地震の前兆か？イワシ、クマ、イノシシなど動物の異常行動 - 探求三昧（はてな支部） - 地震前兆／超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

あと10日ほどで、サルちゃんと子供二人が父の墓参り…ではなく墓がないので供養のため、タイへ帰省して2ヶ月ほど滞在する。
その直前まで、私は本の執筆などで超多忙だ。
そのため、相変わらず「電車ブロガー」に徹している。

このところ、野生動物の出没など、宏観異常現象としても見られる異常行動が多発している。
10/31に下記の記事を書いたが、11月に入っても続々とニュースが流れる。

11/3早朝、北海道勇払郡むかわ町で大量のイワシが打ち上げられた。
この日11:28に胆振地方中東部でM6.4の地震があり、これの前兆でしたで話が終わるかもしれないと思っていた。
震源は苫小牧の東方の海辺あたりで、むかわ町に非常に近かった。

だが、11/5には襟裳岬の西にあり、むかわ町から80キロほどの浦河町の港で、イワシが大量に打ち上げられた。

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NHKニュースによると、専門家は海水温の低下によりイワシが居場所を変えているせいではないかという。

だが、3日のむかわ町での打ち上げ当日に近くで地震が「たまたま」起きたと考えるには無理があるかもしれない。
だとすると、後続の地震があるのだろうか。
地震の前にも海水温の上昇や低下が見られるというから、やはり関係があるのかもしれない。

以下は、拙著『大地震の前兆集【動物編】』で書いていることだが…。
三陸沿岸の漁民の間では、「イワシでやられてイカで助かる」という諺がある。
津波の直前にイワシの大群が岸に押し寄せ、津波の後でイカが多穫されるという古くからの経験にもとづくものだ。

大正関東大震災の前には、横浜市の川をイワシの大群が遡上した。
1896年（明治29年）6月15日の明治三陸地震と1933年（昭和8年）3月3日の昭和三陸地震（M8.1～M8.4）の前には、イワシの大群が海岸一帯を埋め尽くした。

…と、ここまで書いて「電車ブロガー」に与えられた時間が終わってしまった。
他にも、クマやイノシシの出没が本土の中央部を中心に各地で起きている。

滋賀県では、10月からクマが急増しているという。
原因としては、クマの餌であるドングリ、栗、ヤマブドウなどの凶作によって、食物を求めて里まで下りてくるのではないかという。

岐阜県高山市では今日7日に、74歳の男性が自分のリンゴ畑でクマに襲われ死亡した。
同じ7日6時55分頃、富山県立山町芦峅寺（あしくらじ）の空き地で、近くに住む無職の84歳の男性がクマ捕獲用のわなから出てきたクマに襲われた。
長野県でもクマ出没が相次ぎ、過去最悪の人身被害が起きているという。

Facebookの地震前兆グループでは、神戸市でイノシシを目撃したという人がいた。
香川県高松市では、市街地や港でイノシシの出没が相次いでいる。

東京や埼玉でも、イノシシの出没が相次いでいる。
群馬県の前橋や高崎では、クマやアライグマやシカなどの野生動物の目撃が相次いでいて、前橋市・高崎市が注意を呼び掛けている。

もうこうなってくると、日本中どこでも？といった感じだ。
クマやイノシシだけでなく、シカやアライグマなどの動物も？
これだけ広範囲だと、もはや地震前兆とは思えなくなってくる？

ところで台風20号は、米軍予想では日本列島直撃もあり得るとのことだったが…。
今日7日午前中、日本の東の海上で温帯低気圧に変わった。

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デジタル台風のお進路図を見ると、微妙に東へ逸れて日本から離れていったように見える。
東日本余震域あたりで大きな地震がなければ良いと思う。
高気圧とか、「地震」以外の要因であれば良いのだが。

今日11月7日12時33分頃（日本時間）、パプアニューギニアを震源とするM6.4の地震があった。
大地震が北上してこなければ良いが。
とにかく、もうしばらく類似のニュースをウォッチすることにしたい。