twitterで#で始まるハッシュタグを使っていると、そのログを残したいというニーズが出てくるでしょう。
自分の呟きのログを残す手段はいろいろあります。
たとえば私のように、RSSフィードでブログへ転送するとか。
今日は、特定のハッシュタグが付いた呟きのログを残す方法を2つほど紹介します。
- 【1】ハッシュタグクラウドのサイト上で手動でPCに保存
- 【2】RSSフィードをメーラー(Thunderbird)で受信
【2】の方法だと、ハッシュタグ以外でも、twitterで検索した結果(たとえば特定のアカウントとか)を同様にしてメーラーで受信することができます。
【1】ハッシュタグクラウドで保存
まずひとつの方法は、ハッシュタグクラウドというサイトのログ出力機能を利用する手です。
この方法だと、自分がログを取りに行かなければならず、自動で収集するというわけにはいかないけれど。
非常に簡単な方法で、特定のハッシュタグがついた呟きを自分のPCに取り込むことができる。
(1)下記URLにアクセスする。
http://kiwofusi.sakura.ne.jp/hashtag/show.cgi
(2)左上の窓に、保存したいハッシュタグ名(例:spiritualjp←"#"は不要)を入力して[開く]をクリック。
「タイムライン」のところの『[ ] から [ ] の発言を [表示する]』に日付を入れてクリック。
例:[2009-12-01]から[2009-12-11]の発言を[表示する]
※日付を入れないと、最初から全部収集する?
または、その下の行の『ステータスID [ ] から [ ] 件の発言を[表示する]』に値を入れてクリック。
例:ステータスID [ ] から [ 1000 ] 件の発言を[表示する]
※ステータスIDというのはよくわからないけれど、入力しないと最初から収集する?
(3)「ログのファイル出力」のところにある下記の3つのファイル形式の一つを右クリック。
HTML.txt| STOT形式.txt| CSV形式.txt (右クリック→保存)
Windowsならば右クリックメニューの「名前を付けてリンク先を保存」を選択。
(4)「ファイル名:」を適当な名前に変更して、拡張子は.html/.txt/.csvのいずれかにする。
「ファイルの種類:」は「すべての形式」を選択し、保存するフォルダを変更して[保存]をクリックで保存される。
こうして保存したデータは、HTML形式だったらWebブラウザで読めるし、CSVならばExcelなどのソフトで開くことができます。
将来のことを考えて、3つのファイル形式で保存するのもありでしょう。
あとで何らかの形式に加工したいならば、HTMLよりもSTOTやCSVの方が便利でしょう。
【2】RSSフィードを自動で取り込む(Thunderbirdの例)
上に書いたように、【1】の方法だと、いつも自分が「取りに行く」必要があって、面倒だし、ログを取るのを忘れてしまうこともあるでしょう。
この方法の場合は、ハッシュタグの呟きをRSSフィードに出力して、メーラーで自動で収集するので、取り逃しはなくなります。
ただ、インターネットのいろんな仕組みをある程度わかっていないと、設定とかで詰まる人がいるかも。
また、この方法を実行するには以下の条件があります。
- PCをもっている。
- メーラーとしてThunderbirdを利用している。
(1)twitterのサイトにアクセスする。
http://twitter.com/
(2)右側サイドバーの検索まどに、保存したいハッシュタグ名(例:#spiritualjp)を入力して検索する。
(3)「#spiritualjpのリアルタイム結果」が表示されたら、右側サイドバーいちばん下の「この検索のRSSフィード」をクリックする。
(4)ブラウザの設定によって、RSSリーダーが起動したりする。そのどこかに表示されるRSSフィードのURLをコピーする。
例:http://search.twitter.com/search.atom?q=%23spiritualjp
(5)Thunderbirdでメニュー「ファイル」→「新規作成」→「アカウント」を選択。
(6)「アカウントウィザード」のダイアログが表示されたら、「ニュースとブログ(フィード)」をクリックし、「次へ」をクリック。
(7)「アカウント名」は、「RSSフィード」と入力して、「次へ」をクリック。
(8)[完了]をクリック。
(9)Thunderbirdの左側サイドバーに「RSSフィード」のアイコンが追加されているはず。そこをクリックして表示される右側ウインドウで、「このアカウントの設定を表示する」をクリック。
(10)「新着記事を[5]分ごとに確認する」にチェックを入れる。
(5分のところは、自分の好みで)
「起動時に新着記事がないか確認する」にチェックを入れる。
「標準ではWebページを読み込まずに記事の要約を表示する」のチェックをはずし、[OK]をクリック。
(11)Thunderbirdの画面左のサイドバーの「RSSフィード」のアイコンを右クリックし、「購読」を選択。
(12)「フィードの購読」ダイアログが表示されたら、下の[追加]ボタンをクリック。
(13)「フィードURL:」欄に、追加したいハッシュタグ用のRSSのURLを入力する。
例:http://r.hatena.ne.jp/nmomose/spiritualjp/rss
「Webページを読み込まずに記事の要約だけを表示する」のチェックをはずし[OK]をクリック。
(14)登録したRSSフィードから自動的にフィードデータを受信し、メールと同様に一つ一つの呟きを読むことができる。
Thunderbirdの設定については、下記ページの「RSSフィードを購読する設定法(ThunderBird)」の部分で、画像入りで詳しく解説されています。
いったん受信したRSSフィードは、データをエクスポートして、OPML形式で保存することもできます。
(OPML=XMLを利用したフォーマット)
データをエクスポートするには、Thunderbirdの「アカウントの設定」→「フィード購読の管理」のところで[エクスポート]をクリックします。
エクスポートしなくても、データはちゃんと保存されています。
たとえばXPだったら、C:\Documents and Settings\naoya\Application Data\Thunderbird\配下。
メールデータと同様に、バックアップソフトで外部HDDにバックアップを取っています。
やっぱりちょっと、初心者はつまづくかもしれませんね。
不明な点があれば質問してください。