2006年11月にMySpaceの日本語版が立ち上がって1年。
mixi感覚で利用を始めた人も少なくないでしょう。
今日はMySpaceのプロフィールをいろいろといじっていた。
これから、プロフィール作成に関することを書くが、MySpaceのアカウントをもっていない人には不要の情報だろう。
MySpace初心者の人たちに役に立つかもしれないので、メモ的に記しておく。
プロフィールの編集
MySpaceに登録してアカウントを作成して、はじめてすべきことは、自分のプロフィールページの編集だ。
ここで、知っておかなければならないことがある。
たとえば自分のprofileで「恋愛タイプ: 非同性愛者」などと選択した場合に、訪れた人の言語設定によって、自動的に変換されて見えるわけで、日本語そのままで見えるわけではない。
だが、自分で入力した項目…たとえば職業欄に「無職」などと書いても、日本人以外には文字化けするだけで、読めない。
なので、日本人以外にも読んでほしければ、英語で書く必要がある。
同様に、自分の名前(noyaなど)も、2バイト文字(日本語)を使わない方が良い。
私の場合、プロフィールを英語と日本語の両方で書いている。
外国の人々に伝えたい内容と、これは日本人にだけ伝えれば良いというのがあるからだ。
また、日本では英語が苦手という人もかなりいるので。
こういう場合、注意が必要なのは、上に書いたことと同様だが、PCに日本語フォントがないと2バイトコードは文字化けするということ。
なので、まず上に英語で書いてから、改行を入れてその下に日本語を入れるという工夫が必要となる。
ある中国人のプロフィールで、中国語で書いている部分を画像にして貼り付けていた人がいた。
こういうのも一つの工夫だろうが、解像度によって読みづらくなってしまうので、あまり良い方法ではないかもしれない。
プロフィールページをきれいに見せるには、文字化けが一切起きないように日本語をまったく使わないのが一番なのだろうが、現時点ではそういうわけにもいかない。
プロフィール写真
mixiでは、プロフィールに自分の写真を載せていない人が多い。
だが、MySpaceでは、自分の写真を載せていない人というのは少数派のようだ。
このへんは、文化の違いというか。
自分の写真の代わりに好きなスターの写真を貼り付けている人が多いけれど、ああいうのは世界的感覚からいうと?かもしれない。
「日本の常識は世界の非常識」なんていうこともあるので。
日本人は別として、「本名は出さないけれど顔は出す」
これがMySpaceで多くの人たちがやっている使い方のようだ。
私はもちろん、mixiでもMySpaceでもどこでも、本名も顔も歳も出している。
歳を出しているから訪れる人が少ないというのは…あるかもしれない。^^;
ところで、私のプロフィール詳細欄で、気になる点を見つけた人がいるかもしれないけれど…。
気になることがあれば、直接個人的に聞いてください。
まだ公の場では書けないことなので。
mixiでは写真は正方形のサイズにした方が有利だが、MySpaceでは縦長サイズにした方が、収まりが良くなる。
他の人のprofileのフレンドリストの中で目立つためにか、縦に細長いサイズにしている人もいる。
余談になるけれど、海外では、SNS利用者の30%ほどがSNSに嘘の情報を記載しているという。
理由は、保身のため。
知られたくないことは隠せばいいわけで、なんで嘘つく必要あるのかな。
個人的には、そういう人たちとつながりたくないな。
人間不信になってしまう。
「フレンドになりたい人」欄で、嘘をつくような人は嫌いだと書いておいた。
CSSのカスタマイズ
MySpaceでは、profileのページなどでCSSを使える。
たぶんはてなのキーワードとなっていて、クリックすれば説明ページへジャンプすると思うが、CSSとはCascading Style Sheetsの略。
HTMLでWebページを作成するときに、CSSを使うと、ページのレイアウトを簡単に変更できたりする。
Profile作成ページで、cssのコードを独自に定義することによって、MySpaceの初期の設定とガラッとイメージが変わったデザインが簡単にできる。
以降の説明は、必要に応じて私のプロフィールページを参照しながら読んでください。↓
http://www.myspace.com/noya_japan
MySpaceがこれだけ巨大になってきたため、その人気に便乗しようという、いわゆる小判鮫的サイトがいろいろ出てきた。
たとえば、cssのコードを自動生成してくれるサービスとか。
もちろん無料で使用できる。
1/14の記事で紹介した下記ページで、いろいろと紹介している。
その中で、私が利用しているのが、pyzamというサイトだ。
上記のページでも超お奨めしているが、ここはStyle Sheetのデザインの種類が豊富なのだ。
左側メニューから、MySpace Layouts→More Categoriesと選択していくと、いちばん詳細のメニューが出てくる。
種類が豊富なのは嬉しいのだが、背景に写真を使ったデザインの多くは、各ボックス内の背景が透過になっている。
それだと背景が透けて文字が重なってしまい、読みにくい。
透過になっていないデザインを選ぶとなると、選択肢がかなり狭くなってしまう。
でも大丈夫。
自動生成されるCSSを、ちょっと手直しすればいい。
各デザインのpreviewをクリックすると、 「Get the Code:」のフィールドにcssのコードが生成されている。
これをコピーして、自分のprofile入力欄にペーストする前に、手直しすればよい。
