今まで何度か書いたが、インドネシア・スラバヤにMySpaceのフレンドがいる。
彼女(以降Cと呼ぶ)と知り合ったために、8月のジャワ島聖地巡礼の目的地にスラバヤも加わった。
Cに会いに行く目的は、彼女が描いたデウィ・サラスワティ(弁才天)の油絵をもらうこと。
また、Cが信仰しているチベット仏教寺院でお祈りもする。
PCを立ち上げると、毎日のように彼女からチャットが入ってくる。
Blackberryを使っていて、わかるのだそうだ。
インドネシアでは、このスマートフォンがけっこう流行りらしい。
もちろん、「お金持ちたちの間」だけでだが。
彼女はスラバヤで事業を行なっていて、石鹸を製造している。
自宅に小さな工場があるという。
いつもはスピリチュアルな深い話ばかりしているのだが、昨日は仕事の話になった。
それで初めて知ったのは、その会社の製品は、日本にも輸入されているとか。
サリラペ石鹸
ブランド名を教えてもらったので、その場で検索してみた。
「SARI RAPET(サリラペ)」という製品名らしい。
数秒で見つかった。
サリラペシリーズの石鹸は、特に女性の秘部を洗うためのものだという。
ジャムゥに使われる成分などを配合している。
Jamuというのは、インドネシアに伝わる民間の薬で、漢方薬的なものだ。
サリラペソープ3の宣伝が特にすごい。
恥ずかしくてちょっと引用できないような。^^;
隠れたベストセラー的な商品で、けっこう売れているらしい。
- プリマ・サリラペIとII
http://www.moris-shop.net/item/item.php?item_base_id=2088 - プリマ・サリラペIII
http://shop.realcoms.co.jp/shanana/1000556948/
男性用の石鹸も、サリラペ・ラキラキという商品がちゃんと用意されている。
「ラキラキ」とはインドネシア語で男性のこと。
下記サイトの宣伝マンガが、かなり笑える。
- SARI RAPET for men "Laki-laki"
http://item.rakuten.co.jp/bhkurabu/ec-206/
某サイトでは、サリラペシリーズは2ヶ月で40,000個売れたとある。
どうせ誇張だろうと思ってCに聞いたら、そんなもんだろうという。
それぐらい大量に注文があったのだそうだ。
来月には、別の輸入業者へマヌカ・ハニー石鹸も輸出するとか。
私自身はこれらの石鹸を使ったことがないので、「お奨め」もその反対もできる立場にない。
カスタマイズ石鹸を作ってくれる!
自分でサリラペシリーズの石鹸を使っているのかと、Cに聞いてみた。
すると、Noという返事。
自分で作っている製品が嫌いなのかと聞くと、そうではないという。
もっと強力な石鹸を作っていて、それを使っているのだとか。
だが、それは日本に輸入されていない。
なぜかと聞いたら、色が濃い茶色で、輸入業者が気に入らないと。
でも、効果はずっと強いのだそうだ。
輸入されている石鹸は、輸入業者の注文通りに生産するという。
お土産にアロマ石鹸とか買って帰ったら、女性たちに喜ばれるだろうなと話を向けてみた。
アロマ石鹸も、たくさん作っているという。
何千種類ものアロマを扱っているそうだ。
ジョグジャカルタのスーパーなどで、どこでも買えるという。
おみやげとして、直接買いたいと言ったら、タダでくれるって。(^^)
彼女はいつも気前が良い。
油絵の時も、こっちが買うと言っているのに、金を受け取ろうとしない。
しかも、好みの配合をあらかじめ教えてくれたら、Noya用にその通りに作っておいてあげると。
最近ちまたでは、体臭・わきが・加齢臭などの対策に関心が高まっている。
体臭を防ぐ効果があるアロマの調合はどうだろうか?
あるいは、美肌効果を目的とした石鹸とか。
体臭を消すには、バジルやパンダン(pandan/pandanus)の葉が良いそうだ。
彼女に、自社製品を販売している日本のサイトを教えてあげた。
日本でこんな高い値段で売られていることを知って驚愕していた。
つまり、卸価格とかなりへだたりがある価格だということなのだろう。
卸価格はいくらか聞かなかったが、聞くまでもない。
こういうソープがほしいとか、何か良いアイデアがあれば教えてください。
また、自分の好みで石鹸を作ってほしいという要望があれば、彼女に伝えてみます。
そういうことをやってくれるかどうかは、聞いてみないとわからないけれど。