昨日、mixiのマイミクさんが、愛宕神社へお参りしたことを日記で書いていた。
もしやと思って、クリックして読んでみると、やっぱりそうだった。
東京都港区愛宕(あたご)にある愛宕神社だった。
私の生地である虎ノ門の近くにある神社だ。
数年前にダウジングで、産土神(うぶすながみ)さまはどこですか?とお伺いしてみた。
そしてマップダウジングで出たのが、この愛宕神社だった。
たしかに、生まれたときに住んでいた場所から、500mほどしか離れていないところにある。
産土神社とは、現代では氏神と同義語として用いられることが多いが、ここでいうのは、本来の意味での産土神。
つまり、生まれたときに住んでいた土地を司る神さまのことだ。
私が生まれた頃には、父の姉(つまり私の叔母)の家に家族で居候していた。
その叔母とは、○川憲一の育ての親である、百瀬○子のことだ(ゲイノー関係者に検索されたくないので伏字にしている^^;)。
その叔母は数年前に亡くなっている。
あの頃、○瀬由一、つまり私の従兄弟の○川もあの家に住んでいたのだろう。
もちろん、まだ歌手デビューはしていなくて、十代前半だったと思われる。
その虎ノ門の家は、今となっては正確な位置を覚えていない。
新橋駅から外堀通りを虎ノ門方向へ歩いていって、路地を入ったところという記憶はある。
虎ノ門といえば今やビルが林立するところだが、まだあの頃は人が住める土地があったのだ(今でもビルの谷間にちょっとは民家があるかもしれない)。
駄菓子屋さえあったのを、うっすらと覚えている。
まだ3〜4歳頃だったろうが、その店でポンポン蒸気の船のオモチャを買ってもらったのが嬉しかったのを覚えている。
ええと…愛宕神社の話だった。^^
愛宕神社は、京都の愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社から発祥したもので、火防(ひぶせ)の神さまとして信仰されている。
港区の愛宕神社は、NHK放送博物館が向かいにある。
駅でいうと、虎ノ門と神谷町のちょうど中間ぐらいのところ。
そこに愛宕山という、東京都23区でもっとも標高が高い山(といっても25.7mだが)がある。
その愛宕山が、日本の放送開始の発祥の地ともなっている。
愛宕神社は、慶長8年(1603)に、徳川家康の命により江戸の防火の神様として祀られた。
主祭神は、火産霊命(ホムスビノミコト)。
他に、罔象女命(ミズハメノミコト・水の神)、大山祇命(オオヤマヅミノミコト・山の神)、日本武尊(ヤマトタケルノミコト・武徳の神)も御祭神とされている。
ここまで書いて、ハッと気がつく。
いま家でヤマトタケルノミコト様とオトタチバナヒメノミコト(弟橘媛命)さまをお祀りしているのも、こういうご縁もあったのだろうか、と。
そして、私に縁の深い水の神さま。
それだけではない。
境内には末社として、太郎坊社(猿田彦大神)、福寿稲荷社、大黒天社、弁天社も鎮座する。
猿田彦大神さまは、いま住んでいるところの産土神社である武蔵野神社の主祭神だ。
大黒天さまと弁才天さまは、七福神としてお祀りしている。
更に弁天様は、単独でも神棚にお祀りしている。
私に音楽創造の力を与えてくださっているのかもしれない。
稲荷大神さまとも深いご縁があるらしい。
七福神といえば、以前にどこかで書いたと思うが、七福神というのは、じつは「隠れ出雲信仰」だったのではないかと考えている。
いつか深く探求したいテーマだ。
こうしてみると、みんな私がご縁ある神々ばかりではないか。
人間というのは、縁ある神さまの下に生まれるんだなと、つくづく思う。
では、主祭神のホムスビノミコト様は?
それも、大いにあるのだ。
いままで意識していなかったというだけで。
昨年秋のお彼岸に、家族3人で諏訪に父の墓参りに行った。
その記事で、先祖代々の旦那寺である地蔵寺について書いた。↓
上記の記事で書いたように、その寺の正式名称は愛宕山地蔵寺といって、曹洞宗(禅宗)の寺だ。
そこのご住職に聞いたところ、「愛宕山」というのは愛宕信仰に関連するもので、境内には愛宕神社も祀られている。
つまり、ホムスビノミコト様も祀られているのだ。
叔母も○川もわれわれも、そういう神さまのご縁のある土地に住まわされていたのだ。
そうだとわかると、とても感動してしまう。
これを読まれているみなさんは、どういう神仏とご縁がありますか?
自分が生まれた土地、住むようになる土地というのは、偶然ではないと思うんですね。
過去生からの縁だったり、またご縁がある神仏のお導きによって、そういうところに住むようになると思うのです。
たとえば新たに住む土地の物件を探すときにも、そのような神々の力が働いているのかもしれない。
たとえば、私が何度も書いていることですが…。
いままでの人生で、自分で物件を探したところのすべてにおいて、近くに諏訪大明神さまが祭られている神社がありました。
そのことは、つい数年前に気がついたことですが。
数年前までは、諏訪大明神に対する深い思い入れはありませんでした。
諏訪大社にお参りしたことさえありませんでした。
だから、諏訪神社が近くにあるかどうかなんて、意識して物件を探したわけではありません。
(うしろに諏訪の神さまがついているなんて、それまで誰も教えてくれなかった);_;
下記の資料ページで書いています。↓
本当に面白いというか、有難いというか。
なので、そういう土地に住まわされていただいているということに対して、感謝すべきだと思うんですね。
産土神様を大切にしなければならないというのは、そういうこともあるんです。