今TwilogというTwitter関連のサイトで見たら、私はツイッターを始めてから丸5年になることを知った。
2009年11月に、最初のアカウント(@noya_momose)を始めたのだった。
いま思うと、ツイートできる文字数は制限があるので、アカウント名はもうちょっと短くすべきだった。
手動ではあまり呟かず、自動ツイートの仕組みを取り入れて、様々なブログやニュースなどを1日50件以上ツイートをしている。
そして自分ではまったくタイムラインを読まない(暇がない)という、変なTwitterユーザーだ。
今日は、ちょっと干支(えと)の話を。
今の日本では、干支にこだわる人は少ないですね。
自分が何年生まれかを知らない人はまずいないけれど、それで運勢や異性との相性を見たりはらあまりしない。
でも沖縄では、今でも干支を重視しますね。
先日の記事で、聖地巡礼して拝む時には必ず自己紹介から始めると書いたけれど、その時に干支も伝えます。
私はかつて琉球シャーマンの方に拝み方などを教わった関係で、そういう習慣がついた。
「百瀬直也と申します。昭和31年5月5日生まれ、申年です」という風に。
その後で、現実世界と霊界の調和と宇宙全体の平和を祈って、またその神社仏閣にお参りする人々の幸せと寺社の発展を祈る。
その後で本題に入ります。
本題といっても、自分の願望などを祈ることはなく、災害の鎮静とか、全体が良くなるようにという祈りですね。
サルちゃんが1月2日に、中国寺院と思われるところへお参りに行った写真をInstagramに投稿していたので、「なんで?」と聞いてみた。
すると、自分は未年生まれで今年は運勢が良くないから、中国寺院の僧侶にお祈り(お祓い?)してもらったのだとか。
中国では、未年生まれは縁起が悪いとされている。
昨年末にニュース記事を読んだ人もいるかもしれません。
昨年に妊娠した女性は、午年のうちに帝王切開で駆け込み出産する動きが目立っているという。
下記のレコードチャイナの記事にあります。
http://www.recordchina.co.jp/a4714.html
また、未年の前年の午年の前半に妊娠を知った女性の中には、未年生まれにならないように堕ろしてしまう人もいるとか。
タイでも、そういう中国の影響を受けているのでしょうね。
干支はけっこう重視されるみたいです。
サルちゃんに、私の申年は今年はどうなのか聞いてみたら、今年は良くて、龍を拝めば良いと言われた。
中国では、羊は必ずしも悪い意味ばかりではない。
羊は忠誠心があり、度量が大きく慈悲に溢れて良いが、受け身なため現代ではリーダーになれないと思われている。
言ってみてば、中華思想的なものですね。
また、未年の女性は浪費家などとも言われる。
自分の考えでは、このようなことはすべて根拠がなく、無視して良いものと思います。
でも、サルちゃんにはそういうことは言わず、そういうことをして満足するならばやれば良いと。
いわゆる十二支とは、何に基づいているか、知っていますか?
じつは、これは太陽系上の木星の運行に基づいているんですね。
干支は12種類あって、12年で一巡りするでしょう?
木星の公転周期は約11.86年、つまりおよそ12年なんですね。
つまり、西洋占星術のサイン(星座宮)は干支と対応していて、十二支の最初のねずみ年は山羊座に対応するそうです。
この辺のことは、下記のPeachyの記事に書かれています。
西洋占星学と干支の意外な共通点 - Peachy - ライブドアニュース
上記の対応によると、今年は未年だから、西洋占星術では木星が獅子座にあるはずですね。
Astrologというフリーウエアで今日のホロスコープを見てみると、たしかに木星は獅子座20度にある。
下記の図で、占星術の記号の知識がないと何が何だかわからないだろうけれど、いちばん下の外周のオタマジャクシみたいな記号が木星です。
そこの数字の5のところに、木星を示す惑星記号がある。
惑星記号については、下記のWikipediaの項を参照してください。
惑星記号 - Wikipedia
上記ページの画像にリンクを貼ると、これが木星です。↓
上記の干支と星座の対応は、常に固定したものではなくて、おそらく年々ズレていくものだと思います。
たとえば、私が生まれた時には、木星は獅子座にあって、これは前述のように現在では未年に対応するはずの星座です。
参考までに、自分の出生時のホロスコープを載せておきます。
このように、東洋の暦に基づく占いというのは、天体の位置を求めるのが大雑把なんですね。
これに対して、西洋占星術では、現代の天文学者がケチをつける隙がないほどに正確に天体の位置を求めます。
たとえば、弘法大師空海が唐から持ち帰ったといわれる宿曜経があります。
現代では宿曜占術として親しまれているけれど、これは元々インドのジョーティシュ(インド占星術)が中国に伝わって変形したものです。
ジョーティシュでは西洋占星術と同様に正確に天体の位置を算出するけれど、宿曜経の方は暦に基づくものに変わり、正確性が失われた。
だから、アジアに伝わる暦による占いのたぐいは、あまりガチガチに信じない方が良いと思っています。
もともと根拠が薄いものだから。
かといって、西洋占星術が「根拠」があるかどうかは、また別問題ですが。
もともと近代の自然科学というのは、言ってみれば占星術を否定するところから始まっているんです。
そういう意味では、現代自然科学が占星術を受け入れるのは、超常現象を受け入れるのよりもずっと困難でしょうね。
言ってることが伝わっているか、だんだん自信がなくなってきた。^^;
要は何が言いたいかというと、干支とかにあまりガチガチに縛られない方が良いということですね。
天中殺とかも、たぶん同様ではないかと。
それでも、どうしても不安があるという人は、サルちゃんのように神仏に頼れば良いのではないかと思います。
それで気が済むのならば。
あと、干支による相性というのがありますね。
あれは、まったく根拠がなくもないのかもしれない。
前述の「正確さ」というのを考慮しなければ、の話だけど。
たとえば、干支に基づく占いのたぐいでは「4歳違いは結婚に良い相性」などと言いますね。
あれは何を根拠としているかというと、実は互いの生まれた時の木星の位置によるものなんですね。
西洋占星術的にいうと、4歳差というのは木星同士の位置が約120度の吉とされる関係(とラインと呼ぶ)です。
下記のページで4歳差とか8歳差とか言っているのは、この120度の関係のことなんですね。
日本通運 Dr.コパの風水の知恵かしまSHOW
こういう太陽や月や木星などによる相性というのは、もしかしたらあるのかもしれません。
ただし、前述のように、東洋の占いでは正確さに欠ける部分があるけれど。
そして、科学的に何らかの説明がつくかというと、その可能性は限りなく0に近いでしょう。
たとえ、もし「天体の悪い影響」というような法則があったとしても、人間が霊的に成長していくと、そういう悪いものの影響を受けなくなるのではないかと考えています。
こういうこと書き始めると、ほんとにもうキリがないんですよ。
すみませんが、今日はこのへんでやめておきます。
占いで色々悪いことを言われて思い悩むのならば、最初から見てもらわない方が良いと思いますね。
それがどうしても難しいのならば、良いことを言われた時だけ信じるとか、すれば良いと思います。
※若い頃に、この方の本で色々勉強させてもらいました。
だいぶ前に亡くなっていたことを知ったのは、つい最近でした。
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その中国のお寺にお参りした時の写真。
【龍矢】【愛弥美】中国のお寺で鐘をついたの?At Chinese temple.
こちらは昨日仏教寺院へお参りした時の写真。
仏像に金箔を貼るのがタイの習慣。
【龍矢】おはよ。お釈迦さまに金箔を貼っているところ。Ohayo.