今日はちょっとアメ横へ行ってきた。
タイ旅行のためのバッグを買うためだ。
機内持ち込み用として、また1日の移動時に使うバッグが新たに必要だった。
いま使っている通勤用のビジネスバッグは3wayではなく、また鍵もかけられない。
初めてタイへ行くので、セキュリティ対策も考えて、3wayバッグで、かつ鍵がかかるものが欲しかったのだ。
説明は不要だろうが、3wayバッグとは、手提げ・ショルダー・デイパック(リュック)の3通りに使えるというバッグのこと。
大きさは、B4書類が入れられるタイプにした。
だが、ネット上で探しまくっても、これだというものがなかった。
というか、ネットショップの写真だけでは細部の作りがイマイチよくわからない。
そこで、現物を見てこれだと思うものを買うことにした。
いろんなネットショップを渡り歩いて、思ったことがある。
「ちゃんと鍵がかかるバッグが、なんでこんなに少ないの?」ということ。
まあ、自分が探している価格帯が、1万円以下だということもあるだろうが。
海外旅行用のバッグはともかくとして、ビジネスバッグだって、そういう需要はあるだろうに。
必ずしも鍵(南京錠)は付いていなくても良い。
重要なのは、ファスナーのつまみ部分に、南京錠を付けることができる作りになっているかどうかだ。
つまり、そこに十分な大きさの穴が開いているかどうか。
海外旅行用バッグに鍵は必須でしょう
そういう配慮をしているメーカーが、けっこう少ないのだ。
「ナイロンのバッグなんて、どうせナイフで切られたらおしまいだから、鍵なんて付けても無駄」ということなのだろうか。
そういう理由だとしたら、ちょっと配慮が足りないと思う。
たとえば、海外旅行に行って、荷物あづかり所とか店とかでバッグを預ける必要がある場合がある。
そういう場合、店員たちの「内部犯行」によって、バッグの中のものを盗まれる可能性はあるだろう。
鍵をかけておけば、そういう被害を未然に防止することができる。
たとえ「気休め」だとしても、「鍵をかけた」という安心感があって、余計なことでストレスを貯めずに済む。
UNITED CLASSYの3wayバッグ2220
楽天やYahooのネットショップで、これは良いかもしれないというバッグをいくつか選んでおいた。
そのうち、いちばん安くて良さそうだと思ったのが、UNITED CLASSYというメーカーのバッグだった。
特に、3wayバッグで、ファスナーを開くとマチが6cmほど広くなるタイプ。
【ビジネスバッグ】UNITED CLASSY 3WAYビジネストラベルバッグ 拡張マチ付
http://item.rakuten.co.jp/tabizakka/2220/
価格:3,300円+送料480円
バッグの写真を撮っている余裕がないので、写真は上記サイトで見てください。
ちなみに、私が調べた限りでは、楽天とYahooでショップを出している「旅の雑貨店」がいちばん安かった。
ここは、旅行用品がけっこう安く揃っているようだ。
[rakuten:tabizakka:10000948:detail]
上野駅しのばず口で降りて、アメ横に入るところにあったかばん屋へ入ってみる。
3wayバッグなど、ビジネスバッグの品揃えがかなり多い。
3wayバッグだけでも、10種類近くあった。
ネットで目をつけていたUNITED CLASSYの3wayバッグもある。
ここは最後にまた来ようと思い、アメ横通りを歩き出す。
御徒町駅の手前あたりまで歩いても、さきほどのかばん屋ほど品揃えが多い店がなかったので、引き返す。
さきほどのカバン屋に戻って、1万円以下の3wayバッグを吟味したところ、やはり前述のUNITED CLASSYのバッグが最後に残った。
見た目は、なんの変哲もないオールブラックの3wayバッグだ。
いちばん気になるファスナーのつまみの穴だが、径6ミリぐらいの南京錠を通すことができそうなほど十分大きかった。
実際に買った南京錠は径3ミリほどだったが。
ナイロン生地はかなり厚手で、けっこう長持ちしそう(少なくとも、破れにくいという点では)。
ショルダー用ベルトの金具部分の縫製は、値段相応といったところ。
どれだけの荷重に耐えられるか、ちょっと心配なところがある。
リュック部分のベルトも同様だ。
この値段だから仕方ないところだろうか。
どこ製かというと、いうまでもなくMade in Chinaだ。
バッグ内は大きく3つの収納エリアがあって、一つはノートPCを収納するのに良い。
衝撃を吸収できるように、全体に厚めのウレタン加工が施されている。
手前のポケット部分は、ペン(3本分)や携帯電話用ポケットなど、ポケットの数も多い。
結局、このバッグを買うことにした。
この店では、マチのファスナーがないタイプも置いてあって、1000円ほど安かった。
ロックをどうするか
南京錠は置いているかと聞いてみると、TSAロック付きのものがあったので、2個セット1,000円のものを一緒に買った。
ちなみにTSAロックというのは、アメリカ運輸保安局 TSA(Transportation Security Administration)に認可・容認されたロックのこと。
施錠したまま荷物を航空会社に預けることができる。
帰りに、西武新宿駅Pepe内の100円ショップ(キャンドゥ)で、南京錠を見つけた。
一つは3桁のダイアルロックで、もう一つは普通の鍵式の南京錠。
両方とも、U字型の部分が長い。
