【聖地巡礼】川崎大師に初詣 - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

2012/01/01（月）
昨日元日の朝、その日に初詣をする場所を伺った。
地図上で出た場所は、川崎大師。

昨日の記事で書いたように、タイ人のサルちゃんが、元日に仏教寺院へお参りしてタムブン（徳を積む=お布施）をしたいと言っていた。
私の後ろの存在は、その願いを考慮して、巡礼地を指定してくれたのだろうか。

なぜ元日に川崎大師？

だが、なぜ川崎大師なのだろうか。
昨年3月11日の東日本大震災以降、茨城、福島など、大震災の被害があった地を巡礼させられるだろうと思っていた。
だが、実際は東京から西の方へ行かされることが多かった。
横浜、江の島、三島、鶴見…。

関東南部や東海で大地震が起きたら津波で被害が出そうなところが多い。
昨年の記事で何度も書いてきたように、東日本大震災が起きる6年も前に、千葉、茨城、福島の海沿いを何度も巡礼させられた。
福島第一・第二原発のすぐ近くの神社でも、原発事故発生回避のために祈った。
津波のヴィジョンさえ見させられた。

そういうことなのだ。
私を守護する存在は、6年も前から東日本大震災の発生を、あるいはその危険性を認識していたようだ。
信じ難いことだが。

こんどもまた、将来の大災害の鎮静のための巡礼が始まったということなのか。
そしてこの日が、川崎。
これから少しづつ、巡礼地が北上していって、東京の海沿いも行かされるのだろうか。

川崎へ

元日の朝、産土神さまの武蔵野神社に初詣。
家でお雑煮を食べてから、サルちゃんと家を出る。
京急線で川崎へ向かう途中で、電車がとつぜん急停車した。
地震発生と車掌がアナウンス。
外を見ると、電線がゆらゆら揺れている。
鳥島近海を震源とするM7.0の地震だった。
この地震の前兆については、昨日の記事で書いている。

京急川崎で京急本線から京急大師線に乗り換えて、終点の川崎大師駅へ。
車中はすごい人だった。
参道には、たくさんの露店が並ぶ。
サルちゃんはこういうのが大好きだから、大喜び。
美味しそうな食べ物を見る度に、「ヤーキン」（食べたい）

入るまでが大変

門前200メートルぐらいから、渋滞が始まった。
車ではなく、人の。
多くの警官が出動して、入場規制が出ている。
15時頃から1時間弱たって、やっと門をくぐることができた。

川崎大師は、関東以外の地方の人にも、その名は知られているだろう。
正月の全国の初詣のニュースに、必ず登場するだろうから。
昨年2011年の全国の初詣参拝者数ランキングによると、第一位が明治神宮で、320万人。
第二位が千葉県の成田山新勝寺で、298万人。
第三位が川崎大師で、296万人だった。
1位とそれほど違いがない。
ということは、元日だけで100万人以上の人々が参拝に訪れた可能性が高い。

関東地方で初詣ベスト10に入るような寺社へ元日にお参りしたのは、これが初めてかもしれない。
関東以外だったら、熱田神宮や伏見稲荷大社に三が日に巡礼したこともあったが。
でも、なぜ川崎大師なのだろうか。
若い人たちもお年寄りも、いろんな人達が来ている。

やっと参拝

川崎大師というのは通称で、正式名称は、平間寺（へいけんじ）。
真言宗智山派の大本山の寺だ。
高尾山薬王院、成田山新勝寺と並ぶ関東三本山のひとつ。
880年の歴史がある古寺だ。
初めて聖地巡礼した時のことは、こちらの記事で書いている。

スマトラ島沖地震の慰霊の祈り〜川崎大師
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/20051225/sumatra

正門をくぐった後も、しばらく待たされる。
他の人々は大本堂の前で待っているが、その手前にある小さな経臓に入る。
ここに、釈迦如来像が安置されているからだ。
上座部仏教徒のサルちゃんにとっては、お釈迦さまのみが本来拝む対象なのだ。

ここのお釈迦さまは、いつもお祈りすると強い力を感じる。
だが、今日はあまり深いところへ入っていけない。
考えてみたら、いつもの聖地巡礼で行う断食をしていなかった。
経験から言うと、断食は祈りを深めるために必須なものだ。
朝から巡礼を終える午後4時頃まで食べないことぐらい、何でもない。

弘法大師さまが祀られた大本堂でも祈る。
サルちゃんのために、干支の未年用のお守りをいただく。
境内にも、たくさんの露店が立ち並ぶ。
食べること命みたいなサルちゃんにとっては、楽しくて仕方ないお寺だろう。
寺院わ後にして、サルちゃんのお楽しみタイム。
イカ焼きと、中国のおやきみたいのを買ってたべた。
彼女にとって、楽しい元日になってよかった。