その作業は、次の手順でできる。
まず、コピーしたcssコードを、メモ帳やテキストエディタ(サクラエディタなど)に貼り付ける。
そして、メモ帳などの検索機能で「opacity」で検索する。
検索されるのは1行だけだと思うが、その行の数ヶ所で「opacity=85」などとなっているところがある。
これは、背景をどのくらいの割合で透過させるかの値だ。
この値を、たとえば「opacity=95」や「-moz-opacity:0.95」などと高い値にすると、透明度が少なくなって文字が読みやすくなる。
ただし、文字と背景の色の設定によっては、白地に黒文字というそっけないデザインになってしまう。
今日はちょっと、いままで使っていたイルカのデザインから、waterfall(滝)に変えてみた。
以前の私のページを見ていた人ならば、CSSコードを変更しただけで、デザインが一変してしまうことがわかっただろう。
素材で使われている写真などの画像は、pyzamのサーバー上にある画像にリンクしている。
自分の手持ちの素材を使いたい場合は、自分が契約しているwebサーバーとか画像サービスのサーバー上にあるファイルへリンクを張れば良い。
元の画像のファイル名を調べて、それで検索すれば良い(preview画面で画像を右クリックして画像をPC上に保存すればわかる)。
そして、ファイル名より左にあるURL部分を書き換える。
私の場合、元のpyzamのサーバー上にある画像をダウンロードして、文字を書き加えて、自分が契約するプロバイダーのサーバー上に置いて使ったりもしている。
訪問者マップ
私自身、まだMySpaceを使い始めたばかりで、いろんなワザを使いこなしているわけではない。
そんな中で、昨日から使い始めたツールが、MapLocoというサービス。
profileページに世界地図を貼り付けて、訪れた人々が世界のどこからアクセスしているかが一目瞭然でわかるというものだ。
そして、その地図をクリックするとMapLocoのページに飛んで、訪問者がアクセスする地域の詳細情報を参照することができる。
たとえば「Mission Viejo, CA, United States」という形で、一人一人の訪問者の情報が表示される。
MapLocoのサイトURLは下記のとおり。
- MapLoco
http://www.maploco.com/
設定はとても簡単で、上記トップページの「Create a Map」のところで、地図のデザインとドットの色・形を選択するだけ。
そうすると、マップ貼り付け用のHTMLコードが自動生成されるので、それをコピペするだけ。
貼り付ける場所は、profileページのどこでも良いだろうが、私はプロフィール編集ページの「フレンドになりたい人:」の欄のいちばん下に貼り付けている。
スライドショー
MySpaceで標準でサポートしているのが、スライド作成機能。
どういうものかについて説明するよりも、実際に見てもらった方が早いでしょう。
ぼくのprofileページの「友だちになりたい人:」の下の、MapLocoの地図の上にあるのがスライドです。
自分がアップロードしたアルバムの写真が、横に流れていって次々と見られるというもの。
スライドを作るには、まず自分の「アルバム」を作っておく必要がある。
自分のトップページにあるメニューから「写真のアップロード・変更」を選択して、「標準のアルバム」というのができていると思う。
そこの中に、写真をどんどん追加していくという形。
アルバムは、標準以外にも作れるようだ。
標準のアルバムをクリックして出てくるページで、「写真をアップロード」を選択し、写真を何枚かアップロードする。
アップロードページで「ブラウズ」をクリックして、複数の写真を同時に選択できる。
次に、アップロードした写真を「写真の並び換え」によって並び替える。
その並び替えた順番で、アルバムが生成される。
「スライドショーを作成」をクリックして出てきたページで、スライドショーの枠の色や写真のサイズなどを設定する。
「説明」にチェックを入れると、スライドを見る人が、写真をクリックするとスライドが止まって写真の説明が表示される。
設定が終わると、下にHTMLコードが生成されているので、それをコピペする。
貼り付ける場所は、これもprofileページの任意の場所にできるが、私はMapLocoと同様に、「フレンドになりたい人:」の欄に貼り付けている。
誰かのプロフィールで、横に流れていくだけではなく、写真が縦横に動いたりするスライドショーを見たことがある人がいるかもしれない。
これは、MySpaceの標準機能でできそうもないので、恐らくどこかのサイトでそういう凝った作りのスライドを作成するサービスがあるのだろう。
…と、ここまで詳しく書かなくてもわかったかな。
もし、これでもまだわからない人がいたら、直接質問してください。
メールでも良いけれど、MySpaceにはIM(Instant Messenger)というものもありますから。
profile設定のバックアップ
私のはてなダイアリーでも、独自に書いたCSSコードを使っている。
慣れている私でも、コードの編集ミスによって、画面がグチャグチャになってしまうことがある。
どこがいけないのか、すぐには解析できない状況に陥る。
そんなときのために、CSSなどのバックアップを取ってある。
PC上にテキストファイルとして保存するのだ。
同じ手法を、MySpaceでも始めた。
「自己紹介:」とか「フレンドになりたい人:」などの入力欄ごとに、内容をテキストファイルに貼り付けて保存する。
こうしておけば、グチャグチャになってしまったときに元に戻せるというわけ。