今日は定時で仕事を終えようとしたが、帰り際に雷が鳴り出した。
常駐先の研究所を出たとたんに、大雨に降られた。
傘をさしているのに、数秒間でズボンがびしょ濡れになってしまった。
普段は滅多に強い雨に降られないのに、久々のことだった。
まるで雨に避けられている(嫌われている?)かのように、降られないのだ。
特に、聖地巡礼中では。
関西のmixiのマイミクさんが、ミュージカル『ルルドの奇跡』を見たいというので、一緒に行くことになった。
これを見るためだけに上京するのだが、その価値は十分にあるだろう。
10/12(日)13:00からの公演のS席を予約する予定。
他にもまだいるかもしれないので、チケット手配はちょっと待つことにする。
mixiに出演者が
mixiでルルドの奇跡を検索してみたら、何人か関係者を見つけ出した。
そのうちの一人の出演者の女性にメッセを送ったところ、すぐに返信が返ってきた。
見に行くのならば、チケットを手配してくれるというので、お願いするつもりだ。
- ミュージカル『ルルドの奇跡』(ミュージカル座)
http://www.musical-za.com/STAGE/lourdes08/stage.htm#%83L%83%83%83X%83g
その女性は、ミュージカル座の座員で、以前に『ルルドの奇跡』のベルナデット役で主演したこともあるようだ。
mixiのプロフィールにはそこまで書いていなかったが、ミュージカル座サイトのプロフィールを見て知った。
今回は、ベルナデットの妹トワネット役を演じるという。
ミュージカル
2005年4月に『ルルドの奇跡』を見た感想は、こちらの記事で書いている。↓
- ミュージカル『ルルドの奇跡』観劇(感激)記(1)
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20050410/musical - ミュージカル『ルルドの奇跡』観劇(感激)記(2)
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20050410/musical2
これを読むと、あのときは何度も涙してしまったようだ。
それまではミュージカルなどとは無縁の人間だったが、これを見て感激して、その年に同じミュージカル座の『ひめゆり』も見て、これにも大感動した。
ミュージカルが好きになったというよりは、ミュージカル座の作品が好きになったのかもしれない。
非常に優れた芸術作品となっていると思う。
この作品が素晴らしいと思うのは、以下のような点にある。
- ハマナカトオル氏の脚本が、ミュージカル作品としては史実に忠実に書かれていて好感がもてる。
- それぞれの曲が、荘厳な宗教的雰囲気を損ねておらず、すばらしい。
- 歌が止まることなくストーリーが展開される「ポップオペラ」と呼ばれる形式で、見る者を飽きさせない。
もし興味があったら、2000年にルルドを巡礼した時のことを書いた作品があるので、読んでみてください。↓
この作品をもとに、全面加筆訂正して有料の電子本化する予定で、その際にはこの作品は削除しますので。
- 『聖母と聖女〜ルルド巡礼の記』(百瀬直也)
http://www.ne.jp/asahi/pasar/tokek/AA/SS/
2005年の公演では、伊東恵里さんが主演でベルナデットを演じ、その美しい歌声に魅了されたものだった。
今回は浦壁多恵さんというミュージカル女優・歌手が主演されるそうだが、どういう作品になるか楽しみだ。
『聖処女』
聖ベルナデッタを題材とした作品としては、昔のアメリカ映画が1本ある。
原題は『THE SONG OF BERNADETTE』といって、『ベルナデットの歌』という小説の映画化だ。
ミュージカル『ルルドの奇跡』でも、参考にしているようだ。
Amazonでは既に、中古しか扱っていない。
もう絶版となったのだろうか。
だとしたら、買うのは今のうちかもしれない。
この映画の感想は、下記の記事で書いている。
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ベルナデッタの日記
ベルナデッタは私にとって、「魂の教師」と言えるかもしれない。
自分が弱いとき、世俗の誘惑に負けそうになったとき、この聖人の存在を思い出し、勇気を与えられることがある。
そんな時に読みたくなるのが、聖ベルナデッタが自ら書いた日記だ。
聖ベルナデッタがヌヴェールの修道院で生活していた間に綴った手帳。
『ベルナデッタ 魂の日記』(ドン・ボスコ社)
この本については、2008年2月の下記の記事で書いている。
ここで書いているように、今年2008年は、ルルドに聖母が出現してから、ちょうど150年目にあたる記念すべき年なのだ。
- 聖ベルナデッタ『魂の日記』とルルド150周年記念日
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20080211/lourdes

- 作者: ベルナデッタ,安藤敬子
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その日記の中の言葉を紹介して終わりたい。
イエスは、すべてを捨てた者に、すべてをお与えになります。
(『ベルナデッタ 魂の日記』、安藤敬子訳(ドン・ボスコ社)より)
私は神の道具として使われる身だが、まだ「すべてを捨てた」とは言い切れない。
それをはっきりと言えるのが、聖ベルナデッタであり、神に人生を捧げた全ての修道僧だろう。