探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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自分の本を作る+聖ベルナデッタ


聖地巡礼ファイル』#302「伊勢と諏訪を結ぶ」の執筆を終えて、次なる課題に入ろうとしているところ。
ちなみに、このPDFファイル、いまだにGoogleで検索できない。
PDFの場合、ロボット収集が遅いのだろうか?


次の作品は聖ベルナデッタについての本になる。
(フランス語的には「ベルナデット」の方が発音が近いようだが、日本のローマカトリックの慣例に従って「ベルナデッタ」と表記する)
前作『ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道』と同様に、ボイジャー社のドットプレスのシステムを利用する。
電子本とオンデマンド本(注文に応じて印刷製本して販売される)の両方だ。
いまWeb上で公開している『聖母と聖女〜ルルド巡礼の記』を元に書くが、まったく別の作品となる予定。
公開と同時に、上記作品は削除するつもりだ。
場合によっては、全面的に書き直して『聖地巡礼ファイル』の作品として残すかもしれない。

『聖母と聖女』(仮題)

今回は、ルルドの奇跡よりも、聖ベルナデッタという人物に焦点を当てた本としたい。
ヴィア・ドロローサ』では300ページもの厚さになってしまったが、今回はオンデマンドのことを考慮して、200ページ程度にとどめたい。
前回は定価2,650円にもなってしまって、高くついてしまったので。
なんとか定価を2,000円以内に収めたい。
ほとんど儲けはなくなるのだが、今回の場合、はじめから期待していない。


ヴィア・ドロローサ』の次は聖ベルナデッタの本を書くと前々から宣言していたが、着手が遅れに遅れてしまった。
昨年がルルドの聖母出現150周年にあたっていたので、そのタイミングで出版できれば良かったのだが。
すでに参考文献がある程度集まっていて、海外の書籍も取り寄せている。


ルルドの奇跡についての本は日本でもいろいろ出ているが、聖ベルナデッタという人物に絞って掘り下げて書かれた本は多くはない。
日本ではあまり知られていないエピソードなども交えて、この聖人について日本の人々に知ってもらえれば嬉しい。

Amazonのe託販売サービス

オンデマンド本は、初回時に限り、著者用としてまとめて原価で購入することができる。
この「初回のみ」ということを知らずに、3冊ぐらいしか購入しなくて、あとで後悔したものだ。
それを利用して、数十冊をまとめて購入して、自分で販売するか、またはAmazonの委託販売を利用するという手もある。
Amazonの「e託販売サービス」は、ISBNのついた書籍ならば、契約すれば販売してもらうことができる。
金銭的条件としては、年間費用が9,000円かかる。
商品の数が1種類でも多数でも、上記の金額は変わらない。
その他に、1冊あたり販売手数料として販売価格の40%をAmazonに持っていかれる。
書籍の場合、製造コストがけっこうかかるので、これで儲けを出すのは大変だろう。


ドットプレスで製作された本の場合、自動的にISBNコードが記される。
そのことは、本が届いてみて初めて知った。
ISBNが入っていることは大きなメリットで、Amazonで販売してもらえる他に、たとえば独自に書店と交渉して、店頭で並べてもらうことも考えられるかもしれない。
ISBNは、個人で申請すると、かなりお金と手間がかかるものなのだ。
ドットプレスを利用すれば、非常に簡単にISBNコードが手に入ることになる。


現時点では、e託販売で扱っている商品は、「和書」「CD」「DVD(国内版)」「ソフトウェア(国内版)」「ビデオゲーム(国内版)」となっている。

ボイジャー社「理想書店」などでの販売

ボイジャーから初期の購入なしで、本来の意味での「オンデマンド」で販売する場合は、ボイジャーに販売手数料として30%をもって行かれる。
ボイジャー社には、「理想書店」というオンライン書店がある。
ここで、電子本とオンデマンド本を、大手出版社の書籍と体等の立場で販売してもらえる。

自分で販売

これに対して、自分でWeb上で販売するという手段もある。
その場合は、「フォーマット使用料」として1冊あたり販売価格の2%をボイジャー社に支払うことになっている。
ボイジャーAmazonに販売手数料を取られないというメリットがある。
なので、本に印刷された定価よりも数百円安く販売することも可能となる。


ただし、Amazonで売ってもらう時ほど、売り上げは期待できないかもしれない。
たとえばAmazonのユーザーが「ルルド」とか「ベルナデッタ」とかで検索すれば、他の出版社から出ている本と対等に並べられて、気に入ってもらえたら買ってくれるかもしれない。
このメリットは大きいだろう。


ちなみに、電子本の場合は、自分で独自に販売することは契約上許されていない。
電子ブックというのはまだまだ需要が少ないので、販売量はあまり期待できない。
ヴィア・ドロローサ』も2006年9月に発行して以来、オンデマンド本も含めて、まだ数冊しか売れていない。
525円という価格設定が高かったこともあったかもしれないので、次作は300円程度にしたいと考えている。
もっと売れる題材を選べば、もうちょっと売り上げが伸びるのかもしれないが、私の場合金儲け主体でやっているわけではないので。

どうやって本を作るか

ドットプレスで本を作る場合、入稿の仕方はそれほど難しくない。
PCのテキストファイルで、あるルールのもとにタグを入れたりして、原稿を編集していけば良い。
制作費は若干高くなるが、MS Wordの文書として入稿することも可能だ。
ただし、この場合も勝手にレイアウトなどを作ってはいけなくて、決められたルールに基づいて原稿を編集することになる。
詳細は、下記のドットプレスのサイトの「入稿のしかた」を参照してください。


写真などの画像ファイルを挿入することができるが、ファイルの数が規定の量を超えると制作費で超過料金が発生する。
ヴィア・ドロローサ』の場合、ページ数と写真の量がかなりあったので、制作費が高くついてしまった。
ちなみに、次作が200ページ程度になるとすれば、制作費は6,000円程度で済むことになる。


自分で書いた原稿が何ページぐらいのボリュームになるかを知るのは、なかなか難しい。
このへんのことは経験者に聞いた方が早いので、私まで相談してください。


ボイジャー社のドットプレスというシステムは、非常に簡単に自費出版が可能となる(特にオンデマンド本)ということでは、お奨めの手段だろう。
制作費も、他と較べたら安いし。
ただし、オンデマンド式だと印刷・製本代が高くついてしまうのが難点だ。


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