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DVDメーカーによって寿命に格差


今日は体調不良で仕事を休んだ。
胃の調子が悪くて。
今回は電磁波とは関係なく、たぶん単なる食べすぎだろう。
いまも頭痛がするが、これも関係ないのかな。
ナマジーはおとなしくしているし。


DVD-Rメディアが切れて購入しようと思って、こういう新聞記事があったことを思い出した。
ちょっと前の新聞記事だけど。
2月9日付け朝日新聞の1面トップに、こういう記事が載った。↓


新聞記事のページは消滅するのが早いから、以下に要旨を書いておく。


DVDディスクは、製品によっては数年で劣化してデータを読み出せなくなる可能性がある。
子供の頃に撮影したデジカメ画像が、成人する頃には見られなくなっている?
経済産業省所管のデジタルコンテンツ協会の実験結果で明らかとなった。
同協会は2003年から4年間かけて、国内市販の18ブランドについて実験した。
実験結果でブランド名は公表していない。


DVDの規格は、ディスク内で書き込み・読み出しができないエラー部分が一定の基準を下回るように求めている。
そこで、劣化が早い高温の下にディスクを置き、何年すればその基準を超えるのかを推計した。
基準を上回れば、読み出せないリスクは高まるため、この実験ではエラーの出る率を「寿命」と位置づけた。


実験結果は、かなりのばらつきが出た。
同じブランド名の製品でも、品質に差が出るケースもあった。
逆に品質の良さが実験の想定を超えたため、寿命を「永遠に劣化しない」としたのもあった。
実験をまとめた渡部篤美・元日立マクセル技術顧問は「早く劣化するものがこんなにあるとは驚いた。品質に差があることを認識してほしい」。


以下に、メディアのタイプ毎の実験結果を書いておく。

◎DVD-R(1回のみ書き込み可):

  • 国内Aブランド:105年
  • 国内Bブランド:実験中に劣化が進まず、推定不能
  • 国内Cブランド:11年
  • 国内Dブランド:9年
  • 台湾Eブランド:実験前からエラーが多すぎて推定不能
  • 台湾Fブランド:ディスクによってバラつきがあり推定不能
  • 台湾Gブランド:実験前からエラーが多すぎて推定不能
  • 台湾Hブランド:実験前からエラーが多すぎて推定不能

DVD-RW(何度でも書き込み可・消去可能):

  • 国内Iブランド:12,000年(画像が小さすぎて正確な数字が判読不能)
  • 国内Jブランド:45年
  • 国内Kブランド:38年
  • 台湾Lブランド:ディスクによってバラつきがあり推定不能
  • 台湾Mブランド:劣化が早すぎて推定不能

DVD-RAM(何度でも書き込み可・消去可能):

  • 国内Nブランド:307年
  • 国内Oブランド:219年
  • 内Pブランド:139年
  • 台湾Qブランド:15年
  • 台湾Rブランド:10年


台湾製DVDってこんなにひどいのか?」と驚いた人も多いだろうが、そんなことは以前からわかっていたこと。
DVDメディアについては、安いからといって手を出してはいけないというのが常識だった。
だが、近年では急激に品質を改良しているそうで、今後はどうなるかわからない。


「あれ、国内メーカーって4社しかないの?」と思った人もいるだろうが、国産メーカーのDVDメディアの多くは、他メーカーのOEMだったりするから、実験対象を限定しているのかもしれない。
その「他メーカー」の最王手は、太陽誘電(『That's』ブランド)だろう。
知名度は低いが、1988年に世界で初めてCD-Rを開発したメーカーだ。
国内産CD-R/RWやDVD-R/RW/RAMなどの多くは、このメーカーがOEM生産している。
私がCD-RやDVD-Rメデイアを買うときには、太陽誘電のものを選ぶことが多い。


DVD-Rの結果では、寿命が永遠とされたものもある。
実際はそんなことはないだろうが。
某大けいじ板とかでも、永久寿命のメーカーはどこだ?と侃々諤々の議論が交わされている。


消費者なら誰しも、そのメーカー名を知りたいと思うのが人情だろう。
だが、そのメーカー名は明らかだ。
ネット上でちょっと調べただけで、すぐにわかった。
太陽誘電?」と思った人も多いだろうが、不正解。
正解は、日立マクセルだ。


その根拠となる資料は、ちょっとググッて見つけたもの。
日立マクセル株式会社決算説明会 2007年3月期中間期』と題した資料だ。
社長が株主に対して報告しているもののようだ。
下記のリンクはWebページではなくPDF文書なので、ご注意を。
日立マクセル株式会社決算説明会(PDF文書)


この文書の12ページの「光ディスク:追記型DVDディスク(2)」の見出しのところに、こういう記述がある。

パソコン専門誌に掲載のデジタルコンテンツ協会によるDVD寿命試験結果によりますと、
当社のディスクは「品質が良過ぎて計測しきれない」との評価をうけております。


そして、そのパソコン専門誌の出典は「『日系パソコン』2006/9/25号50ページ」となっている。
上記の結果はDVD-Rについてだけについて語っている。
少なくとも、日立マクセルがウソの記述をしていない限りは、「国内Bブランド」は日立マクセルということになる。
(社長が株主に対して報告している資料でウソをついたら社運にかかわる大問題だから、本当のことなのだろう)
だが、DVD-RWDVD-RAMでもっとも寿命が長い国内Iブランドと国内Nブランドも、日立マクセルかというと、そうとも言い切れない。
そうではない可能性が高いと私は見る。
もし仮に日立マクセルだとしたら、上記の報告書で当然DVD-RWDVD-RAMについても引用するだろうが、していないからだ。


だが、この実験結果は、ちょっと怪しいと思うところがある。
それは、上記の朝日の記事で、「実験をまとめた渡部篤美・元日立マクセル技術顧問は『早く劣化するものがこんなにあるとは驚いた』」とあるところだ。
なんだ、日立マクセルの技術顧問が実験結果をまとめてるじゃないか。
財団法人デジタルコンテンツ協会で、日立マクセルやこの技術顧問が強い立場にあったりしないのだろうか、ということ。
この手の調査は、まったくメーカーから離れた立場の団体が行ってほしいものだ。
そうでないと、どうしてもこのように穿(うが)った見方をしてしまう。


問題のデジタルコンテンツ協会の報告書は、こちらにある。↓
要旨と全文がそれぞれPDFになっている。
下記ページの報告書の一覧で、「2006年」の下の方にある「高信頼(長寿命・高セキュリティ)光ディスク媒体の活用システムの開発に関するフィージビリティスタディ報告書」というのがそれだ。
http://www.dcaj.org/report/index.html


今回はAmazonでこれを注文した。↓
Amazonが売っているのではなく、Jhoshin電機が売っているので送料が別にかかるが、それでもヨドバシとかよりも安かったので。


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