今日から5日間の北九州聖地巡礼が始まった。
11:20羽田発のスカイマーク便で福岡へ。
飛行機の窓から、ヤフードームが見えた。
屋根が金色に輝いていて、まるでイスラム教のモスクのようだった。
福岡の野球ファンの聖地だから?
福岡空港から巡礼先へ直行する。
今日は筥崎宮1社だったのに、いきなり頭痛が始まった。
先が思いやられる。
電磁波による頭痛とはまったく違うので、すぐわかる。
筥崎宮は、日本三大八幡宮のひとつ。
ちなみに他の2社は、宇佐神宮と岩清水八幡。
御祭神は、応神(おうじん)天皇(八幡大神)、神功(じんぐう)皇后、玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)の3柱。
境内でハトのえさを売っているのが、さすが八幡神社だと思った(鳩は八幡神社の神遣いとされる)。
やっぱり九州は暑い。
日差しの強さが東京と違う。
ジャケットを着てきたが、明日は下はTシャツ1枚にしよう。
今は宗像市のチサンイン宗像からアクセスしている。
今年1月にできたばかりのホテルなので、設備が最新だ。
カードキーは、かざすだけでドアを開けられる。
テレビは液晶の地上デジタル。
駅から遠いのが欠点で、JR東郷駅から4〜5キロある。
バスは途中までしかなく、バス停から25分ほど歩かなければならない。
バス停を降りて歩き始めたときは、何もない山道なので心細くなった。
だがホテルの周辺はけっこう大型店舗が多くて安心した。
ホテルから徒歩5分ほどのところに、インド料理店を発見。
砂漠でオアシスを見つけたような嬉しさがある。
これでヴェジタリアンの私でも食べるには困らない。
回転寿司も何軒かある。
インド料理店「カシミーリ・インド」で、ダル豆のカレーを食べた。
超おいしいので、毎日食べたいほどだ。
辛さは5段階ぐらいで指定できる。
今日は「普通」を選んだが、辛さがもの足りなかった。
値段も安くて、お奨めだ。
ダルカレーとライスで950円だった。
残念ながら、ネット上で情報がほとんど得られない。
その後、近くのブックオフへ。
地方へ聖地巡礼した時の楽しみは、書店(古書店)へ行くこと。
その町のいちばん大きな書店をあらかじめ調べておく。
そして郷土図書のコーナーで、東京では入手しずらい本を物色する。
小さな町ならば、古書店へ行く。
ブックオフでも、確率は少なくなるが、意外な収穫を得ることもある。
今日は、松本清張の『ペルセポリスから飛鳥へ―清張古代史をゆく』(日本放送出版会)が700円で売っていたのを発見。
以下は、出版社の解説。
飛鳥の地に点在する奇怪な石造物は古代ペルシアの拝火教に関連があった―この大胆な仮説をもとに、著者松本清張が、イラン踏査によって、古代史の謎に挑む。イランの骨董屋で手に入れた、正倉院宝物と同形の瑠璃碗をきっかけに、著者の推理の旅は展開された。ペルセポリスの遺跡に立ち、砂漠の水路を歩きながら、冷厳な検証の眼が光る。古代日本と古代ペルシアとの間の「失われた線」は、この本で、ついに解明された。
30年前に出版された本で入手困難だろうから、大収穫だ。
と思って、ホテルに戻ってAmazonで見てみたら…。
ユーズドストアで100円からあった。^^;
ま、まあこういう時もある。
- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1979/05
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明日の巡礼は、宗像大社→志賀海神社→香椎宮と廻る。
今回の巡礼地は、もちろん初めてのところばかりなので、楽しみだ。
頭痛とかがなければ、もっと楽しいのだが。