これならば、うまくすれば1個ですべてロックできるのではないかと思って、2個とも買って帰った。
家で試してみると、期待通りだった。
南京錠1個で、3組6個のファスナーのつまみの穴すべてに通すことができ、すべてをまとめてロックできた。
タイでは、使いやすさの点で、ダイアル式の方を日常的に使うことにした。
1000円が無駄になってしまったが、あの南京錠2組は別の用途で使うことにしたい。
総合判定
このバッグで感心したのは、マチを広げるファスナーの作りだ。
普通このタイプのバッグだと、ファスナーを開いて下の部分だけ広がるというのが多い。
だが、このバッグは、ファスナーがほとんど一周して、上の部分もマチが広がるのだ。
1万円以上する高級ブランドの製品でも、こういう作りのバッグを見かけるが、見た目がカッコ悪い。
このバッグのもうひとつの欠点としては、これだけ仕切りなどが多い重装備だから、やはり重量はそれなりに重い。
1.5Kgぐらいある。
ノートPCやビデオカメラデジカメなど色々詰め込んだら肩にズシリと重く来そうだ。
だが、そこは3wayバッグ、最悪はリュック式に背負う手もある。
総合的判断としては、この値段でこの機能ならば十分ではないかということで、購入した。
ベルトの金具のジョイント部分の縫製を除けば、丈夫そうなつくりだ。
楽天では30人ほどのレビューが書き込まれているが、評価の平均は5点満点で4.55点だ。
細部までよく考えて設計されている製品だ。
もし縫製や金具などを丈夫にした上位機種を出してくれたら、2〜3千円程度の価格差ならば、買うかもしれない。
最悪、1週間のタイ旅行に持ってくれれば良くて、帰国後になんともなければ、いま使っている通勤用のバッグと置き換えようかと思っている。
ちょうどそのバッグが3cmほど裂けてしまって、どうしようかと思っていたところなので。
一つのバッグをなるべく末永く愛用したいという人は、この価格帯で探すのは無理だろう。
ちなみに、楽天で、「3way ビジネスバッグ」で検索して、「感想の件数が多い」でソートしてみた。
すると、トップの156件という製品が、よく見たら同じUNITED CLASSYの2220だった。
こちらは4,800円(送料別)で売っていて、内心「あ〜得した」という感じ。
楽天でいちばん安い上記のショップで買うと、送料込み(東京の場合)で3,780円だ。
私が買ったのは3,900円だったが、送料を考慮するとほとんど差はないから良しとしよう。
(厳密にいうと電車賃がかかっているが、これだけ買いに上野まで行ったわけではないので;;;)
一般論としては、バッグのようなものは、やはりネット上だけで判断せずに、現物を手に取ってから買った方が、あとあと後悔しないで済むだろう。
今回も、そうして欠点な部分も納得してから買って、正解だったと思う。
Amazonでは同じ型番は売っていないが、「UNITED CLASSY 多機能二層式ビジネストラベルバック 2377」というのを見つけた。
2220から背負うベルトの部分を取り除いたもののようだ。
つまり手提げとショルダーの2wayで使うことができる。
3wayではない分、少しでも軽くなっているだろう。
通常はビジネスバッグとして使って、時々国内出張するというような人には向いているかもしれない。
UNITED CLASSY 多機能二層式ビジネストラベルバック【6024】
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帰国後の追記(2010/08/17)
8/14(土)夜にタイから帰国したことは、すでに別記事で書いた通り。
やはり、このバッグは買って大正解だった。
ただ、重いということを除いては。
重いのはバッグのせいだけではなく、ビデオカメラやデジカメやガイドブックや辞書やらを詰め込んでバンコクを歩きまわった自分のせいでもある。
南京錠は、結果的には100円ショップ(CANDO)で買った3桁ダイアル式ので十分だった。
結局、王宮見学で荷物を預けた時に1度しか使う機会がなかったが。
バンコクのスーパーなどでは、バッグを預けなければならないところが多いらしいので、やはり鍵はあった方が良いだろう。
上で書いているように、一つの南京錠で全部のポケットをロックすることができる。
このバッグ、超気に入ったので、使い潰したらまた同じものを買いたいぐらいだ。
京成スカイアクセス
あ、そういえば京成スカイライナーが新しくなったので紹介しておく。
7月17日に開業したばかりだ。
成田スカイアクセスといって、従来の京成線の線路ではない新ルートを走る。
山本寛斎氏がデザインした新型車両で、時速160キロで、日暮里−空港第1ビル間を最短36分で走る。
京成上野駅の窓口で、8月7日の指定券を買ってきた。
日暮里−空港第2ビル間が、特急料金1,200円、乗車券1,200円、計2,400円だ。
既存のスカイライナーよりもちょっと高くなったが、JR(成田エクスプレス)よりは安いし速いから許されるだろうか。
従来の51分から36分へ時間短縮と、成田が近くなったという点では、画期的な出来事だろう。
これに対抗して、10月からは成田エクスプレス(NEX)も新しくなるという。
山本寛斎デザインのカッコいい車両の姿は、こちらの公式サイトで見ることができる。
- 新型スカイライナー http://www.new-skyliner.jp/