今日、久しぶりにTOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
正月明けに房総半島冲で発生したスロー地震、またはスロースリップに関する内容だ。
tocana.jp
今回は、あまり書き加えることはない。
スロースリップについて詳しく知りたい方は、記事で紹介した『スロー地震とは何か―巨大地震予知の可能性を探る』(川崎一朗著・日本放送出版協会)の一読をお薦めする。
Amazonで古書が安く出ていると思う。
3.11の5年前に書かれた古い本だが、現在でも類書はほとんどなく貴重な本だ。
三陸沖スロースリップについて書かれた章では、過去のスロー地震の発生地図が載っている。
こらを見ると、3.11の震源よりも北の方で何度かおきていたが、その南方では空白があったことがよくわかる。
三陸沖から茨城沖にかけて、30年から50年に一度M8クラスが起きても不思議ではないのに3.11までなかったのは、スロースリップによるエネルギーの解放の故だったのか。
「週刊女性」の記事では、これまで首都直下地震は、早ければ今年3月にも起きると伝えてきたが、それが一層現実味をおびてきたとある。
この記事を読むために、わざわざ買ったが、発売直後にコンビニを数軒回ってもなかったのは、派手な見出しに買わされた人が多かったせいか。
スロー地震とは何か―巨大地震予知の可能性を探る (NHKブックス)
- 作者: 川崎一朗
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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