探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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東日本大震災後の混乱状況


今日は、3/11(金)に発生した東北地方太平洋沖地震の影響について書くことに。
震災後の最初の月曜日ということに加えて、計画停電があり、かなりの混乱があった。
まず、この「東北地方太平洋沖地震」という地震の呼称だが、気象庁がそう命名したにもかかわらず、他の名称が使われているのは、一つには「長すぎる」というのがあるのではないか。
私自身も、正確な名称を覚えきれない。
それで、地震津波の被害を含めて、「東日本大震災」と呼ぶことにする。
ただし、この名称は地震津波による震災をそう呼ぶのであって、東北地方太平洋沖地震という呼称は地震の名称として必要だろう。


今日はいつもの通り、7:30頃に起床する。
小平市は6:30から計画停電のはずだが、電気が使える。
中止になったようだ。
いつもどおり、8:00に家を出る。
花小金井駅に着くと、西武新宿線は各駅停車のみ運行していた。
各駅が入船して、電車を待っていた人々がすべて乗り込んだので、急行は運休しているのだろうと思って、自分も乗り込んだ。
そのへんの情報が、ちょっと不足していた。
花小金井から高田馬場まで、いつもならば朝のラッシュ時でも30扮弱で着く。
だが、今日は1時間ぐらいかかった。


高田馬場で山手線に乗り換え、新宿へ。
西武線の車内アナウンスで、中央線は運休していると言っていたので、総武線のホームで待っていると、駅員が、今日は中央線・総武線は運休していると言っている。
これはダメかと思ったが、両国へ行くには都営大江戸線がある。
大江戸線新宿西口駅へ向かう途中で、丸の内線の改札口の前を通りかかる。
そこでは、改札口から入場を待つ長蛇の列ができていた。
「これが外国だったら、大混乱してパニック状態だろうな」と思う。
この辺は、日本人は世界で稀に見る民族だろう。
西新宿駅から大江戸線に乗る。
車内は座れるぐらいに空いていた。

帰宅命令

いま私は、某携帯キャリアの新システムの開発をやっている。
その某社のビルが、両国の国技館の近くにあり、そこで作業をしている。
そのビルに着いてみると、今日は開発用のサーバーなどが止まっていて、単体試験はできないとのこと。
開発機は電源を落とすようにとの上からの指示があったとのことで、自宅待機となった。
午後からは西武新宿線を含め多くの鉄道が運休することもあり、仕方ないことだろう。
私は、このシステムの開発が遅れているために、助っ人の増員メンバーとして入った。
これ以上遅れたら、どうなるのか。


開発しているのは、エンドユーザーである携帯キャリアと同じグループの企業だ。
だが、開発スケジュールは、どんなことがあっても延ばしてはもらえない。
今年のGWはないかもしれない。
このビルは発電機能はもっているのだが、停電になっても数百万人が使っているシステムを運用するサーバー群を優先して稼働しなければならない。
どんなに開発が遅れていても、開発機は二の次なのだ。


明日以降は、サーバーが稼働するかどうかは、連絡網によって連絡するという。
明日は作業できないと思ってもらった方が良いと。
2月中旬以来の思わぬ休息の機会ができたが、今後スケジュールがさらに厳しくなることを思えば、喜んではいられない。

帰宅難民

昼休み(なんてないようなものだが)に、BlackBerry西武新宿線のサイトにアクセスする。
すると、12:00〜16:00は西武新宿−田無間のみ運行して、それ以降は田無までも行けなくなるとある。
現場でも13:00すぎに全員撤収命令が出たので、ビルを出た。
大江戸線に乗る。
間違えて、時間がかかる六本木周りの方に乗ってしまった。
どちら経由にしても、総武線などよりも時間がかかるので、普段の通勤には使っていない。
新宿駅に着いて、西武新宿駅まで歩く。


改札口前では、多くの人々が立っている。
田無以降は運休していることを知らなかった人たちだろう。
本川越方面の運行開始は17:30からだ。
それまでは、すべての電車は田無行きの各駅停車だ。
電車は、ほとんどの人がなんとか座れるぐらい、空いていた。
田無以降の人は帰宅できないというのもあるのだろう。
1時間弱ぐらいかかって、田無に着く。


田無駅の改札を出たところでも、多くの人々が立ち尽くしていた。
ここでも、田無以降は運休していることを知らなかった人たちが多くいたようだ。
その多くは年配の人たち。
こういう時は、どんなWebにもアクセスできるスマフォ(スマートフォン)のようなものがあるとないとでは、大きく違ってくる。
今朝は私も油断していたが、しばらくは家を出る前に交通機関の運行状況を確かめるべきだろう。
駅から少し歩いて、青梅街道から花小金井行きバスに乗る。
バスは超満員だった。
電車で1駅分の距離だが、30扮ぐらいかかったか。

夕方からの停電は?

