今日は例によって新曲の録音を続けていた。
ちょっと専門的な話になるが、SENDエフェクトのかけ方などを調べるのに時間がかかってしまった。
E-MuのProteus Xとの絡みがあって、一筋縄ではいかない。
Proteus Xはすごくコストパフォーマンスが高いサンプリング音源のライブラリだが、概念が難解なところがあって、初心者にはお奨めできない。
それとソフト・ハードの相性がけっこうあるので。
新曲は、MIDIの部分はほぼできあがった。
ただ、ベースの音がちょっと気に入らないので、どうせなら自分で弾いてしまおうかと思い立った。
それで、ヤフオクでベースを探してみた。
YAMAHAのRBX SPECIALEDITION MODEL 550RSというのが良さそうだったので、入札に加わってみた。
ヤマハ独自デザインのオールブラックモデル。
けっきょく9,500円で落札することができた。
これで、ベースとギターは手弾きで録音して、なんとか様になるだろう。
YAMAHAのベースとKORG PANDORAを買った
ベースとギターの録音は、アンプを使わずにライン録りでやりたい。
アンプからマイク録りで、でかい音を出したら近所迷惑になってしまうので。
そこで、アンプシミュレータが必要になってくる。
ベースもギターも、ダイレクトにPCに入力したら、ちゃんとした音にならない。
そこで、アンプを通してマイク録りした音を擬似的に作ってくれるソフトまたはハードが必要になってくるのだ。
ギター用のアンプシミュレータは、フリーウエアも出回っているが、ベース用の良いものがなかなか見つからない。
調べてみると、KORGから良い製品が出ていた。
Personal Multi-Effect Processor『PANDORA』というものだが、要するにマルチエフェクターにアンプシミュレータ機能が加わったようなものだ。
それに加えて、リズム&ベースパターンを内臓していて、これ1台でギターの練習もできる。
しかもPX4Dというモデルはベースでもギターでも使えて、実勢価格が1万円を切るというのだから、これは買うしかない。
YouTubeで探してみると、世界中のアマチュアギタリストやベーシストたちが嬉々として使っているではないか。
KORGというメーカーは、いつもわれわれをアッと驚かせるような斬新な製品を作ってくれる。
ヤフオクで、9,000円前後で新品が買える。
ACアダプターとのセットがあったので、1万円の即決価格で落札した。
- 出版社/メーカー: KORG
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今週末はこのベースとPANDORAが届いていないので、ちょっと手持ち無沙汰。
いま作っている新曲ではやることがなくなったので、明日は次の『天の音〜弁才天賛歌』の録音に入ることにするか。
それから、だいぶ前になるが、BEHRINGERのB-1というコンデンサマイクの中古をヤフオクで見つけて、購入した。
これはまだ出番がない。
そのうち、ヴォーカルやアコギの録音に活躍してくれるはず。
- 出版社/メーカー: BEHRINGER
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新製品Cubase Essential 4
DAWソフトの方は、買ったばかりのCubase LE 4だが、気に入らないところもある。
ひとつには、Vocaloidと同期して動かすためのReWireの機能が省かれていること。
前のヴァージョンまではあったようだが、なぜか4になってなくなっている。
そんなところで、今日見つけたのが、Cubase廉価版の新製品のニュース。
Cubase Essential 4というもので、4月25日に発売予定とか。
以前のCubase SEのヴァージョン4版だ。
実勢価格は25,000円ぐらいになるだろうとのこと。
手が出ない価格ではない。
残念ながら、LEからのアップグレードはできないようだ。
まだ情報が入っていないが、もしReWireに対応しているのならば、購入を検討してみたい。↓
- Steinburgの新製品情報
http://www.steinberg.net/1619.html
[rakuten:marks:10001177:detail]
[rakuten:reckb:10002321:detail]
やっぱりReWireが使えないと不便だ。
いまは、初音ミクで作ったデータをWAVファイルとして出力して、Cubase LEに取り込んでいる。
これだと、曲の微調整でCubaseとVocaloidとの間を行ったり戻ったりして、効率が良くない。
それに、ミクの歌とオケのタイミングがずれてしまうことがある。
そうなった場合、インサートエフェクトをOFF→ONしたり、Cubase LEを再起動したりして戻ることがある。
それから、VocaloidデータをMIDIとしてDAWに取り込む方法は、経験上NGだ。
すぐにVoaloid2のテンポが遅れてしまい、使い物にならない。
ReWireが使えない環境では、WAVで取り込むしかないことになる。
テンポの変化を伴う曲では、ちょっとわずらわしい問題に遭遇することになるだろう。
それから、初音ミクでDTMに目覚めたという人々がこの記事を読むかもしれないので、書いておく。
Vocaloid2を中心にDTMをやりたいというのならば、DAWソフトは、やっぱりCubase系がお奨め。
VocaloidもCubaseもYAMAHA系列なので、しっかりテストをしているから安心ということがある。
CubaseのライヴァルのSonarや他の製品だと、VSTの制限でVocaloid2を取り込むことができなかったりする。
また開発元のSterinbergはVSTの開発元でもあるから、VSTプラグインで動作しないものがほとんどないというメリットもある。
Cubaseは価格が高いのがネックだが、私のようにオークションでバンドル版であるLE4やAI4(YAMAHAのハード製品用)を探してみると良いでしょう。
私はLE4を8,000円で落札したが、ちょっと出しすぎたかもしれない。
Cubaseの弟分であるSequelを買うという手もあるか。
Vocaloid2で次に買いたいもの
Vocaloid2で初音ミクの次に買いたい製品のこと。
いままでいろいろ書いてきたが、現時点でいちばん欲しいのは、やっぱりPRIMAだ。
Sちゃんに歌ってもらいたい曲を作りたいというのもあるが、日本版Vocaloidは英語の発音がどうしようもないという弱点がある。
日本語の歌でも、ちょっとでも英語の部分が出てくると、苦労するのだ。
なんとかごまかして英語らしく聴かせようとするために。
そこで、Sweet Annと思っていたのだが、昨日YouTubeでPRIMAの曲をいろいろ聞いてみて、結論が出た。
PRIMAは、某女性ソプラノ歌手の声をサンプリングしたVocaloid2の新製品だ。
だが、ポピュラーソングでも十分歌いこなせるということがわかったのだ。
ちなみに実売価格は、価格.comの最安値が23,500円前後。
著作権があるので、ここでは貼り付けないが、YouTubeでENYAの「Orinoco Flow」を歌っている動画も投稿されている。
これを聴いて、なかなか良いと思って、買う決心をした。
買うとしたら来月になるだろうが。
ただ、PRIMAに日本語の歌を歌わせると、逆に問題が出てくる。
日本語として聞き取りにくい発音になってしまうので。
最後に、Primaの美声を聴いてください。
YouTubeの投稿から、モーツアルトの『Ave verum corups』です。
http://youtube.com/watch?v=2Hms7GQ1LIw