さきほどおばあちゃん(母)に、インターネットで古本を探してと頼まれた。
犬養道子の本と、その父・犬養健の著作の2冊。
Amazonで検索すると、両方とも絶版だったが、ユーズドブックがあったので注文した。
いままでずっと親不孝ばかりしてきたので、たまには親孝行をしないとね(というほどのことでもないか…)。
できるのは生きている内だから。
子は親に似るというけれど、私の本好きは、母親に似たのだろうと思う。
母は昔から、日本史などいろんな分野の難しそうな本をたくさん読んでいた。
中国が好きで、中国語学校に通ったり、中国の留学生の友達がたくさんいたりするような中国志向も、元はといえば「思想的な要因」があったようだ。
本を注文しておいた旨を伝えると「すぐに見つかるものなんだね」と感心していた。
うちの母のような年代(昭和1ケタ)の人々は、Amazonのようにインターネットで古書がかんたんに見つかるということも知らない人が多いだろうから、家族にいたら教えてあげては?