16:30頃に帰宅した。
両国のビルから3時間以上かかったことになる。
母に、停電はいつから始まるのかと聞く。
やるんだかやらないんだか、よくわからないという答え。
16:45時点のWeb上の情報によると、17:00から第5グループの一部地域で計画停電を実施するという。


小平市は第1グループだったはずだが、母によれば、テレビでは17:00から計画停電を実施する第5グループに入っていたという。
だが、いま17:00を過ぎても、停電はしていない。
東電のサイトをよく見ると、同じ小平市でも町によってグループが異なるようだ。
自分が住む町がどのグループに入っているかは、下記の東電のサイトを見てください。


情報が錯綜していて、何がなんだかわからない。
今朝の計画停電の予定も、二転三転して、大混乱を招いたようだ。
いまTBSのライブ配信で東電の記者会見をやっているが、何を言っているんだかわからない。


前夜に突然計画停電の実施を発表したりしたら、社会に混乱をもたらすのは必至だ。
計画停電を実施するにしても、やったりやらなかったりだと、地域によって不公平だと苦情が殺到するのではないだろうか。
福島第1原発では、3号機も爆発したとのことで、危機的状況は変わらないようだ。
東北電力でも、計画停電を計画中だという。

鉄道の運行状況

今日の午後から夜にかけての各社の運行状況は、さまざまだ。
JR東日本では、運休する路線が多い。
私鉄各社は、途中までしか行けなかったり、全線運休したり。
Yahooニュースでは、今夜も帰宅難民を生む恐れがあるとある。


TBSのニュースでも言っていたが、今朝の西武線は、停電の中止を受けて即座に運行を再開したことで高く評価されるだろう。
私はそのおかげで仕事場に辿りつけたのだが、結局は行ったのが無駄になってしまった。

地震被害と原発の状況

ライフラインの混乱も続いている。
茨城県では36町村で依然として断水中とのこと。

茨城県沖でM6.2地震

地震情報を見ると、今朝10:02頃に茨城県沖でM6.2の大きな地震があったようだ。
私はまだ地下鉄に乗っていたかちょうど降りた頃で、気付かなかった。

発生時刻 2011年3月14日 10時2分ごろ
震源茨城県
緯度 北緯36.5度
経度 東経141.1度
深さ 10km
規模 マグニチュード 6.2

体感

昨日(3/13日)の午後あたりから、鈍い頭痛があった。
今朝起きた時も鈍い頭痛が続いていて、仕事場に着いてからロキソニンを飲んだら収まった。
いつも通りならば、3〜4日後の3/16(水)〜17(木)頃、規模が大きければもっと早くに、地震があるかもしれない。
こういうことは、地震予知専用ブログ『Project-E 地震前兆ブログ』で書いている。


この体感は、今朝の茨城県沖の地震の前兆にしては早過ぎるので、上記のように、これから起きる地震の前兆ではないかと思う。
上記のブログでも書いたが、昨日は夕方からかなりの眠気があった。
今日も夕方から異様な眠気が始まった。

避難所の状況

原発事故や計画停電のニュースのせいで、被災者の方々の状況のニュースが埋もれてしまいがちだ。
各地の避難所では、依然として食料不足が深刻なようだ。
日本経団連は、東日本大震災の被災地支援のため、「東北地方太平洋沖地震対策本部(仮称)」を設置した。
約1600の会員企業・団体に対して、義援金の拠出やボランティア活動に対する資金協力を呼びかけるという。


だが問題は、その物資をどうやって避難所へ届けるかだろう。
孤立したところで待機している人々もまだ多いようだ。

地震後のデマ

地震などの大災害の後では、デマゴギー(デマ)に注意しなければならない。
ブロガー一人一人に責任があるだろう。
不確かな内容のチェーンメールも飛び交っているようだ。
「善意」のつもりで友人などに転送するつもりでも、その内容が確かなものかどうかをよく考えてみることも大切だろう。

地震後の大混乱

いま、東日本全体が大混乱している。
大きな地震を経験したことのない首都東京は、地震の被害には非常にもろい。
これが首都圏に発生した地震だったら、どうなるのか。
考えるだけでも恐ろしい。
今回の地震の経験から、多くのことを学ばなければならない。
犠牲者の方々の生命を無駄にしないためにも。


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