先日、BASE(ベイス)という無料ネットショップのシステムを利用して、「ラックラックストア」を開店した。
タイからの輸入品や、百福書房の本つまり私の著書である電子本をすでに販売している。
と、ここまで読まれただけで、頭の中に色んな疑問が飛び交っていることだろう。
「本当に完全無料でネットショップを作れるの?」
「無料で電子本も販売できるの?」
「カード決済システムも使えるの?」
答えはすべてイエスだ。
このBASEとラックラックストアについて、この記事で紹介したい。
ショップの登録
BASEは、「30秒で無料ネットショップを作れる」がうたい文句だが、本当にそんなに簡単にできるのか。
たしかに、初期登録時に入力する内容は、ショップURL、メールアドレス、パスワードぐらいだから、30秒でもできるかもしれない。
あとは、ショップ名、ショップの説明などを入力すれば良い。
デザインの設定では、何種類かあるテーマから選択できる。
タイトルはデフォルトではテキストで、いかにも素人的なので、自分で画像ソフトでロゴを作ると良いだろう。
背景画像の設定もできる。
次に個々の商品を登録していくが、商品名、価格、商品説明、在庫数、商品画像を入力していけば良く、簡単だ。
カテゴリを設定して、特定のカテゴリの商品だけを表示することもできる。
1商品に設定可能な価格は、50円から50万円。
クレジットカード決済による収益は、オンラインで引き出しの申請ができる。
ショップ側はクレジットカードを持っている必要はなく、銀行振込となる。
ラックラックストアの立ち上げ
BASEの存在を初めて知ったのは、昨年12月だった。
その後、自分でネットショップを開店したのが2月26日のことだった。
立ち上げたネットショップには広告が全く入らず、どうやって儲けを出そうとしているのか疑問だった。
どうも、クレジットカード決済の手数料での収益を期待しているようだ。
購入された代金の3.6%+40円が手数料として差し引かれるが、そのうちのいくらかが、開発元の株式会社BASEに入るのだろう。
ある程度儲けてもらわないと、収益が上がらずサービス終了ということになってしまう。
「ラックラックストア」という店名は、タイ語から来ている。
タイ語で「rak」は「愛する」の意味。
つまり「Love loveストア」という意味になる。
当初は、サルちゃんがタイから輸入した品物を販売するためのサイトだった。
とりあえず、現在はティッシュボックスやテーブルマット&コースターのセットを販売している。
「apps」による新機能が続々と登場
このサービス、当初は、どれだけ「やる気」があるのか、未知数だった。
だが、その後に「Apps」と称して、色々な機能を追加で「インストール」することができるようになった。
現在も新機能がどんどん開発されている。
デジタルコンテンツ販売も可能に
自分的にまったく期待していなかったが、いちばん嬉しかったのが「デジタルコンテンツ」販売機能だ。
「無料でそこまでやるかー」という感じだ。
私はここで、一つの決断をした。
いままでAmazonのKindleストアで独占販売させていた自著(電子書籍のKindle本)を、ラックラクストアでも販売してみようということ。
AmazonではKindle形式の本を売り、こちらではPDF形式で販売してみることにした。
「大地震の前兆集〜生き残るための必須知識《動物編》」
とりあえず、「大地震の前兆集〜生き残るための必須知識《動物編》」の販売を開始した。
価格はAmazon Kindle本と同じ300円とした。
PDFは、A6ぐらいのサイズを想定し、スマホでも十分読めるくらいにした。
支払いはクレジットカード(デビットカード)のみしか対応していないが、ショップにメールで問い合わせてもらえれば、銀行振込などによる支払いにも応じることにしている。
AmazonもKindle本はクレジットカードのみの支払いで、カード払い不可の人は買えなくなってしまうから。
AmazonのKindleストアと違って、デジタルコンテンツの「試読」の仕組みをBASEは用意していない。
そこで、商品説明ページに、無料PDF版へのURLを付記することにした。
「ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道」
「ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道」の販売も開始した。
こちらはAmazonでは3分冊で1冊200円で販売しているが、PDF版は合冊として、380円の価格を設定した。
650ページ近くあり、読み応え十分というか、読み終えるのが大変だろう。
BASEのネットショップに関して、質問がある方は、Twitter(@noya_momose)またはこのブログのコメントで書き込んでください。
ラックラックストアは、下記のURLにあるが、このブログ右上のラックラックストアのバナーからいつでも飛ぶことができる。
BASEのサイトはこちら。
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