※2015/02/06の記事を加筆訂正したものです。
今日10時25分頃、徳島県南部でM5.0の地震があった。
震源は、徳島県海部郡牟岐町の海辺のあたり。
最大震度は、震源近くの牟岐町で震度5弱だった。
震源の地図を見て、「やっぱりあれが前兆だったか!」と思った。
「あれって、瀬戸内海のイルカとクジラの出現のことでしょ」と思われた方がいるかもしれない。
いや、もちろんそれも念頭にあった。
2/4の記事で書いた、愛媛県南予のM4.0の地震の前兆かと思われたものだ。
だが、この地震は同じ四国でも反対側の太平洋沿いなので、微妙なところだ。
あれというのは、ミミズのこと。
…と書いても、覚えてる人は少ないかな。
昨年11/29の記事で書いた、四国のミミズ大量発生の件。
11月25日~27日頃に徳島県南部の海沿いで、ミミズが大量発生した。
気になる動物と空の地震前兆現象~四国のミミズ発生は南海地震の前兆か? - 探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求
上記の記事で示した、ミミズ大量出現地の場所をプロットした地図に、今日の地震の震源を書き加えたのが下記の地図だ。
赤丸が大量のミミズが目撃された場所。
黄緑色の丸が震源。
そして、ピンマークが私のダウジング予測で出た地点だ。
目撃地点の一つである牟岐町は、今朝の地震の震源だったから、赤丸と緑丸がピッタリ重なるのだが、わからなくなってしまうので、ちょっとずらして描いた。
2ヶ月ちょっとたってから地震が発生したことになる。
カンタロウミミズ(シーボルトミミズ)は、春と晩秋に大移動する習性があるという。
だが、昨年秋は出現した数が異常に多かったというから、今日の地震の前兆かどうかは微妙なところだ。
ミミズが出現したあたりは、南海地震が起きたら津波に襲われる可能性が高いところだ。
今朝の地震は、南海地震(南海トラフ地震)の前兆となる地震なのだろうか?
今日記者会見した気象庁の長谷川洋平・地震津波監視課長は、南海トラフ地震との関連性について「現段階では分からないが、本来想定される太平洋と陸のプレートの境界付近で起きたわけではなく、発生後の余震活動も低調に推移している」と語った。
とは言うものの、今朝の地震の震源は、南海トラフ地震(南海地震)の想定震源域の範囲内だ。
2/3の愛媛県南予の地震と続けざまに起きたことも、やはりその可能性を考えてしまう。
ミミズ、アリ、モグラといった地中に棲む生物は、地上で生きる動物(人間も含む)よりも先立って地殻変動に伴う地震前兆に敏感に反応するらしい。
なので、数ヶ月前(3~4ヶ月前)頃にそのような現象があっても、関係なくはないかもしれない。
地震の規模にもよるが、今回のようなM5クラスだと、規模と遅延の関係は妥当なところか。
一般的に、ミミズが大量に発生したからといって必ずしも地震の前兆とは限らないが、冬場に見かけた時は注意すべきかもしれない。
それから、地震予知としては、「地震くるかも」というサイトがあって、有料版なので詳細は書けないが、この地震を予測していたようだ。
※拙著Kindle本では、ミミズ、アリ、モグラの前兆例も多数紹介しています。
[asin:B00B3IK9IG:detail]
こちらの本でも、10ページ以上にわたって動物の前兆例を紹介しています。
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