ここのところ仕事が忙しくて、土曜日も休めなくて、『ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道』の出版は遅れています。
平日はブログなんて書いてる暇がない。
ヴォイジャー社がお盆休みに入るので、更に遅れます。
電子本は『理想書店』で販売し、オンデマンド本は自分のサイト(百福書房)で販売するつもりです。
オンデマンド本なんて買う人いるかどうかわからないけど、印刷した本として読みたいという希望が出てくるかもしれないので、一応やります。
電子本にしても、受け取る利益は月々の小遣いにもならない雀の涙だろうけど。
いまは、次の作品『聖母と聖女〜ルルドの奇跡』(仮題)の資料集めの段階です。
これも同じくVoyagerのドットプレスの形式で、電子本+オンデマンド本として出すことになるでしょう。
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- メディア: DVD
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そこで見つけたのが、ルルドの奇跡とベルナデッタを描いた昔のアメリカ映画です。
『聖処女』というもの。
以前に、ミュージカル『ルルドの奇跡』に出演された三浦友美さんが言っていたのは、この映画だったのかな…。
即注文しておきました。
英語版DVDの存在はAmazon.comの方で本を探していて知っていたけれど、日本語字幕版が出ていたとは知らなかった。
1943年の作品だから、もう60年以上前のモノクロ映画です。
日本でも、この『聖処女』という題名で公開されていたとか。
映画事情にはまったく疎いので知らないけれど、主演女優のジェニファー・ジョーンズって『慕情』とか『黄昏』とか名作映画に出演した有名な人みたいです。
まだ新人だったジョーンズは、この作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞して、この映画は他に撮影、美術、室内装飾、音楽の5部門も受賞したとか。
アメリカ映画だから言語はもちろん英語で、字幕スーパー版です。
価格は4,179円と、けっこうなお値段だけど、ユーズドストアでもいくつか出ています。
私も3000円ぐらいで中古をゲットしました。
同じくらいの値段でもう1本あるから、早いもの勝ち(って、こんなDVD買おうという人は他にいないか)。
聖女ベルナデッタ(映画では英語読みでバーナデット)の生涯を描いた映画だけど、修道院に入って死の直前まで扱っているかどうかは不明です。
Web上で調べたら、ストーリー中に「魔女裁判を受けるが、皇太子がその水でやはり助かったため、逆に聖女と認められる」というくだりがあるそうだけど、19世紀には魔女裁判はすでになかっただろうから、ここは事実に反するところです。
…と思ったら、この作品は小説を映画化したものなんですね。
まあアメリカが作る映画だから、最初からあんまり過度の期待をしない方がいいかもしれません。
ルルドの奇跡といえば、あのミュージカル『ルルドの奇跡』をもう一度見たいし、他の人たちにも見せてあげたいのだけど、ミュージカル座が再演するという予定は今のところないのでしょうね。
『ひめゆり』も良かったですよ。
こちらはぜひ沖縄で公演してもらいたいものです。
- 聖処女 -- 映画 「聖処女」の詳細情報
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12407 - ミュージカル座アーカイブスVOL.3「ルルドの奇跡」
http://www.musical-za.com/COMPANY/archives/archives03.htm - 『聖母と聖女−ルルド巡礼の記』(百瀬直也)
http://www.ne.jp/asahi/pasar/tokek/AA/SS/
追記
『パッション』のDVDは、息子や小心の家内にはぜったい見せられないけれど、この作品ならば家族で一緒に見ることができるでしょう。
DVDが届くのが楽しみです。
追記2
このDVDを実際に見たときの記事はこちらにあります。↓
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20060924/lourdes