今日のYahooのニュースで見つけた記事。
- 独身女性「彼氏いない」7割=半数が3年以上交際なし―電通総研
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101102-00000119-jij-bus_all
電通総研が23〜49歳の独身女性757名に対して行った調査では、約7割の女性が「彼氏がいない」という。
「えっ、そんなに多いの?」と、目を疑った。
このうち「3年以上いない」が34.7%で、「これまで付き合ったことがない」が15.2%。
電通総研は、恋愛に消極的な「草食系」を自覚する男女が6割を占める今、相手の誘いを待つ受け身の人々が多いことも原因だと分析する。
結婚相手に望むこと
また、結婚の条件に対する質問では、「信頼できる」(68.0%)、「価値観が近い」(64.1%)、「安心できる」(61.4%)が上位を占めたという。
かつて「3高」と言われた「高年収」(15.1%)、「高身長」(11.1%)、「高学歴」(4.8%)は、下位になった。
この点では、日本の女性に明るい希望が見えるかもしれない。
もともと日本の男性は欧米やラテン系や他のアジアの国々の男性に比べると、女性に対して積極性に欠けるところがある。
なので、女性の方から「積極的に」とまで行かないまでも、何かしらの好意の片鱗でも示さないと、平行線をたどるばかりになってしまう。
たとえば同じアジアでもタイの男性たちは、もっと女性に積極的だし、また欧米人と変わらないほどに女性に非常に対して優しく尽くすようだ。
男性が奥手だと…
女性に対して奥手だということでは、私も同類だ。
いま交際しているタイの彼女にしても、その奥手さ故に、最初は彼女を獲得する機会を危うく失いそうになった。
まあなんというか、神か釈尊かのお導きによってここまで来れたが、本当に危うかった。
今の彼女(以降Oとする)が消極的というか、私に対する態度がいまいち読み切れないということもあった。
タイの女性たちにとっては、男性たちがどんどん積極的に来てくれるから、自分から何かしらの態度など示さなくても良いということなのかもしれない。
いままで関係した女性たちは、どちらかというと異性に対して積極的なのが多かった。
また交際相手が外国人が多かったこともあって、たとえばラテン系とかは自分の気持を開けっ広げに表現するから、わかりやすい。
Oの場合はまったく違い、異性に対して受身な女性のようだった。
また、タイの女性たちには例によってあの世界的に有名な「微笑み」がある。
この微笑みを、自分への好意だと勘違いしてしまうと、とんでもないことになる場合もある。
思い切って告白を
Oと彼女の友だちと2日間、イサーンの田舎町で過ごして、翌朝に空港で2人に別れを告げた。
その時、Oと二人きりになれたときに、私は精一杯の気持ちを込めて、「I will miss you」と言った。
だが、彼女は沈黙を守るばかりだった。
この謎の沈黙も、私にとっては大いにくせ者だった。
自分にまったく関心がないのか、どう解釈すれば良いのかと。
タイの女性たちはだいたいそうなのか、あるいは彼女が特別なのか、自分にはわからない。
交際を始めてから、「I love you」と初めて告白した時も、沈黙を通された。
無益な沈黙が、5分10分と続いた。
「こりゃ駄目か…」と、心底落ち込みそうになった。
とにかく自分の気持を、言葉に表してくれないのだ。
あとで知ったことによれば、彼女は私に対して「love」という気持ちかどうか説明がつかず、それをどう表現して良いかずっと迷っていたのだという。
それだけ彼女なりに誠実に対応してくれていたのだと知って、完全には理解できないなりに、まあ良いかと思えるようになった。
男性が女性に対して、なかなか愛を告白できないという気持ちは、よくわかる。
自分でもそうだからわかるが、好意をもった相手に告白して、拒絶された時の自分の傷がどれだけ深いかとかまで考えてしまうこともあるのだろう。
日本の女性たちは、上記の調査の70%のうちでずっと留まることがないように、この人はと思った人に対しては、なんらかの形で好意を示した方が良いと思う。
そして、日本の男性たちも、上記の調査のような女性が多いことを踏まえた上で、女性に対してもうちょっと積極的になれば良いだろう。
とにかく第1歩を踏み出さないと、夢は何も始まらないのだから。
結婚しない人たち
いまの日本では、適齢期を過ぎても独身だという男女がたくさんいる。
私が最初に結婚したのは32歳頃で、あの頃は遅めの結婚だと思っていたが、その後どんどん事情が変わってきた。
結婚したくてもできないという人もいれば、もともと結婚なんてしたくないという人も増えているようだ。
私のように、歳をとりすぎていて日本の女性にかまってもらえない(?)場合だと、海外で探すという手もあるだろう。
IT業界だと、たとえば私ぐらいの歳になっても一度も結婚していなくて独身だという男性がたくさんいる。
まあ、こちらの場合は草食系というよりもオタク系が多かったりするのだが。
そういう男性がいいという女性は、あんまり多くないだろうけれど。