…と、今日あたり書こうと思っていたら、ルナさんが先にブログで書いていました。
毎年6月23日に巡ってくる「沖縄慰霊の日」だけど、今年は60周年の節目にあたりますね。
いま通勤電車の中で読んでいるのは『沖縄・八十四日の戦い』(榊原昭二著、岩波書店・同時代ライブラリ)という本です。
読んでいるというよりは、「読まされている」と言った方がいいのかな。
沖縄戦体験者の生々しい証言を集めた貴重な記録です。
以前にブックオフで100円で買ったもの。
いまAmazonで探したら品切れ(絶版?)みたいだけど、Amazonマーケットプレイスには数冊あるみたいです。
- 作者: 榊原昭二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1994/08/18
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (2件) を見る
沖縄戦60周年ということは終戦後60周年ということでもあり、全国各地で関連の催しがあるでしょう。
沖縄では、沖縄全戦没者追悼式が6月23日午前11時50分から、摩文仁の平和祈念公園で行われます。
摩文仁といえば、去年11月に沖縄聖地巡礼に行ったときに、摩文仁の丘の上で一人『島唄』を歌いました。
あのへんで戦死した多くの人々を供養するために、自然と口ずさんでいました。
今年の6月23日は木曜日で、摩文仁で追悼式が始まるのが、会社や学校でちょうど昼休みになる時間帯なので、私も仕事場で祈りを捧げるつもりです。
できたら常駐先の近くにある神社へ行って祈りたいと思ってます。
いまこれを読んでいるあなたも、20万人とも、それ以上とも言われている戦没者の霊を慰めるために祈りませんか?
祈りというものは、できるだけ多くの人々が同時に祈った方が効果があります。
その日を忘れてしまわないように、このブログで、前日にお知らせします。
沖縄へ実際に行ってみると、まだまだ浄化されていないところが多いように思います。
そもそも、なぜ沖縄だったのかというと、一つには、琉球王朝の昔から戦の繰り返しで、平和を見ることがなかったという「土地のカルマ」的な要因もあるのではないかと思います。
沖縄戦だけではなく、もっと長いタイムスパンで見ても、やはり「浄化」が必要なのです。
カミンチューみたいな人々が多く沖縄に生まれてくるというのも、そういう要因もあるのではないでしょうか。
ぼくが師と仰ぐ方は、かつてサイパン島で慰霊祭を行い、一人で数千(数万?)の彷徨える霊を成仏させたそうです。
次は沖縄を何とかしないとならないとおっしゃっているそうですが、昨年病気をされて、いまはちょっと無理でしょう。
慰霊の日のお祈りは、火の神(ヒヌカン)☆クラブのメンバーにも呼びかけてみることにします。
ちょっと先になりますが、東京ではミュージカル『ひめゆり』の公演もあります。
沖縄ブームというけれど、単なるグルメとかライフスタイルとかだけではなく、沖縄の歴史とか洗練された文化とかに興味をもってくれる人が増えると嬉しいです。