【追記:2016/10/16】この記事を書いて2年たって、この時に使用したデータに問題があることがわかったので、下記の『追求三昧』ブログで全面的に見直した記事を書きました。
昨日の記事では「雑談的」に、あまり根拠がないかもしれないことを書いてしまった。
これから書くことも同様(?)などと初めから書いてしまうと読んでもらえなくなるかもしれないが…。^^;
昨日よりは、もうちょっと説得力があるかもしれない(?)
今日のネタは、タイトルの通り。
「台風19号は、直後に地震が起きる真上を通過して行った?」という可能性を検討してみる。
大型の台風19号は、10月14日に日本列島を縦断して大きな被害が出た。
その直後に、台風の進路の付近で、以下の3つの地震が起きていた。
ちょっと画像が大きくなるが、「デジタル台風」サイトから借用した地図を貼り付けておく。
上記3つの震源を黄緑色の丸印で書き込んでいる。
紀伊水道の震源など、黄緑色の丸印が台風の進路と完全に重なってしまっている。
規模は小さめだが、どうなのだろうか。
下記のPDF資料によると、「震度5以上の地震の1週間位内後に台風が震源の真上を通る」とある。
前述の台風19号のケースでは、この逆で、台風が通過した後で地震が起きている。
だが、9月27日の御嶽山噴火の後に、その近くを通ってはいる。
前述の例では、台風19号が、直後に地震が起きる震源に吸い寄せられるように進路を微妙に変えて進んでいったようにも思われる。
果たして、このような法則があるのだろうか。
あるいは、たんなる偶然なのか。
一つ前の台風18号をチェックしたところ、同様の地震が2回ほど起きていた。
下の地図にあるように、10月6日に台風18号が通過して1時間ほど後で、茨城県南部でM3.4の地震が起きている。
また、3日後に茨城県沖M3.9が起きていた。
Boppo氏が言うように、台風は地震を抑制する効果があり、今にも揺れそうな歪みが蓄積していても揺れず、台風が通過した後で揺れるということなのか。
ここまで読まれて、私が以前の記事で、この記事の内容と矛盾したことを書いていたことに気づかれただろうか?
そう、「台風は大地震の震源となる地点を迂回して進む?」の記事だ。
このタイトル通り、台風18号が発生直後に、1週間後にM5.9の地震が起きる地点を「迂回」するような進路を取った。
どちらが本当なのだろうか。
あり得る可能性として、以下の4つが考えられるだろう。
- (A)台風は、直後に地震の震源となる地点を迂回して進む。
- (B)台風は、直後に地震の震源となる地点の上空を進む。
- (C)条件によって(A)と(B)のいずれのケースも起こり得る。
- (D)(A)も(B)もなく、すべては偶然によるもの。
今後、さらにデータを収集して検討することにしたい。
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