生まれくる娘の名前は「あやみ」に決まって、漢字の候補も絞り込まれてきた。
妊娠37週目になった月曜日の検診では、体重が3160gもあった。
出産予定日は19日と2週間先なのに、龍矢が生まれた時の体重と同じくらいになった。
「あやみ」という名前は、名前の候補の中から「本人」が選んだものだが、なぜこの名前なのだろう?
4人の名前には、全部「や」の音が入っている。
更に、アルファベットで書いて気づいたのは、サルタヤーとアヤミにはAYAが含まれていること。
タイ人は皆、家でも会社でもニックネームで呼び合い、本当の名前で呼ぶことはあまりない。
この子のニックネームは、「あや」だ。
龍矢はすでに覚えて、サルちゃんのお腹を指差して「あや、あや」と呼んでいる。
4人の名前をアルファベットで書いて並べると、図のようになる。
NAOYAの中には、サルちゃんのニックネームであるAOYが含まれる。
…と、ここまで書いて、更なる発見をした。
NAOYAの中にも、AYAが含まれていること。
両親の名前に含まれる名前を選んだのだろうか?
まるで、この家族は名前にも絆があるかのような不思議な結びつきがある。
あやみは、そこまで考慮して自分の名前を決めたのだろうか。
龍矢の名前を決めた時のことは、こちらの記事で書いている。
written by iHatenaSync