昨日12/22(土)夜に、12/20の記事で書いた、Azamiさんのジングルベル・チャリティーコンサートへ行ってきた。
2日前に、Azamiのプロデューサーをやっているという方から突然mixiにメッセが来た。
*AZAMIデビュー6周年記念ジングルベルチャリティーコンサート
*日時/2007年12月22日(土曜日)
*会場 /ライブハウス cafe_sonanta レンタルステージカフェ・ソナンタ
http://members.jcom.home.ne.jp/sonanta/
*開場/17時30分(ワークショップあり)
*開演/19時00分〜21時00分(休憩あり)
*出演者
AZAMI/ボーカル
浦田恵司/サウンドプロデューサー、シンセサイザー
後閑/キーボード、ギター
矢加部 幸彦/竜笛、祝詞、岩笛
あだっち/デイジュリドウ
Kayo/クリスタルボール。
*ゲスト
郷野朝生/自然音タップダンサー
ミュー/ボーカル
それまでは、Azamiという名前も聞いたことがなかった。
公式サイトでは、いろんな楽曲のサンプルが流れている。↓
http://homepage.mac.com/emu0001/AZAMI/
とても癒される音楽で、また屋久島出身のアーティストということで興味をもって、行ってみたいと思った。
エスニック+スピリチュアル+最新の電子技術を取り入れた音作りもユニークだ。
みんな普通に知っているのかもしれないけれど、とにかく音楽を鑑賞するという暇がない人間なので。
一人では行かなかったと思うが、mixiのマイミクさんたちに声をかけたら、一人だけ反応した人がいた。
1ヶ月前に、沖縄のS師のことを調べていて私のブログを知って、mixiマイミク追加リクエストをいただいた女性だ。
以前からAzamiのコンサートへ行きたいと思っていたという。
不思議な縁
18:00に地下鉄赤塚駅で待ち合わせていたが、30分ほど早く着いてしまったのと、同行するマイミクのRさんが遅れてくるというので、先に会場へ行ってみることに。
ライブハウス『カフェ・ソナンタ』は、150名ほど収容できるライブハウスだ。
まだ会場直後で、いくつかしかないテーブル席のうち、中央のテーブルをゲットできた。
演奏会場の隅では、ワークショップをやっていて、陶芸などを売っていたりする。
18:00すぎに、Rさんが到着。
mixiで知り合ったばっかりで、どういう人だかほとんど知らない。
でも、なんだか初めて逢ったと思えない感じがして、話していると、いろいろと共通点が多いことにも驚く。
Rさんは、沖縄のS師のことを調べていて探求三昧にたどり着いて(ここまではよくあるケース)、mixiをたどってマイミク追加リクエストを送ってきたのが、1ヵ月半ぐらい前のことだった。
そういう人と、こうして同じテーブルに座っている。
なんだか、不思議な縁がありそうだ。
Rさんは、竜笛と岩笛を担当する矢加部幸彦さんと知り合いだそうで、開演直前にステージに挨拶に行っていた。
ジングルベルコンサート
この日のコンサートは、Azamiデビュー6周年を記念したものでもある。
公式サイトのプロフィールには、2001年アイランドカフェレーベルで『風の音』でデビューとある。
12月16日に6周年を迎えたそうだ。
また、収益の一部は、「りょうすけ君を救う会」への支援金とされるという。↓
http://www.ryousuke-heart.net/index.html
Azamiさんは、かわいそうな子供たちへの支援活動を積極的にやっているようだ。
演奏メンバー
メンバーは、シンセ奏者が二人(うち一人はギターも弾く)で、この二人がAzamiサウンド作りのメインとなっているようだ。
他には、デイジュリドウを担当するあだっちさんという男性と、クリスタルボール担当のKayoさん。
あとでmixiで"Azami"で検索したら、この二人の日記が出てきて、それぞれコメントをつけておいた。
プロデューサーの人もmixiだし、みんなmixiでつながっているようだ。
Kayoさんは、この日のコンサートが初参加だそうだ。
ちなみにmixiには、Azamiファンが集まるコミュがすでに3つもできている。
「azami」でコミュ検索すれば、すぐに見つかる。
まずイントロの演奏が始まる。
二人のキーボード奏者の機材は黒い布で包まれ、見えない。
手元もほとんど見えず、どういう楽器を演奏しているのかわからない。
中央の奏者は、時にはギターも弾いていたのかもしれない。
Azami登場
しばらくして、2階からAzamiが階段を下りてくる。
最初の曲は、ファーストアルバム『いろはに』の、たぶん『アニミズム』だったかな。
違うかもしれない。
そのサウンドは公式サイトで流れていたサンプル曲と変わらない音で、「もしや口パクでは?」という疑念が湧く。
だが、そうでないことはすぐにわかった。
リヴァーブとロングディレイを組み合わせたようなヴォーカルのエフェクトが独特な響きをつくりだしている。
非常に透明感がある声だ。
二人だけ座ったテーブル席で、5メートルと離れていない距離からAzamiさんの歌う姿を見ることができた。
純白のドレスに、コンタクトマイクとヘッドフォンをつけて歌う。
歌っているときの手のしぐさが豊かで、マイクをもたないで歌う理由がわかった。
ときには座って、合掌して、ときには立って動き回って、客席にも入っていって歌う。
曲の合間の話を聞いていると、やっぱり明るい南国の人なんだということがわかってくる。
