かなり間があいてしまったが、過去に「ヴェジタリアン」のタイトルで、記事を2回ほど書いた。
今回、mixiのマイミクさんが日記でヴェジタリアンを話題にしていたので、第3弾として書いてみることに。
今日は、いままで書いていなかったことを中心に。
過去の記事を読まなくては意味が通じないということはないけれど、お時間のある方はどうぞ。↓
- ヴェジタリアン(1)
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20050817/vegeta - ヴェジタリアン(2)
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20060510/breath
ヴェジタリアンといってもいろんな種類があるが、そのへんのことはWikipediaの「ヴェジタリアン」の項に詳しい。
なぜヴェジタリアンに?
私の場合は、Wikipediaの記述に習うなばら、ペスクタリアン(Pescetarian)に近いだろう。
魚介類は普通に食べている。
ただ、龍神に関係した食物は、食べないようにと指示されているような気がする。
そうだ、あとでダウジングで伺ってみよう。
MySpaceで「vegetarian」でプロフィールを検索してみると、ヴェジタリアンがたくさん見つかる。
しかし、その中で日本人はごくわずかだ。
男性と女性のどちらが多いかというと、だいたい半々に近いかもしれないが、どちらかというと女性の方が多いのかもしれない。
特に目に付くのは、20台前半の女性たち。
「若い人たちの方が、意識が高くて進んでいる人たちが多いんだな」と嬉しくなる。
だが、よく考えてみると、たとえば「ファッション」としてヴェジタリアンになった人も少なくないのかもしれない。
好きな有名人がヴェジタリアンだから追随したというような理由の人もいるかもしれない。
あるいは、たんにダイエット的な「healthy reason」とか。
でも、本当にそれだけの理由だったら、長続きはしないだろう。
それだけではないのかもしれない。
その中でごくわずかでも、地球的な規模でものが考えられる人が出てきているとしたら、とても嬉しいことだ。
ヴェジタリアンの著名人
古今東西、ヴェジタリアンだった著名人は数知れず多い。
特に、芸術家、アーティストたちが多いだろう。
あるいは、思想家、哲学者たちとかも。
現代では、スポーツ選手の中にもヴェジタリアンは少なくない。
特に、広義でのエアロビクス(有酸素運動)に分類されるスポーツ種目では、ヴェジタリアンは科学的にも理に適った食生活なのだという記事を読んだことがある。
過去の思想家・芸術家だと、こういう人々がいた。
ピタゴラス、ソクラテス、プラトン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、レフ・トルストイ、シェークスピア、ダーウィン、ニュートン、ヴォルテール、ルソー、プルタルコス、モンテーニュ、ヴァン・ゴッホ、etc。
また近年では、アルベルト・アインシュタイン、アルベルト・シュバイツアー、マハトマ・ガンジー、 H・G・ウェルズ、バーナード・ショウ、クリントン大統領、ダイアナ妃など。
現代のアーティストも非常に多い。
ジョージ・ハリソン、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ヨーコ・オノ、ミック・ジャガー、ボブ・マーリー、デヴィッド・ボウイ、スティーヴィー・ワンダー、エルト・ジョン、カルロス・サンタナ、スティング、プリンス、マドンナ、ブリットニー・スピーアズ、マイケル・ジャクソン、ジャネット・ジャクソン、ジェフ・ベック、オリビア・ニュートン・ジョン、etc。
また、俳優・女優では、クリント・イーストウッド、ダスティン・ホフマン、ブリジット・バルドー、ブルック・シールズ、メグ・ライアン、リチャード・ギア、トム・クルーズ、オリビア・ハッセイ、etc。
スポーツ選手では、ハンクアーロン、アベベ、カール・ルイス、 エドウィン・モーゼスなど。
アメリカのハリウッド俳優や芸能人だけでも、これだけ多くの人々がいる。↓
日本の昔の著名人では、弘法大師空海、上杉謙信、宮沢賢治などだが、あまり多くは上がらない。
日本の場合、ことさらにヴェジタリアンといわなくても、そもそもヴェジタリアンに近い食生活を送っていたということもあるだろう。
現代では、次のようなアーティストたちがいる。
藤子不二雄A、イルカ、フジ子・ヘミング、アグネス・チャン、 財津和夫、坂本龍一、玉置浩二、サンプラザ中野、森山直太朗、小室哲哉、喜多嶋舞、etc。
自ら「究極のヴィーガン」と称するサンプラザ中野は、こう言っている。
「ベジタリアンはすごいですよ! 超ハッピーですよ。精神的に表れてきて本当に不思議で、ヴィーガンというベジタリアンの状態に入ってから半年後に気づいたんですけど、精神が落ち込まないんですよ」
やっぱりアーティストは違うなと思う。
私が言うところの「精妙なる感覚」を体感的に把握しているということなのだ。
著名人たちになぜ多いのか
上で紹介している人々は、全体の中のごく一部で、知っている人々をすべてあげたら、きりがない。
これだけ多くの思想家・科学者・芸術家たちにヴェジタリアンが多いということは、決して偶然のことではないだろう。
この中には、宗教的理由で肉を食べなかった人々もいる。
だが、その多くは、自分がもつ思想的理由や経験則から、ヴェジタリアンになった人々が多いようだ。
特に目に付くのは、ロックなどのミュージシャンの多さ。
本来ならば、億万長者になって、酒池肉林の限りを尽くして豪放な生活をしていてもおかしくないのに。
なぜヴェジタリアンになんてなるのだろうか。
彼らは、私が言うところの「精妙なる感覚」を持ち合わせていたために、自然と肉を食べることをやめていった場合が多いのだろうと思う。
たとえば、私のように作詞・作曲や執筆などのクリエイティブな活動を行う場合、この精妙な感覚があるかどうが非常に重要になってくる。
