今朝10:53頃、福岡県西方沖でマグニチュード7.0の大地震が発生した。
私は新宿のヨドバシカメラに買い物に来ていて、売り場のテレビで発生直後にニュースで知った。
11:10頃に津波の恐れがあると警報していたが、幸いにして津波は発生しなかった。
発生時刻 2005年3月20日 10時53分ごろ
震源地 福岡県西方沖
緯度 北緯33.9度
経度 東経130.2度
深さ ごく浅い
規模 マグニチュード 7.0
最大震度は福岡県と佐賀県の一部で震度6弱。
なんと北は茨城県南部まで揺れた(震度1)という大地震だった。
地震の規模にしては被害が少ない方だっただろうが、都市型地震の恐さを思い知らされた地震だった。
家が全壊したとか、マンションの壁が崩れたとか、ビルの窓ガラスが多数割れたとか。ガス漏れも発生しているという。
たとえ命が助かっても、避難する際に道路に散乱したガラス破片や、ビルから落ちてきた物で怪我をしたりすることもあるだろう。
東京のように、はるかに住宅が密集した地域で同規模の地震が発生したら、どうなってしまうのだろう。
それを考えると、東京で大地震が発生した際の被害予想というのは、まだまだ甘いのではないかと思ってしまう。
普段「地震慣れ」していない地域ほど、精神的ダメージも含めた被害が大きいということがよくわかった地震でもあった。
内陸部には警固断層があり、その北西の延長線上の活断層が動いたために発生した地震であるらしい。
それにしても、よりによってお彼岸の中日に大地震が発生するとは。
今日は地下鉄サリン事件の10周年の日でもあった。
「世界的規模の天変地異」は待ったなしのようだ。
大地震は連鎖するということは、一部の地震学者たちも認めている通りだ。
何度も警告しているように「これは始まりに過ぎない」という認識が必要だろう。
気象庁発表の報道資料によると、今後、震度5弱程度の余震がある可能性があるとのことなので、要注意だ。
以上、とりあえず第一報として。
以降、プロジェクトEの地震予測の件も含めて、今日書く分の関連記事は、この下に追加していきます。