探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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食べたいタイ料理(1)


しばらくはWeb制作に集中するが、たまには息抜きにブログでも書いてみたい。
「息抜き」のためには、いつものような固いテーマだとまずい。
というわけで、食べ物の話でもすることに。
タイから帰ってきたばかりなので、タイ料理の話を。


昨年から今年正月にかけて、3回に渡ってタイへ聖地巡礼してきた。
その合間に、いろんなタイ料理に出会ってきた。
食べることの好きな人ならば、それだけが目的でタイを訪れることもアリだろう。


これだけ食ということにこだわる国民は、フランス人・中国人と匹敵するかもしれない。
世界三大食文化圏とでも呼びたくなる。
Wikipediaによれば、「世界三大料理」といえば、中華料理、フランス料理、トルコ料理なのだそうだ。
または、フランス料理、イタリア料理、中華料理というのも出ている。
だが自分の中では、どれか一つを追い出してタイ料理を入れたいものだ。
タイは中国の人や文化が多く流入しているが、中華料理とは異なる形で独自の発達をしてきた。

タイ料理の特徴

タイ料理の特徴は、辛味・酸味・塩味・甘みをミックスすること。
この4つの味の絶妙なコンビネーションから、他の国の料理では味わえない体験が生まれる。
タイ人は特にトムヤムクンのような酸っぱ辛い味が大好きなようだ。
その中で、特別に美味しい、日本でも食べたい/作ってみたいと思うような料理を紹介したい。


「辛味」については、みなさんご存知のように、半端ではない辛さだ。
私は1年半のインドネシア・ジャワ島滞在経験から、辛いものにはある程度慣れているつもりだ。
だが、タイで食べた超辛い料理は、食べられないものがあった。
特に、イサーンと呼ばれる東北地方へ行くと、超辛い料理が多い。
いずれ紹介すると思うが、未熟のパパイヤを超辛く味付けしたソムタムというサラダとか。


タイ料理は、タイ語で「アーハン・タイ」という。
美味しいだけでなく、ヘルシーな料理が多い。
野菜をふんだんに使うだけでなく、ハーブ(香味野菜)もたっぷり使う。
いわゆるヤムと呼ばれるタイ風野菜サラダも、たくさんの種類がある。

タイ料理はヘルシー?

タイ人は、男女とも太っている人があまり多くない。
若い女性などは、ものすごくスリムで足なども細い人が目立つ。
ふくらはぎなどが超細いのは、あまり歩かないというのもあるかもしれない。
太らない原因の一つには、やはり熱帯の気候の中で、じっとしていても体力を消耗するというのがあるだろう。


タイ人は一般的に、あまり多くの量を食べないようだ。
だが、1日に食べる回数は多い。
たとえば同じ東南アジアでも、インドネシア人などは朝からすごい量を食べる。
ナシゴレンという辛いチャーハンが朝食の定番だ。
これがタイの場合だと、たとえば麺類を頼むと、すごく量が少なく、これだけだと物足りなく感じる。

カーオ・パット

タイ風のチャーハン。
インドネシアではナシ・ゴレン(nasi goreng)という焼き飯が有名だ。
チャベ(唐辛子)とニンニクを使ったサンバルという調味料で辛く味付けしている。
刻んだチャベを入れたりして、真っ赤で見るからに辛い。
唐辛子をふんだんに使って辛い料理が好きなタイ人のこと。
焼き飯もさぞかし辛いだろうと思って食べてみると、意外にもまったく辛くない。
基本は塩味の、普通のチャーハンだ。
中国人がもたらしたチャーハンそのものが原型なのかもしれない。


マナオ(ライム)、ナンプラー(魚醤)、ニンニク、砂糖、ハーブなども使って、タイ料理お得意の複雑微妙な味に仕上がる。
カーオ・パット・クンはエビ入り。
カーオ・パット・プーはカニ入り。
カーオ・パット・サッパロ・クンは、パイナップル入り。
Sapa-Rotとは、パインアップルのこと。
札幌とはまったく関係なく、サッパロした味だ。
パイナップルを料理に混ぜるというのは違和感があるかもしれない。
だが、中華料理でも八宝菜のようなものに使われている。
よく炒めたパインは、口の中でとろけるようで、炒め物に合っている。


下の写真は、今回バンコクで食べたカーオ・パット・サッパロ・クンだ。
パインが見えるでしょう。


この写真にも写っているが、タイ人たちはスプーンとフォークを使って料理を食べる。
右手にスプーン、左手にフォークというのは、インドネシアとまったく同じだ。
たとば骨付きのチキンとかでも、右手に持ったスプーンで器用に肉をそぎ落として食べる。

ケーン・キャオ・ワーン(グリーンカレー

日本人に大人気のタイのグリーンカレー
カレーといっても、ターメリックを主体としたインドのカレーとは大きく異なる。
青い唐辛子、胡椒、ココナッツミルク、ニンニクなどを使用する。
タイ料理にしてはそれほど辛くなく、だいたい誰でも食べられる。
店によっては、けっこう辛い場合もあるが。


唐辛子の辛さよりも、胡椒の辛さの方が効いている。
タイ料理の店では、だいたいどこにもある。
食べたことがない人はぜひ食べてみて。
日本でもスーパーなどで売られている。
私はニンニクが入った料理を食べると眠れなくなるので、昼間だけに食べることにしている。


タイ語でケーンというのは、「カレー」と訳されることがあるが、本当は汁物全般をそう呼ぶ。
なので、いろんな味のケーンがある。


Amazonで扱っているグリーンカレーの例を挙げておく。
味の方は、食べたことがないのでわからないが。
こちらは、けっこう評判が良さそう。
値段的には、日本で買えるものはだいたいこのくらいだ。
[asin:B001AAEJLU:detail]
これは日本で買えるものでは、かなり安い方。5個セット。
[asin:B001AAB2JM:detail]


『探求三昧ストア』で「タイの食品・食材」というコーナーを作っているので、興味がある人は覗いてみてください。↓


次回へ続く(かもしれない)
(続きを読みたい人がいれば)


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