久々に、木村藤子さんの話題を。
最初に書いておくけれど、「連絡先」はないですよ。
でも「連絡先」についてのちょっとした話題が、最後に出てきます。
木村のカミサマの本が出た。
私は、買いそびれてしまった。
『「気づき」の幸せ』(木村藤子著、小学館、2007年5月9日発行)のこと。
- 作者: 木村藤子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/09
- メディア: 単行本
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Amazonで検索すると、「現在、在庫切れです」
まあ、予測していた事態だが、超多忙な日々が続いているので、発売日をあらかじめ知っていたが、つい失念してしまった。
Amazonでは、在庫切れなどの本が入手可能になったらメールで知らせるというサービスがあるので、それを登録した。
既に読まれた方、どういう本か、感想を聞かせてください。
『女性セブン』(2007/05/10・17日号)の付録
京都・奈良へ行ったときに、家内が買った『女性セブン』で、木村藤子さんについての記事が載っているのを家内が教えてくれた。
それで、捨てようとしているその号をもらって帰ってきた。
この号には、特別付録として「”青森の神様の手”と珠玉のメッセージ」という厚紙刷りのページがついている。
木村さんの手のひらを大写しにした写真と、その裏には読者へのメッセージが載っている。
そのメッセージの中から、これはと思う言葉を5つだけ引用する。
- ”心”ができていなければ、人は何も得ることができません。
- 自分の意見を曲げられない頑固さが、心のバランスを崩します。
- 悪いことや不幸を先祖のせいにするのは、あなたのエゴです。
- ”一生懸命子育てしている”は、自分への暗示。子供が本当に望んでいるものは何か、知っていますか?
- 自分の欠点に気づくことで、運命は変えられます。
『女性セブン』(2007/05/10・17日号)より
う〜ん、厳しいな。
テレビではすごく優しい気品あるご婦人のように見えるだろうが、実際はとても厳しいところがある人ではないかと思う。
もっとも、その厳しさは、その後ろについている「木村のカミサマの神様」(ややこしい表現だな)から来ている部分もあるのだろうが。
厳しいけれど、みんなもっともなことだと思う。
上記で、いちばん最後に引用した言葉こそが、木村さんがテレビに出演してまで人々に訴えたかったことらしい。
自分の欠点に気づくこと(気づこうとすること)って、むずかしい。
この言葉は、私自身にとっても反省しなければならないことだろう。
『女性セブン』(2007/05/10・17日号)の記事
記事の初めの方は、私が既に知っていることが多かった。
木村藤子さんのおいたち、神様との出逢い、カミサマになるまでのこと、同じカミサマだったお母さんの死のこと…。
記事は更に続く。
20年以上この仕事をしてきて、最近わかってきたことがあるという。
それは、相談者の悩みはみなそれぞれだが、その人自身が問題の原因になっていることが多いことだというのだ。
そして、霊障が根本にあることは少ないそうだ。
だが、そのことに気づかずに、自分に起きている問題を、他の誰かのせい、先祖のせいにして、そうすること自体が自分を苦しめていることに気づかない。
だから幸せになれないのだという。
木村さんの言葉を引用する。
「最近、自分勝手に生きている人が多すぎると思います。自分は正しいと思いこみ、何か問題にぶつかると、誰かのせい、何かのせいだと主張する。これでは”気づけない”ままです。」
『女性セブン』(2007/05/10・17日号)より
まず、自分の態度や言葉がまちがっていないか、それをよく考えてみることが大切だと木村さんは言う。
自分の場所からだけでなくて、自分を含めた社会も俯瞰して見てほしいのだという。
そういう人間存在の本質に迫るような深いことまで言ってくれる霊能者って、いままでどれだけいただろうか。
自分はカウンセラーではなく、透視能力で見ているので、長い時間は必要ないという。
時間が少ないからといって、お怒りになる方がいても、「テレビで見るより言葉がキツイ」と言う方がいても、仕方ないと笑って語っている。
木村さんの言う「気づき」とは、たしかにそうだとわかってはいても、むずかしいものだろう。
それは、自分という存在をいっぺん否定してみるということに他ならないからだ。
だが、私自身を含めて、それをやらなければ確かに「幸せ」にはなれないだろうと思う。
金スマでの室井佑月さんの相談事
前述の『女性セブン』と順番が逆になったが…。
