最近、久しぶりに瞑想を再開した。
ずっとやってなかったが、やらずにはいられない衝動に駆られていたので。
瞑想といっても、私の場合、普通のメディテイションとは方法が異なる。
タントラヨガの「トラタカ」という行法だ。
これはサンスクリットのTrataka(凝視する)という言葉に由来する。
この行法は、胃のところのマニプラチャクラの開発に適していると言われる。
これを持続的に実行していると、目に関係するトラブルが改善されると言われる。
また、胃の働きもよくなったりする。(目と胃は経絡でつながっているため)
また経験的に、自分の中の霊的な能力が目覚めてくるように思う。
トラタカのやり方
トラタカの基本的なやり方は、下記のページで紹介されている。
- 10.トラタック(トラタカ)瞑想 −瞑想法の紹介−
http://www.ayur-indo.com/meditation/meisou10.html
だが、私のやり方は若干異なるので、書いておく。
- 夜、部屋の灯りを消して真っ暗になるところを選ぶ。
- ローソクに火をつけて立てる(20〜30分ぐらい炎が保つローソク)。
- 座ったときに目の正面45センチ前後のところに炎の中心が来るように、ローソクの高さと距離を調整する。
- 下に座布団などを敷き、好きな座法(シッダアーサナ等→後述)で座る。
- 膝の上に手を乗せ、好きなムドラ(手印)を組む。
- 瞑目して呼吸を整え、眉間に意識を集中する。
- 意識が集中したら目を開け、ローソクの炎の中心(もっとも明るいところ)を凝視する。
- 凝視している間は、絶対に炎から視線をそらさず、体や顔を少しも動かさず、瞬きもしてはいけない。
- 涙が出てきて瞬きも我慢できないほどになったら、目を閉じる。
- 炎の残像が見えて上下に不安定に動くが、眉間のアジナチャクラのあたりに残像を固定して、それに意識を集中する。
- 残像が薄れてきたり、目を開く準備ができたら、また目を開いて上記を繰り返す。
- 適当な時間になったらやめて、しばらく心の安静を保つ。
毎日続けていると、目を開いたまま我慢できる時間がだんだん長くなっていく。
トラタカは夜暗いところで一人で行なうため、霊障が起きやすい人は特に注意が必要だ。
「変なもの」が寄って来ないように、結界や石を身につけるなどの対処をすることを薦める。
私の場合は、家全体が結界になっている(?)ようで、まったく何もしないが。
諏訪大明神をはじめとする強力な神々に護られているため、「変なもの」が寄って来れないのかもしれない。
普通の瞑想
普通の瞑想をする場合の私のやり方は、以下の通り。
- シッダアーサナの座法で座る。
- 両膝の上でジナーナ・ムドラ(上の写真の子がやっている手印)を組む。
- 最初のうちは、呼吸を整え、スワディスターナチャクラ(臍下丹田)に意識を集中する。
- しばらくして落ち着いてきたら、眉間のアジナチャクラに意識を集中する。
- 雑念が出ないようにするが、出たら出たで囚われないようにする。
- 適当な時間がたったらやめる。
瞑想中にどこに意識を集中させるかは大切なことだが、これは瞑想の目的やどのチャクラを開発させたいかによって個々に変わってくる。
なお、ヨガの座法について知らない人は、下記のページが詳しい。
チャクラの位置については、下記のページに図と解説がある。
ムドラ(手印)については、下記のページに写真入りで解説がある。
みなさんは、どういう瞑想をしていますか?
参考になるものがあるかもしれないので、教えてほしいです。