Yahooニュースより。
野生ザルの餌付けをやっている、大分市の高崎山自然動物園での話。
母ザルが育児を放棄し、別の雌ザルに育てられていた1歳の子ザルがいた。
その「タクマ」ちゃんが、また独りぼっちになってしまったという。
サルが自分の子供ではないのに育てるというのは、自然界では珍しいことだという。
いつも一緒だった母親代わりの雌ザルが、2ヶ月前ころから餌場に姿を見せなくなった。
雌ザルは人間の年齢にすると60歳ぐらいだったので、山中で死んだとみられている。
タクマは、園が用意したストーブの前にポツンと座っているという。
1歳ほどの子ザルは自力で餌を取るのが難しく、飼育員から与えられる小麦や芋のほかに、母親にしがみついて母乳を飲んで育つ。
その母乳をくれるサルがいなくなって、これからが心配される。
- 1歳サル厳冬に独り…生みの親に捨てられ、育ての親姿消し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090111-00000022-yom-soci
人間界にも、「自分はひとりぼっち」という人は少なくないだろう。
派遣切りで故郷に帰るに帰れない人とか、
子供に世話してもらえない一人暮らしのお年寄りとか。
これだけ人が多い東京でも、孤独な人はたくさんいる。
(「東京だから」というべきか)
でも、そういう人でも、どんな人にでも
見えない存在はついているのです。
いつも見守ってくれている存在が。
そして、いろんな階層にいる神仏も、いろんな形でかかわっています。
だから、完全に一人ぼっちという人間は、いないのです。
ぼくは、いつも一人で各地を聖地巡礼しています。
でも、その最中に「孤独」を感じたことはありません。
誰かが自分の後ろにいて、歩いているような気がしてならない時もあります。
そして、神社仏閣へ行けば、神さま仏さまが(たぶん)暖かく迎えてくれる。
人間に理解されなくても、あんまり気にしません。
神仏に理解してもらえればいいという気持ちで、やっています。
いま孤独を感じている人も、近くの神社へでも行って、お祈りしてみてください。
何かが変わるかもしれません。