最近の木村政昭氏(琉球大学名誉教授)のHP更新が頻繁に行われていて、見逃せない。
今日も、このような重大な内容が更新されていた。
4/1にチリ沖で起きたM8.2の地震の影響で、日本列島も注意が必要というのだ。
地球の裏側の地震が日本にも影響するというのは驚くべきことだ。
そのことを、地図を示して過去のデータから類推している。
私も以前から、太平洋プレート境界の東側付近で大きな地震(たとえばM6クラス)があると、しばらくして日本の東沖の太平洋プレート境界あたりでもM6前後の地震が起きることが多いことに気づいていた。
どんなに離れてはいても、やはり同じ太平洋プレートの東の端が揺れれば西の端も揺れるということだ。
例を挙げると…。
2000年6月4日にはスマトラ島沖地震(M8.0)が起き、その約1年後の2001年6月23日にペルー沖でM8.4の地震が起きた。
2010年2月27日にチリ中部沿岸で起きたチリ地震(M8.5)の約1年後の2011年3月11日には、東日本大震災(M9.0)が発生している。
他にも例があるが、太平洋の西と東とで交互に巨大地震が発生しているというのだ。
これまでは、チリ付近の大地震後1-6年、平均4年後に日本付近の巨大地震が発生していいる。
つまり、2015-20年(平均値では2018年)頃の日本付近の地震に注意というのだ。
ちょうど2016年から2017年頃に起きる可能性があると私が考えている南海トラフ地震なのだろうか。
ただし、木村氏は南海トラフ地震はあと数十年は起きないとの説を出している。
さあ、どうなるのだろうか。
私は25年以上のSEとしての仕事によって、一見不規則なデータから規則性を見つけ出すのが仕事の内だったが、南米の地震との対応についても、今後自分なりに研究したいものだ。
- 2014年のチリ沖地震(M8.5)ー日本への影響は?(木村政昭ホームページ)
http://kimuramasaaki.sakura.ne.jp/site2/2014/04/06/937/
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