以前の事情を知らない人たちのために、いったい何から書き始めればいいのか…。
私は、東日本大震災の地震津波と原発事故を、事前に暗に知らされていた。
…と言っては言い過ぎだろうが、大災害を「警告」するような情報を与えられていた。
その前に、巡礼「させられた」というところから説明が必要か…。
これまで国内外の数百カ所を聖地巡礼してきたが、その行き先のほとんどは、自分の意思で決めたものではない。
私を守護し指導する「後ろの存在」から、マップダウジングによって指示されるのだ。
3.11の6年前、2005年7月から2006年4月までの9ヶ月ほどの間に、千葉〜福島の海沿いの聖地を何度も巡礼させられていた。
計10回の巡礼で廻った聖地は、のべ44ヶ所ぐらい。
指示されるがままに、地震鎮静や原発事故回避のための祈りをしてきた。
こちらのページで、巡礼した聖地などをまとめている。↓
大震災の6年前の福島聖地巡礼
上記ページでも書いているが、一連の巡礼が終わった直後に、津波のヴィジョンを見た、いや見させられた。
4/8に巡礼が終わった後の、4/10のことだった。
ちなみに、いままでの私の「ヴィジョン」は、こちらのページでまとめている。
ミッヒーさんの透視ビジョンには遠く及ばないが…。
- 百瀬のヴィジョン・幻聴・予知夢
http://d.hatena.ne.jp/nmomose/19250301/vision
その巡礼でいちばん北に行ったのが、2005年9月の福島聖地巡礼だった。
その時巡礼した神社の中には、福島第一原子力発電所の北方3〜4キロのところの海辺にある熊川諏訪神社と、福島第二原子力発電所の東南3〜4キロのところの海辺にある富岡諏訪神社も含まれていた。
いま考えると、その「目的」は歴然としていた。
津波のヴィジョンを見た時に、もっと霊感が強い人だったら、瞬時にその意味するところを悟っただろう。
福島で巡礼した神社仏閣については、こちらの巡礼記の記事で書いている。
ストリートビューで見つけた悲惨な聖地
先日、きっかけは忘れたが、何かの目的で、Googleストリートビューで調べものをしていて、前述の聖地巡礼で祈った神社に遭遇した。
Googleは今年9月に、東日本大震災の被災地のストリートビューの画像を更新した。
2011年7月〜12月に撮影され、今年4月〜8月に再撮影された写真だ。
現在、福島県の避難区域になっている中にある神社仏閣のうち、私が巡礼した神社1社を含む神社の画像をいくつか紹介したい。
ストリートビューは、Web検索ではなく、Windows用Google Earthアプリの方を使用している。
熊川諏方神社(福島県相馬郡大熊町)
熊川諏訪神社は、福一の南南西3〜4キロほどのところにある。
神社仏閣などの施設は、ストリートビューに対応している通りに面したところにないと、社殿までわかる形で撮影されていない。
私が2005年に巡礼した福島の聖地のうち、ストリートビューで写っていたのは、この1社だけだった。
Google地図検索では「福島県双葉郡 熊川諏訪神社」で見つかる。
こちらの神社では、小さな社殿は大きな被害を受けず残ったようだが、鳥居が無残な姿になって放置されたままだ。
初発神社(福島県双葉郡双葉町長塚町50)
ここを見つけたとき、私が2005年に巡礼した初発神社かと思ったが、同名の別の神社だった。
1枚目の写真では、社殿が損壊したままであることがわかるだろうか。
2枚目の写真は、神社の向かいの家が倒壊して残骸が道路に放置され、車が1台やっと通れるかどうかというくらいの隙間しかない。
ストリートビューの撮影車は通れたのだろうか。
�野(くさの)神社(福島県双葉郡浪江町大字請戸字東向38)
福一原発の北5キロほどの海沿いにあった。
道路から50mほど奥まったところに社殿があったはずだが、ストリートビューで見ても何の痕跡も見つからず、どこにあったのかわからない。
第二次大戦後の空襲の焼け野原や広島・長崎原爆の後と同様に、この一帯は何も残っていない。
それで、上空からの写真を使うことにした。
廃れた聖地を見て
こうした廃れた聖地には、もう神々はいらっしゃらないのだろうか。
人が祀るところに神は鎮座し、人がいなくなれば去っていく。
そういうものだろう。
津波は本当に恐ろしい。
それ以上に恐ろしいのは、人為的な原発事故だ。
地震や津波の被災地は、いつかは復興されても、原発事故の避難区域は、いつ「復興」されるのか、永遠にされないのか、わからない。
何度も何度も何度も書くが、この地震大国に、原発など作ってはならなかったのだ。
政治家の利権や安保絡みで日本にもたらされた原発が、取り返しの付かない事故を起こしてしまった。
これ以上しつこいことは書きたくない。
原発の恐ろしさを別の側面から見ていただこうと思って、この記事を書いたまでだ。
そして、もうひとつ言えば、自分自身のためでもある。
もっと何かしら悟っていれば、何かしらこのブログででも警告できたかもしれない。
もっと聖地巡礼ができたかもしれない。
もう二度と同じような過ちをしてはならないという気持ちで一杯だ。
だから、これからも大地震の前兆や予言・予測の情報を世に知らせる活動をしていくつもりだ。
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