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今日は旧正月〜中国と韓国と日本のつながり


昨日土曜日に休日出勤したら、いつもは土曜はデフォルトで休出で平日と変わらないくらい多くの人がいるのだけど、ひっそりとしていました。
いま常駐している品川の某大規模プロジェクトでは、ぼくの席は中国人と韓国人に包囲されてます。
ところが、今日が旧正月だから、みんな休んでいて、中国人と韓国人の姿は皆無でした。
それだけ中国と韓国から来ているエンジニアが多いんですよ。なぜだか。
うちはヒヌカンと神棚の供物を替えてお祭りするのが旧暦の1日と15日なので、今日はお供物を替えて祝詞をあげました。
1年の区切りが月の運行に従っているという方が、なんだかしっくり来ます。
それだけ人間にとって新月満月の区切りというのは大切なんだなと。


下記の中国の旧正月について紹介したページなどを見てみると、日本の正月の風習というのも、その多くは中国から伝わったのだということがよくわかります。↓
http://www.arukikata.co.jp/webmag/2005/0512/sp/051200sp_07.html


韓国でもソルラルといって、正月は旧暦で行われているということは、たとえば下記のページを見てみるとわかります。
http://www.arukikata.co.jp/webmag/2004/0412/sp/041200sp_02_04.html


中国と韓国と日本は兄弟?

上にも書いたように、いま働いている現場では、左隣が中国人で右隣が韓国人、そして向かいにも韓国と中国から来ている人たちが座っていて、そういう「国際的な?」環境で仕事をしています。
そして「きっと古代の日本もこういう感じだったんだろうな」などと思ったりします。
つまり、朝鮮半島韓半島)や中国…それだけではなく、もしかしたら例えばペルシャ古代イスラエル、トルコなどの西国、インド、そしてさまざまな遊牧・騎馬民族なども渡来して来たかも知れない。
そういう雑多な人種が集まってできていったのが「日本人」なんだと。


最近読んだ本で『古代天皇家と日本正史−現人神と万世一系の超秘密』というのがあります。

古代天皇家と日本正史―現人神と万世一系の超秘密

古代天皇家と日本正史―現人神と万世一系の超秘密

本の帯には「他の歴史書では決して読めない目からウロコの衝撃事実と情報満載!!」とある。
この本を読むと、古代の日本では、百済高句麗の権力者たちが入れ替わり立ち代りして渡来して王朝を乗っ取り、天皇となったと主張しています。
たしかに「目からウロコ」でしょう。
もし、その内容が真実であったとしたら、です。
この著者といえば、闇の権力といった内容の本を多く出していますね。
そういえば、以前の本には「明治天皇の孫」ということを大々的に売り物にしていたようだけど、この本にはそのフレーズが見えないのはどういうわけだろう?
そうではないことがわかってしまったのか…。
この本を読んで、「この著者にはタネ本があるに違いない」と思いました。
それで、ちょっとネットで調べてみたところ、やっぱりありました。
小林惠子さんです。

小林惠子(こばやしやすこ)さん

この女流古代史研究家は、「聖徳太子は西突厥の王(可汗)だった」という説でよく知られています。
それで、さっそくこの人の『興亡古代史』(小林惠子(こばやしやすこ)著、文藝春秋)という本を取り寄せて読んでみました。
今までは、上記の聖徳太子に関する本(『聖徳太子の正体―英雄は海を渡ってやってきた』)だけは読んでいました。
その本を、ちょうど昨日読み終わりました。
これがまた、トンデモナクとんでもない本なんですね。

興亡古代史―東アジアの覇権争奪1000年

興亡古代史―東アジアの覇権争奪1000年


突厥というのはTurukの漢訳語で、要するにトルコ系の遊牧民族です。
その西突厥の達頭可汗(タルドゥ・カガン)が日本に渡ってきて聖徳太子となったというのです。
聖徳太子が本当にそのタルドゥ(Tardu)だったかどうかはともかくとして、たしかにトルコといあペルシャとか西域的な要素が太子の行動や逸話に見られるんですね。


それから、この本によると、卑弥呼は江南のシャーマン許氏だったとか。
応神天皇五胡十六国の秦の一族である苻洛(ふらく)だったとか。
仁徳天皇高句麗の英主、広開土王(こうかいどおう)だったとか。
そして、古代の日本では伽耶百済高句麗新羅、中国などから続々と国の指導者クラスの人々が渡ってきて、天皇になった。
つまり何度も王朝交代があったというのです。


この本に書かれたスッ飛んだ内容は、容易にすべてを受け入れられるものではないでしょう。
たしかにこの人は学者でないのが信じられないくらいに博識であり、幅広い知識を駆使してこそ初めて書けただろうという本です。
ただし、論旨に強引なところが多々見られ、「なんでそうなるの?」と、ついていけなくなるところも度々あります。
しかし、そのような度重なる王朝交代があったというのは、あり得るかもしれないと思います。
この本の内容を鵜呑みにするのではなく、ここを出発点として、自分なりに検証をしていきたいものです。


この『興亡古代史』は、小林惠子さんがそれまでに書いた10冊ばかりの本をまとめて、日本とその周辺の国々の1000年の興亡の様を綴った大作です。
この本を通勤電車の中で読み始めて、読み終えるのに1週間ぐらいかかってしまいました。
なにしろ、二段組の細かい文字で470ページぐらいある大著ですから。
定価は2750円ぐらいとちょっと高いけれど、たとえばAmazonのユーズドストアでも何冊か出ています。


それにしても、『古代天皇家と日本正史−現人神と万世一系の超秘密』はちょっとと問題があります。
何がというと、あれだけ小林惠子さんの主張を取り入れておきながら、あたかも自分の発見であるかのように書いているように見えること、です。
巻末に参考文献リストも示されていない。
まあ、それをやったら「タネ本」があることがバレてしまうので、できないのでしょうが。
しかし、その本の内容はというと、必ずしもすべてが小林惠子さんの本のパクリであるとはいえず、それ以外にもいろいろと書かれています。
なので、これもまた「ここからが探求の始まり」としなければならないかもしれません。

王朝交代

古代の日本では、いろんなところからやってきた人々が戦いの果てに王朝を乗っ取り、何度か王朝交代があった可能性はあるかもしれない。
それを取り繕って、日本は「萬世一系の天皇家」のもとに形作られていったという偽装をしているのが『日本書紀』だとすれば、その内容がハチャメチャで矛盾だらけであっても不思議ではない。
日本の歴史学者などは、『古事記』とか『日本書紀』の内容は鵜呑みにしてはならないと言いながら、やはりあてにならないことを信用してしまっている部分が少なくないと思うんですね。
「萬世一系」の幻想から離れられないというか。
そして、自分たちの考えていることに矛盾することが書かれた昔の本はみんな「偽書」と決め付けてしまっている。
もちろん、世の中には内容が明らかに怪しい偽書もあるんですが、それとこれとをゴッチャにしてはいけないところがあって、そこでこそ「見識」が問われる部分でしょう。
旧正月の話題から、かなり離れてしまいました。^^;


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