探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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消えたイスラエルのお兄ちゃんお姉ちゃんたち


日本にいるユダヤ人(イスラエル人)は数が知れてるだろうけれど、じつは首都圏では、みなさんけっこう知らずのうちに見かけているんですよ。
知ってますか?
都心の街角に、夜になると路上でアクセサリーを売る若い男女の外国人がいますね。
あれはほとんどイスラエル人です。
見ていると、彼らは時間がたつと人が入れ替わって、どうもそういうグループがあるみたいです。
イスラエルへ仕事で4回行ったことがあって、来日したイスラエル人たちとも付き合いがあったので、顔を見ればすぐにわかります。
中にはときどき日本人や他の国の人がいたりする時もあるみたいです。
ためしにヘブライ語で「シャローム(Shalom=こんにちは)」と声をかけてみれば、イスラエル人ならば「Shalom」と返ってきます。


ぼくは時々、仕事からの帰りに、JR新宿駅から西武新宿駅まで5分ほどの道のりを歩くことがあります。
始発駅から座って帰りたい場合などに。
で、歌舞伎町の前を通るわけですが、そこにもアクセサリーを売るユダヤ人の若者がいるんですね。
イスラエルのテルアヴィヴ近郊にあるN社のエンジニアたちと親しくなって、中には「わたし、東京にいたことがあるの」と言っていた女の子もいました。
聞いてみたら、やっぱりアクセサリーを売っていたとか。


ところが、数日前から、彼らが消えてしまったんです。
ある夜のことでした。
イスラエルのお兄ちゃんが店じまいをしていて、その前におまわりさんが立ってジッと見ていたのを目撃しました。
「もしかして、観光ビザで営業行為はダメだとか言われたのかな」とか思ったものでした。
でも、そのアクセサリーの露天だけでなく、他の露天も少なくなったような気がします。
たとえば、電車の中で拾った雑誌を売っていた叔父さんたちとか。
さいきんそういう取締りが厳しくなったんでしょうか?
それとも新宿だけなのかな…。


いずれにしても、ちょっとかわいそうではあります。
ぼくはシャイな人間だから、そういう露天の前を通りかかっても、こちらから話し掛けることはないんだけど、時々アルコールが入ったときや、イスラエルの仕事仲間を連れているときなどには、よく話し掛けたものでした。
露店を仕切っている人々が恐くないのかと疑問をもって、聞いてみたところ、彼らはみんな優しくて、ぜんぜん恐くないんだそうです。
しかも、彼らのいちばんのお客さんなんだって。


日本人とユダヤ人は兄弟…かもしれない…ということを彼らに説明して、どれだけの人たちが同意してくれるかな…。
日本に好き好んで来るからには、そういうことに関心をもっている人たちもいるかもしれません。

追記(2005/11/28)

今日、歌舞伎町を通りかかったら、イスラエルのお兄ちゃんたちがアクセサリーを売っていました。


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