2007/04/20(金)に放映された『金スマ』(『中居正広の金曜日のスマたちへ』)に、木村藤子さんが出演した。
超多忙な日々が続いたためブログで紹介できず、「今更」の感があるが、書いておく。
録画した番組を、やっとゆっくりと見る時間ができた。
番組の冒頭では、木村さんにぜひ相談したいという人がビデオで出演。
作家である室井佑月(むろいゆづき)さんだ。
1970年2月27日青森県生まれのB型。
小説というものはほとんど読まないし、よく出演するというTVもあまり見ないので、どんな作家なのかはまったく知らない。
Web上で調べてみると、ミス○○、、雑誌モデル、レースクイーン、女優、高級クラブホステス、離婚、シングルマザーというような「壮絶な人生」を歩んできたという人だという。
その女性がホテルの一室で木村のカミサマとご対面。
その相談内容とは、1年に何度か、言葉を発することができないほどに病的に気分が落ち込むことがあるというのだ。
木村さんが透視した、その原因とは…。
「あなたの場合は、霊障でもなければ、あなたのそのトラウマになっている寂しいもの、それが、あなたの今の生活行動にも出てるんですよ」
更に透視を続けてわかってきたこと。
小学校の頃か、中学校の頃か、友達関係で悩んで、いつも寂しそうにしていた。
それがトラウマとなって、自分を自動的に守っているのではないか。
クラスの子供たちと感性が合わない。
みんなが普通にやっている普通なことが、イヤでイヤでたまらなかったという。
室井さんは、そのとおりと言う。
木村さんには、湖みたいな野原が見えているという。
室井さんによると、それは、よく一人で行った小川原湖だという。
そこで、一人で物思いにふけることが多かったことまで、言い当てたのだ。
終った後の室井さんの感想。
木村さんは本当に何か見えていると思うかというスタッフからの質問に対しては。
「見えてると思う。だって…」
小川原湖のことまで言い当てたからだという。
この仕事をやめようと思った
2007/01/29に金スマに初めて出演してから、番組への問い合わせが殺到し、また下北を訪れる相談者が急増したという。
相談者の中には、カウンセラーのように長時間相談に乗って欲しいという人が多いという。
だが、神様の言葉を紹介することが自分の役目であって、カウンセラーではないと木村さんははっきり言う。
また、金儲けの相談事や、病気を治してほしいという願いも多い。
そういうことがあって、しばらくテレビ出演を控えることにしたいと番組へ伝えた。
そして、自分の目的は何かということについて悩んだ。
テレビ出演も、カミサマの仕事も一切やめようと一時は思ったという。
だが、「気づくことによって幸せになる」ことを人々に教えたいという一心で、再度テレビに出演することを決意する。
そして、遠くから来てくれた人々へのねぎらいのことば、優しい言葉をかけることも大切だという反省の心もあった。
神様からも、これまで通り人々を助けるようにと言われた。
木村さんが有名になってから、木村さんに会いに行ったが、その対応の仕方によって木村さんのことを快く思わなくなった人も多いようだ。
だが、その多くでは、「木村のカミサマ」のお役目に対する誤解があったのではないかと思う。
木村さんがどういう相談ならば受け付けてくれるのか、またどういう相談は乗ってくれないのか、そういうことをよく事前に調べてから相談に行った方が良いだろうと思う。
番組の最後に木村さんは、芸能界を引退された飯島愛さんと、視聴者の全てのみなさんへのメッセージをカメラに向かって伝えた。
幸せになるためには、条件があります。それは、たった一つ。自分の欠点に気づくことによって、気づいて直したならば、今までよりももっと幸せになれるということです。気づかないがために、そのことが当たり前だと思って行動したことが、数年後、気づいたときに、「あの時に気づいておけばよかった」と、われわれはよく後悔することがあるかと思います。
気づくことの大切さ。
木村さんの著書『「気づき」の幸せ』を読んで、そのことについて、もっと学びたくなってきた。
木村藤子さんの連絡先
「木村のカミサマ」が金スマで有名になってから、木村さんに会いに行きたいという人が増えてきた。
「木村藤子さんの連絡先を教えてください」というようなメールをもらったりすることがよくある。
みなさん必死になって探している人が多いようだ。
でも、たとえばヤフオクで「木村藤子」で検索すれば、木村さんの連絡先が書かれた『女性セブン』がたくさん出品されている。
それとか、まったく関係のない商品の「オマケ」として、「木村藤子さんの連絡先教えます」というのもけっこう目に付く。
まあ、さすがにそれ単独の出品(情報オンリー)というのは遠慮しているのか。