10/10の赤焼けと10/11の地鳴りは地震の前兆ではなかった？ - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

今日は結婚3周年のお祝いとして、新宿プリンスホテルでランチバイキングを食べに行った。
一人2700円で、1.5時間食べ放題で、週末は200円高くなるが、茹でたカニが食べられる。
カニを含めて全体的に味はそれほど美味しいという程ではなく、値段相応といったところだった。
ピザとか冷めかかっていたが、暖かくでもそれほど美味しくなかったかも。
それでもデザートのケーキやプディング類は美味しいものが多く、それなりに楽しめた。
あらかじめネット上で予約が必要だ。

10月10日（金）夕方には、各地で真っ赤な赤焼けが見られ、ネット上で報告が目立った。
Facebookの地震前兆グループでも投稿が多数あり、私自身も仕事の終わりに大田区の流通センター駅近くで見た。

波状雲が西の方へ収束しているように見えたが、地震の前兆とはちょっと違うかなと思っていた。
その理由としては、関東でも西日本でも、カメラを向けた方角（つまり太陽が沈む西の方）へ収束するような波状雲に見えたこと。
これが地震前兆雲ならば、西の方で地震が起きることになる。
その後1週間たっても、対応するような地震はないように思われる。

【地震雲】10/10 17:10頃に大田区流通センター駅付近で西へ収束する波状雲の彩雲。わかりやすく画像処理している。 @kokanranger 報告

【地震雲】10/10 17:30頃に大田区平和島駅付近で西へ収束する波状雲と赤焼け。 @kokanranger 報告

各地の赤焼けの報告は、「真実を探すブログ」の下記の記事でもまとめられている。
■【注意】日本の各地で異常に真っ赤な空が撮影される！大地震前の赤焼け空とも類似！台風が原因か！？

日本の…というか世界の地震雲研究の先駆者であった鍵田忠三郎氏は、自著『これが地震雲だ』（NGS）で、こう書いている。

地震の前も台風の前も、夕焼け朝焼けともに同じように乱れた真っ赤な空となるのです。間違うくらいです。

なぜかというと、地震エネルギーも台風のエネルギーも同じものだからだという。

ちょうど10日には、強力な台風19号が沖縄本島の南方に迫っていて、その後13日～14日にかけて本土に上陸し縦断して大きな被害が出る結果となった。
では10日の赤焼けは台風19号の前兆だったのかというと、翌日11日には青森県東方沖でM6.1の地震があった。

以上を、下記のデジタル台風サイトの地図にまとめておく。
f:id:nmomose:20141018223156j:plain

赤焼けは、地震か台風かどちらの前兆だったのか、微妙なところだ。
自分的には、どちらかといえば台風の前兆だったのではないかと考えている。

それと、今回も台風が通る前に、付近で大きな地震が起きた例となるかもしれない。
興味深いところだ。

地鳴りの正体は？

赤焼け騒ぎがあった翌日の夜には、こんどは「地鳴り」がネット上で話題になっていた。
ちょうど私も家の中で、外で地鳴りのような音を聞いていた。
時間ははっきり覚えていないが、20時前後頃だったのではないかと思う。

Facebookの地震前兆グループでも話題になっていて、多くの書き込みがあった。
ネット上でいろいろ調べてみると、この「犯人」がわかった。
ちょうどこの時間、20:20頃に、埼玉県鴻巣市の「こうのす花火大会」が行われていて、重さ464キロの4尺玉の打ち上げにも成功し、「最大の打ち上げ花火」としてギネス世界記録に認定されていた。

Yahooリアリタイム検索で調べてみると、ちょうど地鳴りがするという書き込みがTwitterなどで増えていた時あたりに、鴻巣でギネス記録となった四尺玉が打ち上げられていたようなのだ。

だが、地鳴りは横浜、八王子、茨城など巻頭の広い範囲で聞かれていて、通常ならば鴻巣の花火ではあり得ないという話になる。
また、あの重低音は花火の音ではあり得ないという声もあった。

それでもやはり、その四尺玉が犯人だったようなのだ。
花火の音が低周波音として、地鳴りとして地表を伝わり、広い関東の範囲に届いていたというのだ。

更に調べてみると、昨年のこうのす花火大会の時にも、広範囲で地鳴りが聞かれ、騒動になっていたことがわかった。

これで、犯人はほぼ確定と言えるのではないだろうか？