探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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いま一番重要な本は?


いままで1ヶ月以上かかって通勤電車の中で読んでいた本が、やっとあと2〜3日で読み終えそうだ。
その本とは、これ。↓
SAINT BERNADETTE SOURBIROUS 1844-1879, by Abbe Francois Trochu

Saint Bernadette Soubirous

Saint Bernadette Soubirous


ルルドの奇跡の主人公である聖ベルナデットの本だ。
いわゆる『ルルドの奇跡』について書かれた本は、日本でも何冊か出ている。
だが、ベルナデットにスポットをあてた本はというと、特に日本では皆無に等しいだろう。
そういう意味では、この本が邦訳が出ていないというのは残念なことだ。
この本を読むと、ベルナデットという女性が正真正銘の聖人なのだということがよくわかる。
ただ単に聖母マリアが出現したから聖人になれたわけではないのだ。
小さな活字で400ページもあるから、読むのが大変だった。
これでやっと、『聖母と聖女〜ルルドの奇跡』(仮題)の執筆にかかれそうだ。
これも前作『ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道』と同様の形で出版する。
つまり、ドットプレスのサービスで製作して、電子本とオンデマンド本として理想書店で販売してもらう。
ヴィジュアルに訴える部分も大切なので、ベルナデットの写真など、著作権切れの画像も豊富に取り込もうと思っている。


電車の中では、ひと時も本を手放さない人間だ。
家では本など読んでいる暇はあまりないから、通勤電車が私の読書のための「書斎」だ。
さいきんW-ZERO3を買ってからは、電車の中で執筆することもある。
本の執筆には膨大な資料を使用するから、電車の中では本の原稿は書けない。
書くとしても、せいぜいブログの記事だろう。
上記の本のために、ここ1ヶ月以上にわたって、ずっと他の本が読めない状態だった。
読みたい本がたまってしまって、何から読み始めたらいいのか迷ってしまう。


そんな中で、今日の昼休み、品川駅近辺でいちばん大きな書店へ行って、いま自分にとって何がいちばん重要な本だろうかと、「自分を"無"にして」考えてみた。
そして、フラフラと書店の中を散策した結果たどり着いたのが、下記の2冊の本のところだった。

日本人の正しい食事、沼田勇著

日本人の正しい食事―現代に生きる石塚左玄の食養・食育論 (健康双書)

日本人の正しい食事―現代に生きる石塚左玄の食養・食育論 (健康双書)

副題に「現代に生きる石塚左玄の食養・食育論」とある。
私自身は、本来はこの手の本はあんまり必要としていない。
書店へ行って、健康や医療関係の書架には滅多に用がない。
本当に、病気というものをしない人間なのだ。
子供の頃は虚弱体質だったりして、もともと強健な人間ではない。
では、なぜこの本が重要なのかというと、それは自分自身のためではなく、家族のためであり、また周囲の他の人々のためでもある。
こう言ってはおこがましいかもしれないが、私自身は、病気にならないための十分な知識と『ストイックさ』を持ち合わせていると思う。
もっとも、カルマに起因する病の場合だと、いくら健康に気をつけても、病気になるときにはなるだろうが。
うちの家系は癌が多いから、気をつけなくては。


この著者は、1913年生まれ。『医学博士』とある。
著者略歴を見ると、偉大な功績を残された医師のようだ。
ビタミンC参加酵素、ビタミンB1分解酵素サイアミナーゼを発見、などなど。
そういう人の書いた本をパラパラめくってみると…

「玄米のすすめ」
「食べ放題が死を招く」
「少食のすすめ」
「飲食に節なければ病を発す」
「日本人に肉は不適」
「白砂糖は死神」
「陰性・陽性」


「ほんとにこの人、医学博士?」と思ってしまうような言葉がぞろぞろと出てくる。
私がいつも主張していることばかりではないか。
私のような人間がこういうことを書いてもあまり説得力がないかもしれないが、こういう先生が言っているといえば、少しは耳を傾けてくれるかもしれない。

こどもが危ない、江原啓之

もう1冊は、子供の本。
子供のための本ではなくて、大人が読む子供のための本。
副題に「スピリチュアル・カウンセラーからの警鐘」とある。
2年前に出た本で、いまさらの感があるが…。
目次からピックアップしてみる。

人間の感性が無機質になっている
子供は親の私有物ではない
事件に見る、残虐化する子どもたち
キレる子どもたち
生き急ぐ子どもたち
コンピューターゲームは愛を育まない
小学生にコンピューターは不要
私たちは今、岐路にいる


江原さんの本は、3〜4冊しか読んでいないと思う。
いままで自分が学んできたことばかりだから、自分にとっては敢えて読む必要のない本ばかりだと思っていた。
だが、そうでもないようだ。
特にこの本は、ひとりの子の親として、どうしても読まなければならないと感じた。
小さな子どもをもつ多くの親の方々に読んでもらいたい本だ。
たぶん、もう多くのお母さんたちが読んでいるとは思うけれど。


※以上2冊、読み終えたらもっと詳しく紹介する(かもしれません)。


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