MySpaceのインドネシア人のフレンドの数が、けっこう増えてきた。
中には、日本語を勉強しているという人も多い。
日本へ行きたいとか、就職に有利になるからとか、日本人の彼氏をもちたい(?)とか、理由は様々。
みんな知らないかもしれないけれど、インドネシアでは、GacktやX Japanなど日本のアーティストの熱烈なファンがたくさんいる。
X Japanをインドネシアへ呼ぼうという運動さえある。
そういう人たちとチャットをしていると、3ヶ国語がチャンプゥル(ミックス)になることがある。
向こうはなるべく日本語で話したい。
こっちはなるべくインドネシア語で話したい。
お互いの意向が合わない。
どちらも、会話がむずかしくなると英語が混ざったりする。
チャットが好きなフレンド(特に女性)が多いと、毎日のように餌食(?)になる。
仕事から帰ってくるやいなや、つかまる。
ずっとオンライン状態で待ち受けているのもいるし。
こっちは3つもIMを立ち上げている(Yahoo(US)、Windows Live、MySpace)ので、あちこちから声がかかる。
今夜も、定時退社日で早く帰宅した直後に、2人につかまった。
一人目は、ジョグジャに住むムスリム(イスラム教徒)の女性。
向こうはずっとローマ字綴りの日本語で書き続けていた。
日本語を話す相手がほしくて仕方ないようだ。
二人目は、ジャカルタ在住で実家がマディユンという子。
「私、マディユンから戻ってきたばかりなの」
「そうなんだ。マディユンが恋しいよ」
「どういうところが?」
「グヌン・ラウゥ(ラウゥ山)」
「ハハハ」
「あと、フレンドリーな人たち」
「たしかにフレンドリーよね」
「女の子たちがたくさん寄ってきたし」
「ハハハ、面イケてるし」
「でも15年前の話。今はもう若くないし」
「ところで、どうやって日本のイケメンを探せばいい?」
「ここに一人いますけど」
「ハハハ。結婚してたんじゃないの?」
「それは誤情報だよ」
「独身だったの?」
「結婚してるなんて誰が言った?」
「でも私にとっては年上すぎるから」
(はっきり言うなー)
「I don't mind but you will mind」
「何歳だったか忘れちゃった」
「1956年生まれで、53だよ」
ちなみに、向こうは30歳。
インドネシアでは日本ほど歳の差を気にしない人も多いけれど、彼女の場合は23歳違いはダメなのか。
「何歳違いまでなら許容範囲?」と聞けばよかったかな。^^
そういうのを集めると、意識調査になるかもしれない。
誰にも邪魔されたくない時には、自分がオンラインになっていることを隠す。
でも、誰からも話しかけられないと、寂しくなることも。
日本人とチャットで話したのは、もう長いことない。
メールで相談や質問がきても、どうしても後回しになってしまうので、チャットの方が都合が良いこともあるのだけど。