青空文庫なんて、インターネットの「常識」だろうから、いまさら紹介する必要もないだろうけれど…。
「ああ、そういうものもあったっけ」という人もいるかもしれないので。
実は自分もそうで、今日久々に利用した。
太宰治の『人間失格』の記述を参照する必要があって、ネット上で検索して見つけた。
Googleで「人間失格 太宰治 青空文庫」で検索すれば、一発で見つかる。
太宰治は、すでに死後50年以上たっているから、作品がパブリックドメインになっているはずだと思って探してみた。
いま執筆している本の参考文献として使用するためだ。
太宰治に凝った頃
『人間失格』は、なつかしい。
太宰治の作品は、10代のある頃に、一時期凝っていた。
きっかけは、たしか高校の国語の教科書に『富嶽百景』が載っていて関心を持ったのだと思う。
いま考えると、この人の作品から得たものは、あんまりなかった。
『走れメロス』は良かったけれど、こういう作品ばかり書いているわけではない。
フィクションは読まない人
私はおよそ「文学青年」とは程遠い半生を送ってきた。
基本的に、フィクションというものを好まない人間なのだ。
私には、「娯楽」として本を読む習慣がない。
そういう時間がもったいない。
世の中で起きる「現実」の方が、よっぽど面白く感動することが多いというのもある。
だから、小説というものは、ほとんど読まない。
ノンフィクションと思って買った本が小説だとわかって、読むのを放棄することも。
あの頃は、まだそれほどフィクションを毛嫌いしていなかったのだろう。
話はそれたが、青空文庫でした。
URLはこちらです。
1つの作品で、テキスト版とPDF版がある場合もあります。
資料として入手するには、下手に整形されたPDFよりも、テキスト版を自分でPDF化した方が良い。
私の場合メインのブラウザがGoogle Chromeなので、「印刷」する時に「送信先」で「PDFに保存」を選択すれば簡単にPDF化できる。
PDFだと、「マーカー」でアンダーラインを引いたりできる。
線引きができないと、超不便。
私の場合、紙ベースの本も、自分が通り過ぎたほとんどの本はピンクのマーカーがそこら中に引かれることになる。
PDF化して線引きや書き込みをするのが、IT時代の知的生産活動の基本でしょう。
なぜかPDFフリーウエアの紹介に
ちなみに私は、PDF-XChange Viewerというフリーウエアを使っています。
PDFで線引きしたりと加工ができる。
Adobe Readerなどよりもずっと軽く、複数PDFをタブで閲覧できる。
海外製のソフトだが、日本語にも対応している。
- PDF-XChange Viewer(窓の杜)
http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/document/pdf/pdfxchange.html - PDF-XChange Viewer とは
http://freesoft-100.com/pasokon/pdf_xchange_viewer.html
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