休憩時間後には、真っ赤な和服を着て登場。
ファーストアルバム『いろはに』の中の曲を歌う。
Azamiの音楽スタイル
歌う歌は、ほとんどがAzami自身による作詞作曲のもの。
様々なスタイルの曲を歌い、歌う声質も多彩に変化する。
日本古来の和楽的な曲、琉球テイストが入った曲、ケルトなどヨーロッパの香りがするもの、etc。
曲によっては、ディジュリドゥとクリスタルボウルも加わる。
「ディジュリドゥって何?」という人には、オーストラリア先住民アボリジニが使う長いパイプのような民族楽器といえば、「あああれのこと」とわかるだろう。
クリスタルボウルの方は…、これも知らない人は少ないだろうけれど、YouTubeで「クリスタルボウル」で検索してみてください。
「crystal bowl」だと、もっといろいろ出てくる。
ほんとにチャクラに効くのかというような疑問はあるけれど、とりあえずは気持ちよければそれでよしではないかと思う。
YouTubeといえば、Azamiさんのライブ風景のさわりなど、アップロードすれば、Azammiというアーティストの存在を知らしめるのに役立つと思うのだが…。
ところで、Azamiさんの顔がはっきりわかる写真というのは、なぜかweb中を捜してもどこにもない。
ひとつの売るためのイメージ作りなのかもしれないが。
鹿児島県人らしい彫りの深いエキゾチックな顔立ちで、その歌う姿は幻想的で美しい。
音楽ももちろん同様で、どんどんAzamiワールドに引き込まれていく。
シンセ奏者が、いろんな民族楽器などをサンプリングしたものを演奏しているようだ。
何度か二胡の音が出てくるのだが、実際に演奏している人はいないし、キーボードではあのポルタメントの演奏がむずかしいだろうと思うので、どうやって音を出しているのか謎だった。
ヴォーカルのエフェクターも含めて、どういう機材を使っているのか裏に回って見たかったが、そのチャンスがなかった。
シンセや機材を布で覆っているのは、幻想的雰囲気に相応しくないというのもあるかもしれない。
コンサートを終えて
最後は全員を立たせて、屋久島風の踊り。
まったく予想外のエンディングだった。
盛り上がりの内に、コンサートは終了。
会場を出る前に、どうしてもCDが欲しくなったので、ファーストCD『いろはに』(3000円)を買ってしまった。
Azamiさんの音楽の本当の良さは、ライブに行かないとわからないだろう。
というか、ライブへ行けば、まったく予想していなかったAzamiさんの側面を知ることができる。
良い意味での「想定外」。
歌だけでなく、人間的魅力にも惹きつけられる。
「この人、たぶん、もっともっと知られるようになる」
そういう予感。
小さく終るような人ではないように思う。
下記ページに、Azamiさんのインタビューが載っている。
- スタイルカフェ−インタビュー
http://www.jti.co.jp/sstyle/my/cafe/60/index.html
Azamiさんは『音楽セラピスト』としても活動している。
上記のインタビューを読めばわかるように、Azamiさんは霊性−スピリチュアルな分野にも理解が深い。
Azamiさんの音楽は、私がやりたかったことと共通している部分があって、参考になる…というか、勇気付けられる。
私も今年になって、長く休止していた音楽に目覚めて、録音機材などを徐々に集め出した。
今後は「書く」ことだけでなく、「奏でる」方もやっていきたいと思っている。
私ももう若くはない。
今のようなフリーのソフトウエア・エンジニアとして収入を得られるのも、はっきりわからないけれど、あと4〜5年だろうか。
老後のことも見据えて、やるべきことを考えている。
スピリチュアル指向
上記インタビューで、こう語っている。
私は、霊的な世界とか、スピリチュアルな世界というのは、絶対に存在すると思っているんです。そうした自然に対する感謝の想いを私の歌を通してみなさんに感じ取っていただけたらいいなと思っていますね。アニミズムの祈声を届けたいんです
「芸術は神さまからもらったもの」というAzamiさんを、これからも応援していきたい。
会場を出て、Rさんと途中まで一緒に帰る。
Rさんは雅楽をやっていたこともあって、音楽の嗜好も私と一致したりする。
龍笛を吹けるそうだ。
私も合成樹脂製の竜笛を以前に買って、練習する暇がなくてそのままになっていた。
龍笛を習いたいというと、ある人を紹介してくれるという。
Rさんは、私が聖地巡礼をすることに関心があるらしく、ダウジングなどについても、いろいろと聞かれた。
この日のコンサートは、Rさんが名乗り出てこなければ私も行かなかっただろうから、Rさんにも感謝。
今後のライブの予定など
まだ書き足らないので。
今後のAzamiコンサートの予定としては、名古屋市で新春ライブがある。
詳細はこちらのブログで。↓
http://azamiblog.exblog.jp/
2月には、東京で新春コンサートが予定されている。
3月には鎌倉でのコンサートもある。
それと、Azamiさんが出身地である屋久島で、来年5月にコンサートを行うという。
屋久島といえば、200x年の九州聖地巡礼で鹿児島を案内してくれたmixiマイミクさんと、こんど屋久島へ行こうと言って、まだ実現していない。
いつか行ってみたいものだ。
他にも、2008年12月のデビュー7周年コンサートまで、各地で予定されている。
いずれこのブログで紹介したい。