それに似た「研ぎ澄まされた感覚」を得たいがために、ドラッグに手を出す人々も多かった。
だが、そういったものは悪魔でも(←変換ミスだけどそのままにしておく^^)擬似的な体験だろう。
やはり彼らは「時代を先行していた人々」だと言わざるを得ない。
ヴェジタリアンになる理由
「殺される動物たちがかわいそうだから」という理由でヴェジタリアンになるのは、どこか中途半端なところがあるように思えてしまう。
動物がかわいそうならば、植物はどうなのか?というような話にもなってくる。
だが、少しでも動物の犠牲を減らしたいということでヴェジタリアンになったというのならば、納得できる。
スピリチュアルな観点から、何人かの聖者たちも言っているように、植物にも感情とか心のようなものはあるそうだ。
いわゆる神に使われている人々というのは、一時期でも、肉類をまったく食べられなくなるときがあるようだ。
あるいは、白いご飯しか食べられなくなったとか。
こういう場合、人間世界の常識では推し量れない理由があるのかもしれない。
私のmixiのマイミクさんである占い師というか霊能者みたいな人は、こう書いていた。
動物がかわいそうだから、肉を食べないで残すということは、その命の犠牲を無駄にしてしまうことなのだ、と。
たしかにそうだと思う。
私の場合も、肉でも何でも、出されたものは有難くいただくことにしている。
(関係ないが、日本語の「有難い」という言葉も素晴らしい意味を持っている)
「いただきます」という感謝の念をこめて合掌してから。
それにしても、「いただきます」にしても、日本語ってほんとに美しい言葉が多いな。
「もったいない」「有難う」「いただきます」…
この世の生きとし生けるものに対する感謝の念が、ことたま(言霊)にこもっているものが多いように思う。
私の場合、ヴェジタリアンになったのは、10代の頃だった。
大学生のときやインドネシア滞在中とか、時には肉食に戻った期間もあったが。
ヴェジタリアンになった理由というのは、複合的な要因がある。
健康的要因とかエコロジカルな要因とか。
外的影響としては、やはりマクロビオティクスの影響はあっただろう。
ジョージ・オーサワ(またはジョルジュ・オーサワ)こと桜沢如一氏は、やはり天才的な直観をもっていた人だと思う。
だが、「玄米菜食に徹すれば絶対に病気にならない」というのはウソだと思う。
あの人自身が病気で亡くなっていることは、信奉者たちによってひた隠しにされているのではないかという疑惑は拭えない。
あまりにも「陽性コンプレックスが強すぎた人かな」という印象が強い。
釈尊の「中道を歩め」ではないけれど、やはりバランス感覚が大切だろう。
ヴェジタリアンになったいちばん大きい要因は、ちょっと言葉では言い表せない。
内的な「精妙なる感覚」をもってしか語れなかったりするので。
たとえば、肉を食べ過ぎると眠れなくなるとか、感情の起伏が激しくなるとか、そういう自分の体験から個々に切り出して語ることはできても、その全体像を理解してもらうのはむずかしい。
いっしょに仕事をしている人たちと飲みに行ったりして、肉を食べないことの理由を聞かれたりする。
たんに「嫌いなんです」とか、あいまいな答えをすることにしている。
本当のことを言っても、理解してくれるだろうとは到底思えないので。
配偶者をもつ機会をふたたび与えられたとしたら、その相手はヴェジタリアンであってほしい。
この歳だから、ものすごい低い可能性だろうけれど。^^;
経験的にいって、家族が同じものを食べられないということほど、悲しいことはないから。
ダウジングで伺ってみた
というわけで、ここまで書いた後で、さっそくダウジングで、うしろの存在に伺ってみる。
- 肉類→×
- 魚介類→×
というわけで、肉だけでなく、魚類もダメということだ。
自分ひとりだけだったら簡単だが、母につくってもらっている関係で、今日から魚も食べないことにすると言うのはむずかしいものがある。
なるべく食べないように心がけるということで、当面は許してもらうことにしたい。
続いて、特に食べてはいけないものを聞いてみた。
すると、予想通り、ウナギはぜったいにダメらしい。
龍神を連想させるからだろうか。
数年前、ヒヌカンと神棚を建てた前後に、家の中を大蛇が這い回っている夢を見た。
…というか、見させられた。
そのとき、大蛇の腹部が大写しになって、見ると、鱗がなくスベスベしている。
まるでウナギの皮膚のようだった。
それ以来、ウナギが食べられなくなった。
ドジョウ、アナゴ、カニ、エビも伺ってみたが、ウナギほどではなく、まあ食べても良いということらしい。
こういうことは何度かやってみないと正確な答えは出ないときがあるから、そうすることに。
最後に、天才・偉人たちの食生活を扱った本を何冊か紹介しておく。
下記は(2)でも紹介した本。強力にお奨めの本だが、絶版。
現時点で、Amazonユーズドストアで2冊ほどある。
定価よりもかなり高いが、私だったら買う価値ありと判断するだろう。

偉人・天才たちの食卓―ピタゴラスからヒトラー、宮沢賢治、マドンナまで、みんなベジタリアンだった
- 作者: 佐伯マオ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1991/08
- メディア: 単行本
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天才の食卓―プラトン、ダ・ヴィンチ、織田信長、ショパン… (青春文庫)
- 作者: 話題の達人倶楽部
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2003/06
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- 作者: 小田晋
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