昨日4/1 20:46(日本時間4/2 8:46)、南米チリでM8.2の地震があった。
地元紙によると、男女6人が死亡するなどの被害が出た。
南米の太平洋岸で広く津波が観測され、沖合の震源まで約95キロのチリ北部イキケで高さ2メートルに達した。
気象庁は、津波注意報レベルの20センチ~1メートル程度の津波が4/3朝に日本の太平洋沿岸に到達する可能性があると発表。
津波の到達は、最も早い北海道東部で午前5時、岩手、宮城、茨城、千葉が5時半、神奈川、静岡が6時、愛知、三重、和歌山が6時半、高知、宮崎が7時で、沖縄に7時半に達する見込み。
この地震は新月直後に発生した、満月・新月トリガーによる発震だったようだ。
数日前に、Google Earthを開くと、チリ沖で非常に多くの群発地震が起きていることに気づいた。
だが、こんなに大きな本震が起きるとは想像していなかった。
その画像を貼り付けておく。
この地震に限らず、群発地震が起きた時には、それが前震である可能性を常に考慮すべきだろう。
津波は、高さ1メートルではほとんどの人間の命を奪う威力がある。
たとえ数十センチでも、大人の人間が倒されて流される可能性が高い。
地形によっても津波の高さは変わるし、満潮と重なって高くなることもある。
北海道から沖縄まで、どこに到達するかわからないが、太平洋沿岸に住む方々は、十分注意してください。