探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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今朝の朝日の朝刊より


今日は午後から近所のハードオフへ行ってきた。
ギターのちょっとしたパーツを買うにも、小平市にはまともな楽器店がないので困る。
ダメもとで行ってみたが、やっぱり欲しいパーツ(トレモロアーム)はなかった。
仕方なくギター弦だけ買って帰ってきた。


でも中古のギターなどを眺めているだけでも、あっという間に時間が経ってしまう。
だが、中古の楽器なんて、ああいうところで買うものではない。
「なんでこんな高い値段が…」というものばっかりで。
同じ製品で同じ位の状態の楽器をヤフオクで探したら、もっとずっと安く落札できるだろう。
だが、オークションの欠点は手にとって状態を見ることができないこと。
出品者の言うことをある程度信じるしかない。
そのへんに一長一短がある。
何についても言えることだが、オークションで物を買うときには、ある程度の「賭け」の要素がある。


私はヤフオクで中古品を落札するときには、普段と違って(?)けっこう慎重になる。
そのせいか、いままで「失敗した」と思うような買い物はあんまりなかった。


いつものように話が逸れたが、朝刊の記事の話だった。
このブログは、タイトルで示した内容がなかなか始まらずに延々と「前置き」を書くことが多いので、興味ない時にはどんどん飛ばしてくださいね。
今日の朝日新聞の朝刊から、気になった記事をいくつか紹介する。

空港施設会社8割黒字

まずは1面トップ記事から。
国が税金で管理・運営する空港のほとんどが赤字なのに、ターミナルビルを運営する会社などは8割が黒字なのだと。
そういう会社の多くは、国土交通省OBや地方公共団体の幹部の「天下り」先になっているという。
この記事は、朝日新聞の独自の調査によってわかったことなので、他の新聞では紹介されていないだろう。
ASAHI.comの記事はこちら。


羽田空港では、駐車場の運営もビル運営会社と多くの天下りを抱える財団法人が独占している。

要は、天下りの役人たちが、自分たちが儲かるような仕組みを作っているということなのだ。
国が運営する空港自体がどんなに赤字だろうと、自分たちの懐が潤えばそれでいいと。
日本という国は「先進国」のはずなのに、こんな泥臭いことをやる連中ばかりだということを知って、心底恥ずかしくなる。
われわれが払っている税金で不当に利益を上げて、超裕福な暮らしをしている人々がいるということなのだ。

20年五輪「東京も招致」

石原慎太郎都知事は朝日新聞の独自インタビューに応じて、2020年夏季五輪招致に「名乗りを上げることが私の責任だ」と語った。
ただし、石原知事は11年春に3期目の任期が満了し、4期目出馬については否定している。
五輪招致は次の知事の代で決めることと語っている。


東京でオリンピックをやって、どんなメリットがあるのだろうか。
どうせ日本でやるのならば、他の都市でやった方が良いのではないか。
広島・長崎という案もあるが、どちらの都市もキャパシティーの点でかなり難があるだろう。
それよりも、まだオリンピック未経験の他の国に譲った方が世界全体にとって良いのではないか。

クロマグロ規制―消費大国としての責任(社説)

次は、社説から。
乱獲によって激減している大西洋クロマグロについて、総漁獲量の枠を話し合う年次会合が来週開かれる。
このマグロの資源量は30年前に比べて三分の一に減っている。
この年次会合の結果として、たとえばジュゴンやウミガメのように国際取引ができなくなると、日本にとって大きな打撃となる。
日本は世界のマグロ類の25%を、クロマグロに限ると実に7〜8割も消費しているという。


「マグロは食べ物であると同時に、守るべき野生生物でもある。そう考えねばならない時代である」と社説は主張する。
もっともなことだ。
われわれ日本人にとって厳しい選択だが、世界の現状を考えれば、やはり食の制限をしなければならないだろう。


世界的に少なくなってきた生物は、なるべく食べないようにする。
難しいことではないだろう。
寿司屋へ行っても、マグロ以外のものを食べるように心がける。
マグロが食べられなくなってしまう事態にならないように、世界全体のことを考えるべきが来ているだろう。

天皇陛下御在位20年慶祝行事

…という政府広報の広告が載っていた。
天皇陛下は、今年1月7日で御在位20年を迎えた。
これに関連して、いくつかの行事が行なわれる。
メインの行事は、11月12日に皇居前広場で行なわれる「国民祭典」


両陛下はともに月が魚座にある時に生まれているが、弱いものに対する優しいお心をもったお二人だ。
いつまでもご長寿、ご健康をお祈りしたい。
行事の詳細は、下記の首相官邸HPにある。

フードバンク

今日の土曜日版『be』には、フードバンクの特集があった。
品質に問題がないのに、販売起源が迫っていたり、輸送の梱包に問題があったなどの食品。
こういう引き取り手がつかない食品を譲り受け、食料を必要としている人々に無償で与えるというものだ。
米国人のチャールズ・マクジルトンさんが日本で始めた事業。
交換留学生として来日した際に、山谷で路上生活者の姿を見た。
16歳でアルコール依存症に陥った自分の姿を思い出した。
山谷で、路上で暮らす人々に食べ物や毛布を配る活動を始めた。


自分でも、隅田川の橋のたもとで15ヶ月間、ホームレス生活を体験した。
「サンタクロースでいるよりイエスのように彼らと同じ痛みを感じたかった」
そして、セカンド・ハーベスト・ジャパンという事業を立ち上げた。
年内には、ある商品を買えば売り上げの一部が2HJに寄付される仕組みを作る計画だという。
寄付された食品を無償で配るフードバンクは、収入を生みづらい。
持続可能な組織に育て上げるための工夫だろう。
こういうシステムが日本に根付いてほしいものだ。


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