前日まで
かみんちゅネットワークで、沖縄の大国みろく大社の比嘉良丸さんが、旧暦8月8日である9月11日(日)に祈りを合わせる必要があるとのことで、呼びかけていた。
この日は、世界がこれから良い方向に向かうか悪い方向へ向かうかの岐路にあるということです。
そのため、それに先立つ新月の9月4日(日)13:00に、みんなで祈りを合わせましょうと呼びかけていた。
東京では、Silent RootsさんのMIXIでの呼びかけで、皇居に集まって祈りましょうということになった。
私は前日の9/3にも神奈川で聖地巡礼をしているので、この日は近くの神社でお祈りしようと思っていたところに、神の世に橋渡しをするのに祈りをする人の数が足りないと訴えるSilent Rootsさんの書き込み。
ダウジングで守護霊(守護神)に伺ってみると、行くようにとの指示。
その後、耳たぶをつままれて(お知らせがある時の合図)、他に行くべき聖地はあるかと聞くと、江島神社へ行くようにという。
更に何度か耳たぶをつままれ、お供物などについて事細かに指示が出た。
今回は、よほど重要な祈りになるのだろう。
ヒヌカン☆クラブ(本部、MIXI支部)、「ともに祈る」コミュでも、祈りを呼びかける。
耳たぶを触られるというのは、こういうことに慣れていないと、ゾッとするような感じがするかもしれない。
なんといっても、見えない存在に体を触られているのだ。
体の表面ではなく、体の内側を触られているような感じがするといっても、どれだけの人がわかってくれるだろうか…。
江ノ島へ持って行くように指示されたものは、以下のとおり。
ヒラウコウ(平御香、沖縄線香)17本、塩、米、リンゴ1個、みかん3個、バナナ5本、ワンカップ清酒3本。
皇居での祈り
翌日、スーパーで果物や酒を買って、その足で東京駅へ。
12:30に丸の内北口へ行ってみると、子供連れの家族など、十数名が集まってくれた。
Silent Rootsさんが、祈りの場所を2ヶ所の候補のうちどちらか決めかねているので相談を受け、ダウジングで伺うと、池のそばで祈るようにとのこと。
12:45に駅を出た頃から、ポツポツと雨が降り始めていた。
雲行きが怪しいのが心配だ。
13:00に祈りの場所へ着くのは間に合いそうにない。
ひとまず外苑のお堀端で祈ることになる。
Silent Rootsさんと私を含め、未年と申年の人4人が内側で手をつなぎ輪をつくって、その外側に他の人たちが輪を作る。
祈り始めてしばらくして、Silent Rootsさんが童謡を口ずさむ。
そして、みんなで童謡を何曲か歌う。
最後はたしか『ひらいた、ひらいた』だった。
祈りが終わったとたんに、大粒の雨が降り出した。
こういう浄化の雨はよくあることと、誰かが言っていた。
お祈りが終わるのを待っていてくれたようだ。
ここでいったん解散ということで、他の人たちは内苑へ入っていくが、私は江ノ島へ向かう。
なんとか4時までに江島神社の龍宮の前に着いて、お祈りしなければならない。
ちなみに、「なぜ皇居なのか?」というと、べつに天皇陛下に対して祈っているわけではなくて、ひとつの「パワースポット」つまり聖地だから、ということなのだろう。
また、天皇制うんぬんは別として文字通り日本の中心であるわけで、そういうところで日本全体の平和を祈ることは意義あることだろう。
大国みろく大社のカミンチューである比嘉良丸さんには、去年11月の沖縄聖地巡礼のときに出逢ったが、比嘉さんが呼びかける本土の聖地巡礼には、まだ参加したことがなかった。
東京で聖地巡礼があっても都合が悪かったり、地方で行うときも平日で行けなかったりで、どうもタイミングが合わなかった。
今回は比嘉さんが喪中で不参加だが、かみんちゅネットワークの祈りに初参加したということになる。
今回参加してみて再認識させられたのは、「ともに祈る」ことの大切さ。
そういうわけで、自分にとってもプラスとなった祈りだった。
江島神社での祈り
東京駅から東海道線に乗り、藤沢で江ノ島電鉄に乗り換え、14:30過ぎに片瀬江ノ島駅に着く。
歩いて江ノ島大橋を渡り、江島神社へ。
江島神社は宗像三女神(という呼び方はしていないけれど)の各女神を祀る3つのお宮がある。
3宮と弁才天堂の前でご挨拶。
やはり江島神社は祈りが深く入っていく。
炎天下を、しかも断食状態で、あの長い階段を上るのは、さすがにこたえる。
汗だくになりながら、江島神社・奥津宮の境内にある龍宮(わだつみのみや)に着く。
御祭神は、龍宮大神。
数年前に建てられたばかりの新しいお宮だ。
洞窟のような低い建物の入口に、龍神が待ち受けている。
いまネットで調べて気付いたのは、龍宮の例祭は九月九日だという。
もうすぐではないか。
どういうわけか、聖地巡礼で神社を訪れると、そこの大きなお祭の直前であることが多い。
わざわざそう仕組まれて行かされているのだろうか。
それとも、単なる偶然か。
例祭にも行きたいが、金曜日なので休めない。残念だ。
バッグから供物を取り出し、半紙を敷いて並べる。
なんとか15:00すぎにお祈りを始めることができた。
まず宇宙全体の調和の祈り。
続いて、世の中が混乱せずに調和がもたらされ、戦争やテロが起きない世界になりますように。
地震などの自然災害によって大きな被害が出ないように、大難を小難に振り替えていただき、皆が成り立つ結果にお導きください。
選挙で日本の国を正しい方向へ導く人々が選ばれますように、と。
江島神社は、あれだけたくさんの人たちが押しかけるのに、いちばん島の奥にある奥津宮までお参りする人の数は少ない。
3宮ともにお参りして、初めて参拝したと言えるのに。
龍宮に寄る人の数は、更に少なくなる。
中に入ってお祈りしようという人は、(なぜか)子連れなど、ごく一部だ。
これは、私にとっては都合が良いこと。
また来週もお参りさせていただきますと伝え、供物を片付ける。
片瀬江ノ島駅からロマンスカーに乗り、19:00すぎに花小金井駅で降りると、すごい激しい雨の洗礼を受けた。
今日の江ノ島は、まったくの快晴で雨ひとつ降らなかったのに。
これもひとつの「浄化の雨」だろうか。
【参考サイト】