今日というか日付が変わって昨日8/16に、MKレストラン新宿店へ初めて行った。
サルちゃんはタイ友と行ったことがあって、2回目だった。
MKレストランと聞いてパッとわかるのは、だいたいタイへ行ったことがある人だろう。
タイで最も人気のある「タイスキ」のレストランチェーンの一つだ。
ここでまた「タイスキって?」という質問が出るかもしれない。
タイ人が「スキーヤキー」または「スキー」と呼んでいる料理のことだ。
もちろん語源は日本の「すき焼き」にあるが、その料理の実態はスキヤキではなくシャブシャブに近い。
なぜタイ版シャブシャブを「スキヤキ」と呼ぶようになったのかについては、Wikipediaの「タイスキ」の項でも説明されていない。
鍋にスープを入れて、そこに肉や野菜を入れて、独自の辛味があるソースにつけて食べる。
日本人は「タイスキ」と呼ぶが、これは日本のスキヤキと混同して紛らわしいからということかもしれない。
タイ人は、タイスキと呼んだりはしない。
私はバンコクで一度だけ、MKで食べたことがある。
店員の女の子たちが、突然に音楽が流れだした中で踊り出すのにビックリした覚えがある。
「MKスキー、スキスキー」といった歌に合わせて、踊るのだ。
だが、日本のMKレストランでは、残念ながら、やらない。
お暇な方(?)と、「懐かしい!」と思う方は、こちらにダンス風景のYouTube動画があります。
MK Restaurant dance(タイスキ) - YouTube
日本のMKレストランは、本場タイのスキとはちょっと違う。
タレはタイの店のものを辛くなくしたものと、ゴマだれ、ポン酢の3種類がテーブルに置かれている。
本来のスキ用タレは、サルちゃんのようなタイ人には辛さが物足りないようだ。
唐辛子粉を置いてくれれば良いのにと思う。
スープも、オリジナル・パイタン・チゲの中から選択することができる。
サルちゃんは、迷うことなくオリジナルを選んだ。
【今日の食卓】MKレストラン新宿店まのタイスキ食べ放題2000円+ダック500円。食べ放題はタイにはない。タレがタイほど辛くないが味は同じ。安い、アロイ!MK suki, suki suki jn Shinjuku.
日本のMKには、食べ放題コースがある。
というか、これがメインになっている。
タイでは「食べ放題コース」というものがなく、鍋に入れる具材はその都度注文しなければならない。
店は、新宿伊勢丹の向かい、H&Mの並びにある。
下に映画館が入った新宿文化ビルの3階になる。
店へ入ると、意外にも、店員はほとんど日本人だ。
一人だけ、タイ人の女性がいたようだ。
土曜日の12時ちょっと過ぎに入ったが、席はまだあった。
値段は、食べ放題の「MK鍋」のレギュラーコースが税込みで1922円。
3歳未満の子供は無料で、3歳以降の幼児は500円だ。
他に、プラス180円でソフトドリンク飲み放題となる。
ビール(生が税込み540円)などのアルコール類は都度オーダーするシステムで、飲み放題はない。
MK鍋にローストダックをつけると523円増しになる。
タイの店では、ダック(アヒル)は柔らかくて美味しいそうだ。
「プレミアムコース」では、800円ほど高くなり、海老、カニ、帆立貝柱、特選海老すり身といった海鮮の具が加わる。
野菜類は、白菜、小松菜、水菜、チンゲン菜、長ねぎ、しめじ、えのき、ベビーコーン、人参、わかめといったところ。
タイ野菜がないのは、輸入食材を使うとコストが上がってしまうからだろうか。
ランチのMK鍋は多少安くなるが、平日だけになる。
ご飯やバミー麺を含めた肉や野菜すべてが追加料金なしで注文できる。
追加オーダーは、テーブルの上の端末から行う。
時間制限は90分。
これは、ラストオーダーが90分以内にということのようで、90分すぎても退席を求められることはなかった。
非常にリーズナブルな価格設定と言えるかもしれない。
MK鍋の肉類は、牛カルビ、豚ロース、鶏もも、鶏ミンチといったところ。
他に、水餃子、海苔巻きミンチ、エビワンタン、ウインナー、シュウマイなどもある。
私は元々牛肉は食べず、サルちゃんもヒンドゥー神エラワン(ガネーシャ神)も信仰しているため牛肉は一切食べない。
豚ロース、鶏ミンチ、水餃子、海苔巻きミンチ、エビワンタンをメインに頼んでいた。
サルちゃんは、海苔で巻いたミンチが特に気に入ったようだった。
唯一の海産物である海老ワンタンも美味しい。
【ソーセージぐらいしか食べず店員の邪魔をするのに忙しかった龍矢。愛弥美は写真を撮るために座らせた】
ちなみに、「MKって何?」とサルちゃんに聞いても、わからないという答え。
たぶん創業者か誰かの名前ではないかと。
Wikipediaの「MKレストラン」の項によると、「MK」という名称は、創業時に支援を行ったマーコン・キンジー(Markon King Yee)氏の名前に由来するという。
日本のMKレストランは、ほっともっと等を運営するプレナスによって1993年に福岡市に1号店が開店した。
その後、九州など西日本を中心にチェーンが広まっていったが、東京ではまだ2010年にオープンした新宿店のみだ。
【今日の食卓】「MKスキー、スキスキー」日本のMKレストランではスタッフが突然踊り出すショータイムがないのが残念。At MK Restaurant in Shinjuku.
龍矢は、ウインナーソーセージと豚肉ぐらいしか食べなかった。
私とサルちゃんは、この1年ぐらい、外食でこんなにお腹いっぱい食べたことがないというくらい、目一杯食べた。
彼女は、今日だけはダイエットも忘れて食べた。
私は、これで落ちた体重が少しは回復したかもしれない。
夕食は、二人とも小さなカップ麺しか食べなかった。
味にうるさいサルちゃんも、MKソースの辛さが物足りない以外は大満足だったようだ。
私はMKソースとゴマだれを交互に使っていた。
私が生ビール1杯とタイビールのシンハを1杯飲んで、合計が6千円ほどだった。
アロイマークカップ(美味しかったです)
こちらに、店内で撮ったYouTube動画がある。
■MKレストラン新宿店でタイスキ食べ放題
MKレストラン新宿店でタイスキ食べ放題 - YouTube

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ただし日本人にはかなり辛く、タイMKのオリジナルのタレに近い辛さがある。
上記のAmazonで扱っているタレは試したことがなく、味のほどは不明だ。