探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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エアアジアが世界を変える?


9/22(火)の朝日新聞に、こういう記事があった。
『羽田も格安時代へ一歩 エアアジア、国内線網の充実着目』
この記事は、asahi.comでも読める。


AirAsiaは、航空業界に革命的な安さをもたらしたマレーシアのLCC(格安航空会社)だ。
LCCについては、下記の記事で紹介しておいた。


ちなみに英語の発音は「エアエイジア」。
AirAsiaは21日、羽田空港−クアラルンプール間を12月9日から週3便運航すると発表した。
片道1万4千〜6万8千円程度で、就航当初は「5千円」のキャンペーン価格を打ち出す。
運航は火・木・日。
23:45に羽田を発ち、翌朝6:30にクアラルンプールに着く。
帰国便は14:40にクアラルンプールを発ち、22:30に羽田到着。
5千円というのは全席のうち約2割だけで、通常は1万4千〜6万8千円程度して、予約時期によって段階的に上がっていく。

LCCの時代

LCCの時代が、ついに来たかという感じだ。
いままで日本では、空港使用料の高さなどがあって、LCCが参入する隙がなかった。
だが、事情は少しずつ変わってきた。
茨城空港と上海を結ぶ春秋航空の4千円というフライトが、日本に衝撃を与えた。
全日空LCCに参入するというのも、AirAsiaの動向を受けてのことだろう。
日航も検討しているという。
AirAsiaが本格的に日本に参入してくれば、日本の航空会社も影響を免れないだろう。
羽田では10月に第5滑走路が追加され、発着便の枠が更に広がり、LCC参入の余地ができた。
成田ではLCC専用ターミナル新設や着陸料割引も検討しているという。


LCCにないもの。
それは何かというと、まずマイレージ
そんなコストを省いて極力安くしてくれているのがLCCというものだから、そんなものを期待してはいけない。
AirAsiaの国内線の場合、座席指定、預ける荷物、機内食も別料金となる。
また国際線でも、機内食が別料金だ(といっても400円ぐらいと安く、ヴェジタリアン用など色々ある)。

AirAsiaを乗り継いでタイへ

AirAsiaの国内線は、既に私やウドンターニーに住む彼女が、バンコク−ウドンターニー間の便を利用している。
オプションを含めても日本円にして往復1万円弱という価格は、タイ航空よりもずっと安い。
昨日、年末年始のタイ行きの航空券を探してみた。
彼女が待つウドンターニーに滞在する予定だ。
だが、時すでに遅しで、安い価格帯の航空券は全滅状態だった。
10万円以下のフライトを見つけるのは難しい。
やっと、シンガポール航空の経由便で9万円というのを押さえた。
だが、ちょうどAirAsiaの羽田発の便の予約が始まったことを知った。
まだ購入手続きをしていなかったシンガポール航空便は、キャンセルした。


そして、以下の組み合わせで、年末(12/26〜1/02)のフライトを予約した。

  • 羽田−クアラルンプール(58500円位)
  • クアラルンプール−バンコク(15000円位)
  • バンコク−ウドンターニー(10000円位)


上記すべてが、AirAsiaのフライトだ。
深夜に羽田発で翌日昼間にウドンターニーに着くという
すべてを合計すると83500円ぐらいで、昨日時点で最も安かったシンガポール航空の9万円よりも安くなる。
まあ大した差はないのだが、少なくともバンコク−ウドンターニーの国内線の分が浮いたという嬉しさはある。
羽田を深夜に発って6:30にクアラルンプールに着いて、昼頃にフライトでバンコクへ向かう。
睡眠不足でも、空港で寝ている時間はある。


AirAsiaの航空券は、旅行代理店のサイトなどを通さず、基本的にAirAsiaのWebサイト上で行う。
この時に、気をつけなければいけないことがある。
いったんブッキングしてカードで支払いを済ませたフライトは、どんなことがあっても払い戻しに応じない。
実は上記のバンコク−ウドンターニーのフライトで、行きの日付けを間違えて予約してしまった。
改めて片道分を購入しなければならない。
…と思ったが、キャンセルはできなくてもフライトの変更はできた。
若干手数料が上乗せされるようだが。
座席の指定も、Webサイトからできる。
国内線の場合は別料金になるが、大した額ではない。
予約する時には、日付とか時間とか間違っていないか、よくよく確認してから実行してください。

AirAsiaへの期待

AirAsiaを始めとするLCCの日本参入によって、大手の航空運賃も影響を受けて下がることが期待される。
いままでの日本の航空料金が高すぎた。
LCCへの誘致が日本の政府の優先課題である以上、時間の問題だろう。
そして、エアアジアの存在が世界の航空運賃に大きな影響を与えて行くだろう。
島国である日本は、海外へ行くにはどうしても空路がメインになる。
今までよりもっと気軽に海外へ行ける時代が、思いの他に早く来るかもしれない。
それが実現するかどうかは、エアアジアの日本での成功にかかっているだろう。


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