大腸ガンなどのガンや成人病になりやすい。
- 自我が強まり、肉体意識が「物の原理」に偏って、スピリチュアルな次元の事象について考える余裕がなくなる。
- 戦闘的・暴力的性質が強まる。
- ものの考え方が単細胞になる。
- 感情が激しくなる。
- 女性は男性的になり、ヒゲが生えてくる。「男性的人生」を歩むようになる。
- 性欲が高まりすぎる。
- 想念の波動が荒くなる。
- 精妙な感覚をもてなくなる。
- 食肉用家畜を育てるために世界の森林が減っていく。
日本で流通している豚肉などは、薬漬けになった半病人（半病豚？）のような豚が多いと言われていて、反ヘルシー志向に拍車をかけているだろう。
それをさらに加工して燐酸などが加わった状態では、体内のカルシウムがさらに奪われる結果となって、「キレる若者」がますます多くなってしまう。
このように、肉食とは霊性に目覚めたいという人々にとってはあまりふさわしいものではないようだ。
もっとも、菜食主義者になることを薦めるものではない。
肉の過食はこのような弊害があるんですよという情報を提供しているにすぎない。
要はバランスの問題で、肉が過剰にならないように、野菜も穀類もバランスよくとっていれば問題ないだろう。
私の師も、必ず菜食になりなさいと言っているわけではなく、いろんな種類の食べ物をとった方が良いと言っている。
ただ、ある種の霊的修行を行う人々が、ある期間に菜食になって禁欲を守ることが重要であるとも言われているが。
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