一昨日(9/21)に、タイから帰国した。
5日間、バンコクに滞在した。
ホテルは、8月のタイ聖地巡礼で宿泊したバイヨーク・スカイ・ホテル(Baiyoke Sky Hotel)。
タイでもっとも高い84階建てのホテルから見る景色は絶景だ。
これが、このホテルの一番気に入っているところ。
いままでの国際恋愛
いままで交際してきた女性を国別に見ると、こうなる。
いままで、配偶者を含めて特別な関係にあった日本人女性よりも、多いかもしれない。
この中で、いわゆるコーカソイド(白人)は一人だけだ。
付き合ってみて、とにかく自我が強くて、こりゃダメだと思った。
欧米人女性との交際は、金輪際やめようと心に決めた。
ラティーノも、私のような人間とはちょっと合わないかな。いま思うと。
一般論でいうと、インドネシア人などは、心象が日本人に近いところがある。
だが、ジャワ人は性格的にちょっと癖がある。
タイ人は、もっと日本人と近い部分が多いかもしれない。
宗教も同じ仏教で(大乗仏教と上座部仏教の違いはあるが)、信仰の壁がなくて都合が良い。
思えば、32歳で初めて結婚する前は、まったく女っ気がなかった。
片想いばかり繰り返していた。
守護する存在から、女性を遠ざけられていたような、そんな感じ。
まあ、あの頃はそういう状況が必要だったのだろう。
国際恋愛の壁
一般論で、国際恋愛について考えてみる。
まず、国際恋愛以前の問題で、大きな壁がある。
遠距離恋愛の、距離の壁。
ペルー人とバングラデシュ人の彼女の場合、日本に住んでいたから、この壁はなくて良かった。
相手が近くにいないということで、お互いに誤解が発生しやすい。
彼女が浮気をしていないかとか、あらぬ妄想を抱いてしまうこともある。
そして、言葉の壁。
基本的に、男と女は「言葉」が通じなくても「ボディーランゲージ」で一緒になることはできる。
だが、その後ずっと一緒に過ごすならば、細かい意思の疎通をするにも、やはり言葉は重要になる。
外国人と交際したいならば、英語ぐらい話せないとどうにもならない。
英語が苦手でも他の外国語が話せるという人も中にはいるだろう。
だが、一般的には、英語ぐらい話せなければ他の言語もおぼつかない。
ろくに言葉が通じずに夫婦になる場合もあるが、悲惨な結果が待ち受けているケースもある。
相手の気持を理解してあげるためにも、相手の国の言語を覚えようという努力は必要だろう。
初めてインドネシアの彼女ができた時には、必死にインドネシア語を覚えた。
向こうが英語を話せなかったからだ。
チェコ人の時も、相手が英語が片言しか話せず、困った。
だがチェコ語を勉強し始める前に、別れてしまった。
タイ人の場合、大学をでていれば、英語をなんとか話せる。
たとえ文法や発音はひどくても。
今のタイ人の彼女は、英語でのやりとりがなんとかできるが、複雑な話はできない。
そういう場合は、メモ帳と辞書を使っての対話になる。
私は9月から、土曜日に東京のタイ語学校に通い始めた。
タイ語は、簡単に習得できるインドネシア語と違って、独学で覚えるには容易ではない。
日本人にとって、母音子音の発音とアクセント(中国語と同様の声調)が特に難しい。
彼女も結婚後のことを考えて、これから日本語学校に通う必要がある。
Oは4月に終わる大学を続けたいというので、それまでに平行して日本語を勉強してもらいたいと思っている。
宗教の壁。
これについては、私の場合、問題になったことはなかった。
個人的には、宇宙創造主を信仰していれば、どんな信仰を持つ者ともうまくやっていけないわけはないと思う。
最初のインドネシア人、ペルー人、チェコ人、バングラデシュ人は、クリスチャンだった。
心象的に、キリスト教に近いものがあるので、問題はなかった。
二人で教会へ行ったこともあった。
だが、インドネシアでは、人口の90%ほどがムスリム(イスラム教徒)だ。
幸いにしてというか、最初の彼女の場合はプロテスタントだったから良かった。
二人目はムスリムだったが、あのまま関係が続いていたら、どうなっていたことか。
ムスリムは、ムスリムとしか結婚できない。
こちらがイスラム教に改宗するしかないのだが、一旦ムスリムになったら、それをやめることはできない。
イスラム教の掟がそうなっているからだ。
こういうことを考慮しても、ムスリムとの結婚は難関が待ち受けている。
それから、文化の壁。
同じアジア人だったら、それほど大きな文化の壁はない。
というか、日本人、外国人というような壁をつくらず、常に「地球人」として行動している人間なので。
どんな国に住んでも、適応してしまう。
過去生を遡っていけば、自分がずっと日本人だったとは限らない。
というか、私の場合、霊能者みたいな人に言われるのは、過去にいろんなところでいろんなことをしてきたらしい。
だから、いろんな国のいろんな人々に縁ができるのかもしれない。
国際結婚
ある南国のシャーマンの女性たちから、口を揃えて言われていたことがある。
それは、私は従順な女性と一緒にならないとうまくいかないということ。
だが、いままでの相手を振り返ってみると、従順な女性はほとんどいなかった。
それで結婚も2回失敗してしまった。
それだけ逆縁(負のカルマ)で結ばれることが多かったということだろう。
永遠の伴侶を決めるにあたって、何が大切かというと、やはり「正直、誠実さ」だろう。
この美徳さえもちあわせていれば、あとはなんとかなりそうだという気がしてくる。
もちろん、「お互いに」そうでなければならない。
外国人とうまくやっていくにあたって、大切なこと。
自分の価値観を相手に押し付けない。
文化や習慣の違いは当然あるのだから、お互いに相手の異なる部分を理解し合わなければならない。
これは、いままでの失敗から学んだことでもある。
他にも、国際結婚をするにあたって、もっと色々な壁があるだろう。
困難を自ら作り出すような道を選んでしまったのだから、仕方ない。
自力で解決していくしかないだろう。